Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

横笛を吹く陶器人形

2012-07-16 00:27:32 | 展覧会・建築・器
収集するつもりはないのだが、気付くと手元に幾つか集まっていたのが焼き物の笛を吹く人形。
最初は子どもの頃、父の出張の土産にもらった、足元にアヒルがいる笛を吹いている少年だった。その首をちょっと傾げてアヒルたちに音を聞かせているような少年とその音を聞いているようなアヒルたちが如何にも可愛くて子どもながらいたく感心したことを今でもはっきり思い出す。
そして学生時代、友人が土産にと仲間に持ってきてくれたのは、それぞれが3cm程の楽器を手にした人形たちだった。その時私がもらったのがまた笛を吹いているものだった。
それから2,3個笛を吹く人形が何となくやってきていたのだが、先だってPukuPukuで見かけたのが横笛を手にした人形だった。
高さ12cm程の小さな笛吹く人。いかにも輸出用に作られました、という感じ、ちょっと色がはげているようなところは60年ちょっと経っている時間の長さを思わせる。

裏を返すとそこには「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と印されている。⇒オキュパイド・ジャパン
             
そんな訳で、もう一人笛吹く仲間が増えた。
コメント (2)
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