Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

街灯に惹かれる

2017-12-26 22:16:55 | 旅:バルセロナ紀行(3)
どこを歩いていても街灯に惹かれる。
灯りが点っている時も、そうでない時も。
彼らはそこにあって、自分が光る時を待っているような気がする。
待っている姿も美しい~
ふとした小路の壁から手を差し伸べる灯り。
フランコ時代の銃弾の跡にも灯りはあって・・・。
     
T字路の奥の街灯、少し大きな通りの少し豪華な街灯。
夜になったらどんな風に光るのだろう、と考えるとちょっとわくわくする。
 
地面から生えた光の木のような街灯が照らす空間。
           
小路に街灯が点く。
光によって際立つ影。
ああ、この向こうに何があるのだろう、と想像をかきたてられる。
              
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クリスマス・デコレーション

2017-12-25 23:10:34 | 旅:バルセロナ紀行(3)
昼間は頭上にネオン管が下がっているだけのものが、夜になると各々ピカピカ光りだしてクリスマスの夜の演出に一役買っている。
それぞれの通りにそれぞれのデコレーションがされているのが、その地区に住む住人の「これがおいらたちの通りだい!」と言っているように思えてならない。
Clotの辺り。
 
Rogent通りは坂道に沿ってずうっとこの飾りが続いていた。
木の葉がぱらぱら舞い落ちる中を、人々が行き交う。

Sants辺りの大通り。
ずうっと向こうまで光のデコレーションが続いている。
 
この道を歩いていくと市庁舎の辺りにつながっている。
 
デコレーションだけに焦点を合わせて撮ってみた↓。なかなか凝ってます。
 
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クリスマス🎄クリスマス🎄

2017-12-24 23:04:01 | 旅:バルセロナ紀行(3)
今宵はクリスマス・イヴ。
皆さま、どうぞ、よいクリスマスをお迎えください。

私が訪れた時、バルセロナはクリスマスの雰囲気が街中に漂い、クリスマス・デコレーションに彩られていました。
バルセロナ市庁舎広場のクリスマス・ツリー。
昼間は緑、緑しているのですが、夜になると灯りが点ってました。

ツリーの反対側を見ると市庁舎広場のベレン。
昼間見た時は動物や天使やらが棒の上に飾られているだけ、という感じだったのですが、夜には灯りが点ってこんな感じになってます。

ところ変わって、こちらはGirona/ジローナのAVE(スペインの高速鉄道)の駅。
改札を出たところに掲げられていたカタルーニャ語で「クリスマスおめでとう」のデコレーション。

楽しいクリスマスを過ごされますように!!

左はカテドラル前のクリスマス・マーケットにずらっと並べられた丸太に顔と脚を付けてカタルーニャの民族帽子バレティーナを被った丸太人形のティオ/Tió。
右はGironaのクリスマス・マーケットで出会った彼ら。
 
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眠らない空港

2017-12-22 23:08:02 | 旅:バルセロナ紀行(3)
初めてターキッシュエアラインズを利用してバルセロナに行った。
乗り継ぎ空港は、イスタンブール・アタテュルク空港。
ここは24時間眠らない空港。
夜中過ぎに行き帰りとも到着して夜明けに乗り継いだのだけれど空港内にいる限り一体今は何時なのかわからなくなる。
国際便の乗り継ぎ客がひっきりなしに往来し、その通路の真ん中にもお店がある。

大きな免税店が幾つもあり、化粧品、酒類、たばこ類の他にトルコの名産品も並んでそれを眺めているだけで楽しい。
ナザールボンジュウがどっさり並び、トルコ陶器もずらり、見るからに甘そうなロクムも平積みされている。

たいそう色のきれいなゼリー菓子のような、そうゼリービーンズのようなお菓子が並べられたお店。
ぱあっと花が咲いたような・・・。

しかし、日本に戻ってテレビのニュースを見ていたら、アメリカのトランプ大統領のイスラエルの首都はエルサレム、という一方的で極めて暴力的な宣言によって中東地域は勿論、全世界で反対運動が起こり、私がこのアタチュルク空港にいた日も空港の外、イスタンブールでは大規模な抗議デモが起こっていたことを知って衝撃を受けた。
ターキッシュ・エアラインズは快適で提供される食事も美味しかった。手元のタッチパネルを操作すれば好きなものが見られるが、特にその画面で興味を引かれたのは今飛行機がどこを飛んでいるのかを表す地図だった。そこにはいつでもメッカの方向を指す矢印が示されていて、イスラム教徒にとってごく自然に大事な場所としてこの矢印が飛行機の中にある意味の重さ、生活にどれ程宗教が密着しているのかということを改めて感じたのだった。
何のための、誰のための宣言だったのだろう?ただただ疑問だ。
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