Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

PIANETTE/ピアネッテ

2018-07-28 22:39:49 | 音楽
JR浜松駅の東海道新幹線改札内には大小2か所の企業展示ブースがあって、浜松市にある企業が展示をしています。
現在はヤマハとスズキの2社がそれぞれのブースで展示中。
ヤマハのブースの通路側に置かれていた一台の鍵盤楽器が珍しくて思わず足を止めて眺めました。
鍵盤のところに置かれた楽器の説明には
「1923年初頭から作られたPIANETTE(ピアネッテ)は小型ながらも作りは本格的で、半鉄骨フレームを使い、64本の弦が張られ、白鍵盤には象牙が使われている」
とありました。

美しい~
どんな音が奏でられるのか、大そう興味があります。
この楽器、お部屋にちょこんとあるだけで嬉しくなってしまうようではないですか。
象牙の鍵盤といいじょう、年月を感じさせるほど黄みがかってもいず、とにかくきれい!!

トレード・マークは今も昔も変わらず3本の音叉の組み合わせですが、今は会社名はヤマハで、以前の社名は日本楽器製造株式会社だったのが伝わってきます。そして3行目には浜松、日本と書かれているのがわかりましょう。
      
ピアネッテを感心して眺めていたので、他の展示を見る時間がなくなってしまいました。
後で調べたら、この展示は

テーマ:『ヤマハの好奇心』
期間:2018年7月10日(火)~2019年6月28日(金) 予定
場所:JR浜松駅新幹線改札内コンコース 展示ブース
『ヤマハの好奇心』と題し、企業ミュージアム「イノベーションロード」(浜松市中区の本社内に設けた展示施設)を紹介
当社の原点であるオルガンと、最新の電子ピアノを対照的に展示します。また、小型鍵盤楽器の昔と今を紹介するコーナーでは、ピアネッテや電気オルガンなどの歴史的に貴重な楽器とともに、ボーカロイドキーボードなどの最新モデルをならべ展示します。
※展示する製品は、随時変更していく予定です。~ヤマハHPより

だそうで、全長18mの巨大パネル(1枚目の画像の奥に見えているもの)に製品開発の系譜が描かれ、所々に開けられた穴を覗くと過去の製品が実物や映像で見られるようになっているそうです。
コメント
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