Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

偶然ということ

2005-10-27 00:02:56 | 日々の雑感・近況
その偶然によって人生が変わりました!などという大仰なものではなくほんの些細な偶然に日々の生活の中で遭遇する時、私は村上春樹さんのいうように『僕としてはただ、ある種の不思議さに打たれる』(東京奇譚集より)
偶然は、実は日常茶飯に起こっているのではなかろうか。こちらが気付かないだけで・・・。
ある出来事、引っかかっている事などに頭が集中している時、はっきり意識することなくそれに対してアンテナが張り巡らされるようだ。そんな時、いつもだったらすり抜けてしまう事が突然「偶然」という形をとって眼前に立ち現れる。ちょっと驚いたり少し楽しくなったりするけれども、あるがまま受け入れて生きていく。

ここのとこ起きたこと。
これもある偶然に導かれて立ち寄るようになった古書店に昨日入ったら、ひっそり↓のマッチが並んでいた。1950~60年代のチェコのマッチ・ラベルの復刻版(レプリカ)とのことだった。ついこの間見たアニメーションを生んだ国のマッチの絵柄だ!!ドキン!たまたま頼まれて並べたんですよ~、というお店の方のお話だったが、「チェコ・アニメーション特集」心に引っかかってたんだー、と思う。でなきゃこんな小さい箱に目がとまる筈がない。
           
           
今朝歩きながら、最近読んだルーマニアの「サラダ」のことをぼけっと考えていた。ルーマニアで「きゅうりサラダ」といったらそれは「きゅうりだけのサラダ」のこと、調味料もなし、なんていう記事だった。(Blog「ルーマニアから」)きゅうりだけねぇ(笑)でもそれがお国柄なのね、なんて思いながら帰宅した。
その直後にが鳴った、いきなり
「あのさあ、ルーマニア・・・」
ええぇぇぇ・・・!な、なんなのっ!なんでっ・・・!
落ち着いて聞いてみたら「ルーマニア民俗舞曲」(B.バルトーク)のぺダリングについての質問だった。お、おろろいた~

でも、でも、今、気付いた!昨日の記事「ファンファーレ・チョカリーア」ってルーマニア出身なんだよね

だから、何なの!と言われたら・・・
にゃんでもない!って答えるだけだけどね      
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2 コメント

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Unknown (ドジな奴)
2005-10-27 07:35:12
鉛筆庵様はさらりと書いているが、非常に起こり難そうな「偶然」に遭遇し、「不思議さ」に感動していらっしゃるのだと思います。所が、この様なことが必ずしも不思議ではないことが分ってきたようです。スモールワールド・ネットワークという考え方で霊感とか、予知夢とか、出会いとか、偶然にしては余りに確率が小さくて有り得そうにないと普通は感じられる事が合理的に理解・納得出来るそうです。マーク・ブキャナンの本に詳細に説明されているようです。
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へ~! (rubicone)
2005-10-27 22:21:59
ドジな奴さま、



>スモールワールド・ネットワーク

という考え方があるのですか

マーク・ブキャナンで検索しましたら、色々あるのですね。吃驚~
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