日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

ボルドー古酒

2012-05-18 23:54:31 | Today's Menu

2012.5.18. Fri.

ボルドーを楽しみたくて、ラム・ラックを焼く。

一度やってみたかった、王冠焼き。 こパンちゃんが手伝ってくれてバッチリ

これは頂く時に捌くのも楽だし、火の通りも良くなるのでいい。

 熟成チーズ3種

 イベリコ豚・玉葱・パプリカ・しめじのピリ辛炒め

 ラム・ラックのクラウン焼き 大蒜を添えて

 レタス・トマトとパウミジャーノのサラダ 柚子胡椒ドレッシング

 『イチ』のパン

 Clos du Marquis 1994

   

ばっちり飲み頃。 あまり良いヴィンテージではないようで、こぱんちゃんは「茎の香りがする」とのたまうが、私には分からなかった   

 Chateau Le Trehox 1986   A.O.Cメドック  マグナム 

   

   カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー35%、プティ・ヴェルド5%

 頂き物のインドの紅茶とマハラジャ・クッキー

   

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国立新美術館

2012-05-16 20:56:34 | Museum

2012.5.16. Wed.

『イチ』でランチをした後、六本木の「国立新美術館」に出かける。

 

開館5周年で、豪華な特別展を開催していたのだ。

『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年』

「16世紀=人間の世紀、17世紀=黄金の世紀、18世紀=革命の世紀、19世紀=進化する世紀、そして20世紀=アヴァンギャルドの世紀。各世紀を彩るのは、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ブーシェ、レノルズ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソら83作家の作品、全89点です。まさに400年にわたる西欧絵画の歴史をたどる豪華ラインナップです。」

紹介文通りの時代を追った展示で実に見やすく、久しぶりに西欧絵画を堪能させて頂いた。

ギリシャ神話や聖書のお話し、随分錆びついたり風化していた知識が少しリカバリーできた気がする。

たまたま先日テレビで放映していた、マティスの最高傑作の一つである《赤い部屋(赤のハーモニー)》。 緑の部屋を赤に塗りなおしたのだとか。 確かに色彩の魔術師だ。

一番心に残ったのは:

バルトロメオ・スケドーニ 《風景の中のクピド》  16c末~17c初頭

オラース・ヴェルネ 《死の天使》   1851

ピエール=ナルシス・ゲラン 《モルフェウスとイリス》   1811

アンリ・マティス 《赤い部屋(赤のハーモニー)》   1908

  

『セザンヌ―パリとプロヴァンス』

エクス・アン・プロヴァンスに行ったことのあるこぱんちゃんには少し物足りなかったようだが、ローブのアトリエの一部が再現されていて、記憶のパーツを繋ぐのに熱心だった。

『四季』の大作(ジャス・ド・ブッファンの広間にあったもので、現在はプティ・パレ蔵)が4枚とも揃って展示されていたのは圧巻だった。

春から始まり、一人の女性の経年による変化が読み取れ、なかなか興味深いものであった。

 

こぱんちゃんのお蔭で幸せな1日でした。

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カフェ・シェリュイ

2012-05-16 20:50:29 | Cafe

2012.5.16. Wed

代官山の駅前にあるカフェに立ち寄る。

こちらのお店は、フレンチ・レストランやパティスリー、ブーランジェリーと展開されていらっしゃるようで、

代官山らしさを感じるお店。

アクセス  
  東急東横線代官山駅より徒歩3分、代官山アドレス内。八幡通りにあります。
シェリュイ代官山店の向かい側です。
営業時間
  AM8:30~PM10:30(ラストオーダー10:00)
年末年始の営業日・営業時間は別途お問い合わせください。
所在地
  東京都渋谷区代官山町17-5-203
TEL 03-5428-6448
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MAISON ICHI

2012-05-16 14:20:29 | Cafe

2012.5.16. Wed.

こぱんちゃんと念願の「イチ」に出かける。

以前は行きにくい場所で経営されていたのだが、代官山の駅近くでお店を出されたので、随分行き易くなった。

TEL

03-6416-4464

住所

渋谷区猿楽町28-10 モードコスモスビルB1F  (大田区西馬込2-20-5から移転)

