Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

スペイン語を巡るあれこれ

2012-07-11 00:30:27 | 語学
先週水曜日に、丁度1年前にスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラから盗まれて行方不明になっていた「カリクストゥス写本(Codex Calixtinus)」を盗んだ犯人が逮捕されたという大ニュースが飛び込んできて大興奮!!カリクストゥス写本(Codex Calixtinus)⇒こちら
犯人は捕まったけれど、写本が無事だったかどうかはその時点ではわからなかったのでどきどきしてたのだけれど、運よく次の日がスペイン語の日だったのできっと詳しいことがわかるに違いないと思い質問してみた。たまたま、NHKのスペイン語ニュースのある曜日を担当している方もいて「知ってる!知ってる!」と大盛り上がりとなった。
先ず、写本は無事でサンチャゴ・デ・コンポステラに戻されるということがわかり、皆でよかったね~
犯行は犯人(犯人は以前大聖堂に勤めていて解雇されたという人物だそうだ)と彼の妻、彼の息子とその嫁と、なんと一家総出でことに及んだとか。なんてえこった!!しかも盗んだのは写本のみならず他の宝物とかお金とかとにかくどっさり盗んだんだそうだ。しかしすごい大荷物だっただろうなあ!!
そこで疑問に思うのは、一体、大聖堂の警備体制はどうなってたのだろうということ。まあそういうことがやすやすと出来てしまうような大聖堂の警備だったんでしょう。てか、それが一番問題なんじゃなかろうか。
その後は、スペインの警察と日本の警察の違いなど色々話題は発展してなかなか面白い一日となった。交番で道を尋ねたらそこは遠いからタクシーで、と言われた話には一同爆笑

ところで、思うように語彙が増えないのが悩みの種である私のスペイン語なのだけれど、同じクラスの方がとにかく色々読むことだと前から言ってくれているのでちょこちょこ読むことを心がけている。ということで先日、スペイン語の子どもの本専門ネット書店『ミランフ洋書店』に注文していたのがこちら↓
                   
ガウディ自身が、ゴヤ自身が本人についてその生涯、作品についてを語る形の本で、子ども向けとは書いてあるけれど、とても丁寧に解説されイラスト・写真もきれいで読み応えがある。しかも本文の後はクイズで楽しめるようになっている上に、年譜、作品の見られる地図(ガウディ)・作品の見られる美術館(ゴヤ)付き!!
この週にはカタルーニャ州サバデイにある広場でのフラッシュモブのことを知ったり、またPa Negreも観たし、なんだかとてもスペイン語な一週間だった。
コメント
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