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「ユルスナール」って・・・?と思いつつ須賀敦子さんの著書がぶらっと寄った書店の棚に並んでいるのを見つけたので迷うことなく手に取った。
彼女の作品を読んでいるといつも感じる日本語の豊かさ、そのリズムの美しさ。それはまるきり音楽を聴いている、或いは音楽が響いているようでもあるのだ。
ユルスナールの生涯と著作、そこに交錯する著者自身の生涯とユルスナールの世界への旅が一枚のタペストリのように目の前に広げられる。ここで紹介されているユルスナールの作品を是非とも読んでみたいと思った。
*マルグリット・ユルスナール(Yourcenar Marguerite,1903年6月8日-1987年12月17日)はフランスの小説家。女性初のアカデミー・フランセーズ会員。