交通手段:  

代官山2分(181m)、 中目黒6分、 恵比寿10分   

営業時間

7:00~22:00   朝食営業、ランチ営業、日曜営業

定休日

月曜日

Our orders:

 クロック・マダム

 トマトのファルシー

 テーブル・パン 数種

 グラス・ワイン(白) コート・デュ・ローヌのものだとか

ランチは¥980でドリンクも付いていて、5種類ほどあるのだが、到着が遅く、次々と売り切れ、残り2種からの選択となってしまい、『クロック・マダム』と後は併設のブーランジェリーからの持ち込みとなった。

キッシュも一緒に頂くつもりが、クロック・マダムのあまりの大きさに、持って帰って頂くことに。

期待を裏切らないとっても美味しいランチとなりました。

たくさん、パンを買い込んで帰ったのは言うまでもない。

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ブイヤベース カシー・ブラン

2012-05-14 23:06:51 | Today's Menu

2012.5.14.Mon.

新宿で待ち合わせて、イセタンにお買い物に出かける。

考えてみれば、お正月以来か…

夜はこぱんちゃんのお部屋で。

 

ブイヤベースに合うワインを調べる。 

 我流ブイヤベース

① オリーブオイルでにんにく、玉ねぎの微塵切りを炒める。

② トマト・ジュース、「フェリーノ社 スープ・ドゥ・ポワソン」と白ワイン

③ オマール海老を入れて煮る。

④ 先ずは、バゲットにアイオリを添えて頂く。

⑤ ムール貝、イカ、セロリ、人参、玉葱、ヤング・コーン、アスパラ、パプリカ、ボッコンチーニをお鍋風にして頂く。

⑥ 〆:残ったスープでリゾットを楽しむ。 モッツアレラチーズ(ボッコンチーニ)を入れて。

 

ブイヤベースに合うワインを調べているとプロヴァンスのマルセイユの隣町「CASSIS」というアペラシオンの白が合うとのこと。

 カシは1936年にAOCに認可された仏でも最も古い白のAOCのひとつのようだ。 蔵元も18程度だとか。

「プロヴァンス地方南西部のカシー(カシ)は画家マチスやデュフイなどが好んで描いた美しい港町。そして南フランスでは珍しく白ワインで有名な産地です。地中海に向かって山肌に点在ずる150haほどの畑のうち、白の生産量は3分の2を占め、プロヴァンス地方の魚介料理との組み合わせが観光客たちの大きな楽しみとなっています。」

「ブドウ畑は、カプリ島の青の洞窟を髣髴とさせる神秘的なエメラルド・ブルーの海を見下ろす標高400メートル(フランスの海岸沿いで最も高い)の断崖絶壁の丘に位置する。このため、ミストラル(フランス南東部に吹く地方風。冬から春にかけてアルプス山脈からローヌ河谷を通って地中海に吹き降ろす、寒冷で乾燥した北風)から守られ、地中海から吹き付ける海風の恩恵を最大限に受ける。春の雨が芽吹きを助け、秋の雨によって乾燥しきった大地が活性化する。年間3,000時間に及ぶ日照量と腐植土に恵まれない痩せた土壌のため、ブドウ樹は地中深く根を伸ばして水分や養分を取り込まなければならず、結果として地中のミネラルや豊かな滋味がワインの味わいに見事に反映されたワインが生まれるのだ。

ヒュー・ジョンソン氏が挙げるドメーヌトップ3は:DOM. de la Ferm Blanche、 Clos Ste Magdeleine、 Clos d'Albizzi

