Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

イムヌス、ラウダそしてバザー☆

2011-08-04 00:25:34 | 音楽
先回行けなかったので、何だか久しぶり、な感じになってしまった『ラウダを歌う会』。今年は「クララ会創立800年」の記念年ということで、講座とともにクララ会の姉妹製作の品々が並べられたバザーも特別に行われた。

この日のラテン語のイムヌスはその特別な日にちなんだ”O Clara luce clarior(聖クララ祝日第一晩課イムヌス)”

そして、コルトナ・ラウダから”Ave donna santissima(コルトナ・ラウダ3番)”の2曲を歌った。
毎回、勿論それぞれの曲で違うことも色々感じるんだけれど、底の底に流れているものに揺さぶられる。力強く素朴で、美しい、何ていうか真っ直ぐさに打たれる。何度も繰り返して歌って、組み合わせを変えて歌い、ドローンを付けて歌い、としていくうちに、どんどん表情が豊かになってくるのが感じられ朗らかに愉快になってくる。
この日は杉本氏がアッシジのフランシスコとクララの話を熱を込めて語って下さり、「教会が真っ赤になったそうです」なんていうくだりは、そこへ行ったことはないながら思わずその激しい赤に染まった教会の様子を想像してしまった。この日「ブラザー・サン・シスター・ムーン」の話も出たのだが、これもいつぞや友人がフランシスコの話だよ、と言ったことしか知らず、な私。ところで、ノート取りながら聞いていて「brother son sister」まで書いて「えっ!?moon・・・ありゃあ!brotherだからついsonって書いちゃったよ!」と一人で受けてしまったぁぁ。(ほんとはsunです)

そして、バザーには手作りのケーキ、クッキー、小さな指ロザリオ、可憐な花の描かれたカード類が並べられ、見ているだけでもそりゃあ楽しいの!!自給自足の清貧な生活を送っておられるというシスターたちが森深い修道院の奥で一心にこれらの品を作っているところが思い浮かぶような・・。ずっしりとした重みのあるフルーツ・ケーキを少し冷やして、一口一口惜しむように楽しんで食べた。あ~、美味しっ!!


~講座のチラシより~
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