Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

チェ 28歳の革命

2009-01-11 00:41:32 | 映画 た行
               
2008年/スペイン・フランス・アメリカ/132分
原題:CHE: PART ONE/THE ARGENTINE
監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ、エルビラ・ミンゲス、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ、ジュリア・オーモンド

あらすじ: 1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト・チェ・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。(シネマトゥデイ)

この作品が今年の劇場鑑賞の第一作でよかった~
モノクロではさまれる国連でのチェの演説、そしてカラーで表されるメキシコでのフィデルとの出会い、キューバ革命。どんな風に民衆を味方にして革命を成功に導いていったのか、そこでのチェとは一体どういう人物であったのか、ということが丹念にある点では実に淡々と描かれることで強くこちらに伝わってくる。私にとっては「モーターサイクル・ダイアリーズ」でのチェのその後であった。
想像力豊かで、愛深く生きたチェという医者であり、詩人であり、革命家であり、教育者であり、喘息に苦しむ人であり・・・とても一言でくくれないチェという偉大な魂の軌跡を眼前に見る幸せ。
できたら、続けて第2部「チェ 39歳別れの手紙」観たかった。
コメント (4)
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