意外と扱っているお店が少なく、イセ〇ンのオンラインのがヴィンテージは分からないがお値打ちだったのでそちらで手配。

大阪の実店舗にも無かった。

 カシー ブラン 2006  クロ・サント・マグドレーヌ

   クロ・サント・マグドレンヌカシス2007750ml(ワイン)【10P27May11】 マルサンヌ、ユニブラン、クレーレット、ブールブーラン

   5℃ぐらいのスタート。 柑橘類のアロマ、酸味も程よく少しまろやかな口当たり。フィニッシュに苦みが残る。

   こパンちゃんの指導の下、慌てず温度の上がるのを待って頂くと、よりアロマも引き立ち美味しい。

ブイヤベースには◎

他にもイタリアワインを2本開ける。

どちらも良く会いました。 〇△。 こぱんちゃんは、合わないと言っていたが…

 Tenuta Roveglia ‘Wighel’ 2009    Lugana DOC  (trebbiano di Lugana)

 LA SALA 2008   Chianti Classico DOCG       

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シャトー・グラン・メイノー2009

2012-05-13 00:05:38 | Today's Menu

2012.5.12. Sat.

来る展覧会3連発のため、バタバタで、ゆっくり夕食が取れなかった…

やっと、一息。

 冷奴

 ホタルイカの酢味噌和え

 鶏皮の焼き鳥

 赤エビの焼いたの

 焼きそば

 レ・グラン・デュック・ブラン NV

     

   変な苦味があって全然駄目…

 シャトー・グラン・メイノー2009

    メルロー34%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、マルベック6%

   何本かあるので、試し飲み。 ライトなクラシカルタイプの癖のないお味だが、やはり未だ若過ぎ。

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Bouzeron Aligote 2009 AetP de Villaine + アルゼンチン・シラーズ

2012-05-07 23:06:03 | Today's Menu

2012.5.7. Mon. 

今日は定休日でお買い物に出かける時間もあり、ゆっくり食事も楽しめるので、チーズとワインのマリアージュを中心にしてディナーのメニュー、ワインを考える。

販売店さんのお勧めは:

「グリュイエールチーズと言えば辛口の白ワイン。それもブルゴーニュのこってり としたシャルドネがぴったり合います。」

「ミルキーなサン・ポワンにはそれに対抗できる力強い赤がお薦め。ボルドーの中 でも特に武骨なワインが出来上がるコート・ド・ブライのもの。」

「シャブリで熟成するアフィデリスやシェーブルのトム・ド・フォントネイにはブ ルゴーニュの白、それもシャルドネよりも少し軽めのアリゴテがお薦めです。」

ボルドーとは数種試してみたので、赤はアルゼンチンのシラー、白はアリゴテを。 アリゴテ100%は初めてなので、ちょっと楽しみ。

 

 熟成チーズ3種     

    【ロドルフ・M熟成】 グリュイエール・スイス ハード

      噛みしめるたびにじわじわとあふれ出す「栗」のような濃厚な旨みが、口全体に染み渡るように広がります。

    【ロドルフ・M熟成】 サン・ポワン  ウォッシュ

 春夏限定で生産される季節限定のチーズ。口に含むと流れるようにとろけ出すミルクの甘みとモミの木を思わせるような濃厚な香りが絶品。
    【P・アレオス熟成】 アフィデリス  ウォッシュ
 
      ブルゴーニュを代表する辛口白ワイン「シャブリ」で熟成することにより、上品かつまろやかな味わいを感じる女性的で華やかなウォッシュチーズです。

 お刺身  大トロ、鳥貝

 カルパッチョ  帆立、イカ、サーモン、はまち

 新玉葱のオニオンサラダ

 鯨ベーコンときゅうりのサラダ  マヨネーズ味

 鶏肝と卵ひもの甘辛炊き

 にぎり寿司

 

 Bouzeron Aligote 2009 AetP de Villaine   (ブルゴーニュ/コート・ド・シャロネーズ  ブーズロンAC)

     アリゴテ100%

販売店さんの紹介文:

『「AetPド・ヴィレーヌ」というドメーヌの名前にピンときた方もおられると思いますが、そうです、あの、DRCオーナー、オベール・ド・ヴィレーヌ氏が経営する、もうひとつのドメーヌです。
コート・シャロネーズというマイナーな産地で、ブルゴーニュ白の王道“シャルドネ”からでなく、“アリゴテ”から、一部で『フェラーリが造った軽トラ』とも例えられる素晴らしいワインが造られています。

