スペインのピアニスト、ハビエル・ペリアネス;Javier Perianesの演奏を聴きに行った。
プログラムはネプラ:ピアノ・ソナタ第5番/ソレール:2つのソナタ/ショパン:4つのマズルカ/グラナドス:詩的なワルツ集/モンポウ:「ひそやかな音楽」より/ファリャ:ベティカ幻想曲、アンコールは2曲。ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女&ハイドン:ソナタト長調Hob.16-40、第2楽章
ネプラ、ソレール、グラナドス、モンポウ、ファリャというスペインの作曲家の作品を中心にショパンのマズルカを含む興味深いプログラムのこの演奏会。とにかく先ず音が魅力的ですうっと音楽に引き込まれていた。そして、音楽とともに流れ、ずうっと語りかけてくる言葉を同時に感じていた。音楽はその生まれた国の言葉で語らずにはいられない。そんな思いを強く感じて、今一度音楽と言葉について考えていた。彼の言葉で語られるショパンのマズルカ、初めて聴いたような気がしたショパンだったよ。