Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

骨董屋は盆休み

2007-08-19 00:06:36 | 展覧会・建築・器
不思議な骨董屋を探して奥浜名湖を一路山奥へ。
店名がすごいよ、何てったって『北大路コレクション』!思わず北大路魯山人を想像してしまうでしょ、でもそれとは全く関係ないの。
ここは余りに山奥なんで(でも、浜松市)、電気は自家発電だという話を聞いていた。期待にわくわくしながら、たどり着いてみると、そこには「16日まで休み」との無情の貼り紙。その入口が、ひょえ~!面白~い!!しかも「リース」って?!

これを見たら、中は無理でもせめて建物だけでも一目見たい!!と急な坂道を登ってみた。その道の両側には、ずらりと羅漢さん、しかも様々なアジアの地域の羅漢さんが並んで来る人を迎えてくれる。
そして、一対の狛犬、しかしよく見るとどちらも「あ」の口してる!!狛犬があったり・・。
また、ずらっと谷を背に狛犬が8頭崖の上に並んで愉快にこちらを眺めていた。4対ではなく、あくまで8頭。(一枚に納まらなかったので2枚になってますが、8頭横並びです)
 
それぞれが思わず「ふふっ」と笑い出したくなるような表情を浮かべている。どうみても、日本のものだけではなさそう~!!
 
そして、思わず「千と千尋の~」の世界に紛れ込んだかと錯覚してしまうような、左のこんなのも。うっ、こやつ跳ぶかも~!ぴょーん、ぴょーんって。ん?あとの仲間はどした?
右は漆喰細工かと思った、大理石を彫った龍の彫刻。

馬のいななきが聞こえ、バリケンがいる鳥小屋(!!)を通り過ぎるとほどなく見える入口、人の気配はまるでなく、ただただ暑く空気さえ溶けてしまうような夏の昼下がりの時間だけがゆるゆる流れていく。
       
お盆休みで、ほんと残念だった。
コメント (6)
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