実はこのドメーヌで栽培されているブドウは一般的なアリゴテ種『アリゴテ・ヴェール(緑のアリゴテ)種』とは違い、『アリゴテ・ドレ(黄金のアリゴテ)種』が栽培されています。
甘い青リンゴのような香りにはアリゴテらしさが感じられますが、シャルドネのようにしっかりとした酸と骨格も持っています。酸とミネラルがしっかりとしている為、後口には若干スパイシーなニュアンスも感じられ、やはり並みのブーズロンとは一線を画した味わいです。2009年に、これだけ酸とミネラルがしっかりと感じられるワインを生み出してくるのは、さすがですね。』

『「ブーズロン」は、シャロネーズに新しくできたACでアリゴテのみが認められています。それだけこの地区のアリゴテが素晴らしい、ということですが、何よりもこのヴィレーヌの造るアリゴテが余りにも素晴らしいために、認められたACなのです。

輝かしいやや緑がかった金色、レモンやカリンに似た果実香、つややかな新鮮で口当たりの良いピュアで食欲をそそる酸味が楽しめま すが、決して舌を刺すような酸の刺激はなく、円やかなもの。キールのベースに使うのが一般的ですが、ぜひこのまま、ホタテ貝など魚介類と合わせてみてください。 地元では、パセリ入りのハムに良く会わせて楽しんでいます。

一般にアリゴテ、といえばブルゴーニュで大量消費用に造られた酸味の強いワイン、という印象がありますが、このワインには深みがあります。

ヴィレーヌの地元ブーズロンは、理想的なアリゴテの産地。そのことをよく知るこのドメーヌでは、高台の日当たりの良い斜面高部にアリゴテを植え(低部は、シャルドネ)収量を制限して、最上のぶどうを育てています。シャンパーニュをつくるように柔らかな圧搾をし、収穫後の清澄のためだけにステンレスタンクを使用。発酵と熟成は木製大樽で行い、大樽の熟成は8ヵ月と長期になります。このように丁寧な造りをするからこそ得られる、貴重なアリゴテなのです。』

抜栓と同時に強烈なアロマがあり、連れが「何これ」とのたまう。 高級な日本酒のアロマと通ずる物がある。とのこと。

6~8℃ぐらいのスタート。 レモン、パイナップル、白い花等の清冽なアロマ。 とても上品な感じ。

お味も上品。 酸味が実に綺麗でこれは日本食にも良く合うのが頷ける。

このワインは5-7年ほど熟成させるの良いらしいので、少し買い置きして熟成経過を試してみよう おせちにも良く合いそうだし。

 カーサ・コレッタ・シラーズ 2009   (アルゼンチン/メンドーサ/マイプ地区)

    

開栓してすぐは、流石に固かった。 ポアラーを通して大きめのブルゴーニュ・グラスで頂いてなんとか。

途中から、シラーズらしいアロマに。 お花畑や果樹園にいるようなアロマ。

 

久しぶりのワインに合わせての献立で、ディナーを満喫。

気になるチーズの相性は、アフィデリスとアリゴテは私には期待ほどでは無く、〇。 シラーズとは◎。

むしろ、グリュイエールとサン・ポワンがアリゴテと〇◎。 シラーズとは〇。

アリゴテと貝類にも興味があったが、これは◎。 今までで貝類とピンと来るものに出会えずにいたが、これは一番のマリアージュ。

トロには☓。 シラーズが△〇。

当然マリネやお寿司とも◎。 (はまちとだけは△〇。) シラーズとは合わせてもいない。

アリゴテはオニオンスライス(おかか・醤油味)にすら良く合った。 ◎〇。

久し振りにゆったりとお家ご飯を堪能。 最近、レストランなんかに出かけるより余程この方が楽しいと感じるのだが、年行った証拠かな?

