Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

眼福

2020-10-10 20:54:56 | 展覧会・建築・器

上野の国立西洋美術館[新館 版画素描展示室]で開催中の『内藤コレクション展Ⅲ「写本彩飾の精華 天に捧ぐ歌、神の理」』を見に行った。

会期:2020年9月8日(火)~10月18日(日)開館時間:9:30~17:30
毎週金・土曜日:9:30~21:00
10月13日(火)~10月17日(土): 9:30~21:00
※入館は閉館の30分前まで

7月に『内藤コレクション展Ⅱ』に行ってその美に圧倒された私。

その同じシリーズでの第三回目、最終回という展覧会だ。

特に今回は楽譜が多く展示されるというので、先回よりも更に期待に胸は高鳴る~!!

今回展示されるものはHPによると

「今回の出品作の核のひとつとなるのは、聖歌集に由来するリーフです。天に捧げる歌を記した一連のリーフは、グループで参照されたために大型の判型をもつものも多く、その大きく華やかな装飾には、ときに小型絵画に匹敵する見応えがあります。もうひとつの核となるのは、教会法令集由来のリーフです。教会法令集とは、教父文書、公会議決議、教皇令を中心に、カトリック教会の組織運営や信徒たちの信仰、生活に関して定めた法文を所収した書物のことです。それらのリーフにおいては、とりわけ、余白にびっしりと記された注釈に圧倒されるでしょう。濃密な文字の列からは、神の理を明らかにしようとした学者たちの熱意が彷彿されます。」

とにかくゆったりした空間の中に身を置いて、心行くまで中世の美に浸る至福

こんな贅沢な時間の過ごし方があるだろうか・・・まさに眼福を得る!!

この展覧会はフラッシュを焚かなければ写真撮影可なので何枚か撮った。

 

 

 

撮った写本の部分をトリミングしてみた。

思わず、へへへ・・・

こんな風につい笑っちゃう絵が随所にあって、にやり~!!

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