アリゴテがこれ程レベルが高いなら、赤ももう少しいいのを開ければ良かったかも…

 

 わらび餅を頂く もぐらや製

   

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Seigneurs d'Aiguilhe 2006

2012-05-06 23:01:41 | Today's Menu

2012.5.6. Sun.

 熟成チーズ2種 【ロドルフ・M熟成】 サン・ポワン(ウォッシュ)、 【P・アレオス熟成】 アフィデリス(ウォッシュ)

 もろ胡  蕗のおかず味噌と

 竹の子と昆布の焚いたん

 アマゴの甘辛煮

 モルタデッラときゃべつのソテー

 〆: miniうなぎご飯 + 日の菜の漬物

 

 セニョール・デギュイユ Seigneurs d'Aiguilhe 2006

       

   生産地 フランス/ボルドー/コート・ド・カスティヨン(シャトー・デギュイユのセカンド)
   格付 AOCコート・ド・カスティヨン
   品種 メルロー80%、カベルネ・フラン20%
   適温 16~18℃

やはり薄い感は否めないが、今日のメニューには丁度良い。 概ね〇。

流石にチーズにはライト過ぎる。 今風だと果実の濃厚感で何とかなるが、これはとてもクラシカルなタイプなので、流石に熟成チーズには物足りない。

それでも路線的にはボルドーが合うとは思う。 次回はシラーで試してみよう。 

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フランシーヌ ヴァン・ブラン (フランス)

2012-05-06 01:12:18 | Today's Menu

2012.5.5. Sat.

お出かけしていたのと遅い昼食だったので、あり合わせの夕食。

昨日仕込んでいた竹の子のグリーン・カレーが活躍。

ワインも冷蔵庫にひやしてあったがぶ飲みのテーブルの白。 Vin de Communaul's Européens(?) の表記。

 フランシーヌ ヴァン・ブラン   (フランス)

    

   アイレン60%、グルナッシュ・ブラン30%、シャルドネ10%

   タカムラさんの白ワインセットに入っていた1本。 嘗めていたが、結構いける。  

   グリーン・ノート、グレープ・フルーツのアロマで爽やかすっきり、ほろ苦い酸味。 若干白い花の香りから来る甘味。

香辛料たっぷりの辛いカレーだったので、ワインは無理かと思ったが、意外と〇だった。

辛さがワインの果実味の甘味で調和されるし、ワインのお味もちゃんと味わえる。 飲み過ぎてしまうのが難と言えば難。笑

 

 頂き物の『小麦モチ』

  

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東大寺ミュージアム

2012-05-05 23:12:34 | Museum

2012.5.5. Sat.

ずっと行きたくて行けずにいたのだが、やっと念願かなって拝観。

東大寺学園の跡地に昨年秋にオープン。正式名称は「東大寺総合文化センター」内のミュージアムのようだ。

開館記念特別展として「奈良時代の東大寺」展を開催中。

『金堂鎮壇具』は聖武天皇と光明子の愛用の品で陽剣と陰剣は世紀の発見のひとつと聞く。

一番の楽しみにしていたのだが、これは現在修理中で写真の展示だった。 いつか展示されることがあるのなら、是非拝見したいものだ。

国宝の『金銅八角灯篭の火袋羽目板』の跋子(←正確には金ヘン)、『誕生釈迦物立像及び灌仏盤』の展示。

灌仏盤は何度も拝見したが、横で詳細な文様のVTRを流して下さっていて、改めて素晴らしさを認識させられた。

線彫りの上代らしい双鶴、唐子、騎馬図、麒麟、鴛鴦、etc. 見ているようでも見ていなかったのね…

そして圧巻は三月堂安置の『不空羂索観音立像』並びに『日光・月光菩薩立像』。

有難過ぎて注視して良いのか戸惑ってしまった…

『不空羂索観音宝冠』も素晴らしい。

古文書も興味深いものがたくさん展示されていたが、今日はゆっくり見れず、また訪れて拝見しよう。

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