日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

「解脱上人貞慶』展及びフォーラム

2012-05-05 22:15:41 | Museum

2012.5.5. Sat.

解脱上人(げだつしょうにん)貞慶(じょうけい 1155-1213)の800年遠忌(おんき)の年を記念しての特別展が奈良国立博物館にて開催されている。

今日はそれに関連して東大寺ミュージアムのホールで「解脱上人貞慶フォーラム」が開催された。

西山 厚(奈良国立博物館学芸部長)氏が司会のもとに南都の錚々たる社寺の代表が集まっての異例な企画。

パネラー:

大野玄妙師(法隆寺管長)
花山院弘匡氏(春日大社宮司)
北河原公敬師(東大寺別当)
小林慶範師(笠置寺住職)
佐脇貞憲師(海住山寺住職)
多川俊映師(興福寺貫首)
西山明彦師(唐招提寺宗務長)
山田法胤師(薬師寺管主)
※五十音順

連れと一緒に頑張って時間をとって出かける。

藤原氏出身の興福寺でエリートコースを歩んでいた貞慶(じょうけい 1155-1213)は、貫首目前にして笠置寺に移り、のち海住山寺(かいじゅうせんじ)に住まった方。

釈迦如来(しゃかにょらい)・弥勒菩薩(みろくぼさつ)・観音菩薩(かんのんぼさつ)・春日明神(かすがみょうじん)をとりわけ深く信仰し、戒律(かいりつ)の復興につとめるとともに、由緒ある寺々の復興や法相教学(ほっそうきょうがく)の確立に大きな貢献を果たされた。

『自己注視』を生涯究められた方で、唯識=自分の心を網羅して認識することと捉えて精進されておられたようだ。

師の功績は大きく、仏教の荒廃していた鎌倉時代に南都の寺々復興に大きく貢献したようで、今日もこんなにたくさんの高僧が集まることとなったよう。

師の信仰心のキーワード:

自己注視・唯識

阿弥陀と弥勒

春日大明神

戒律

法相宗+舎利信仰

それぞれのお寺の信仰対象などの違いが垣間見えて実に興味深いフォーラムであった。

その後博物館の展示を拝見しながらお話を反芻させて頂いた。 素晴らしい会を企画してくださった方に感謝。

唐招提寺の国宝 『金亀舎利塔』と、海住山寺の重要文化財 『十一面観音立像』が特に心に残る。

コメント

ハウメ・セラ ブリュット ロゼ + テンプラニーリョ

2012-05-04 23:30:37 | Today's Menu

2012.5.4. Fri.

GWというのに荒れ模様の天気。 こないだまでの夏のような天気は何だったんだ…

 熟成チーズ3種     

    【ロドルフ・M熟成】 トム・ド・フォントネイ シェーブル  (←まだあった、最後の一片) 

    【ロドルフ・M熟成】 グリュイエール・スイス  ハード

    【ロドルフ・M熟成】 パルミジャーノ24ヶ月熟成  ハード

 竹輪ときゅうり   おかず味噌(海の幸)、わさび漬けを添えて

 もずく

 アマゴの甘辛焚

 大和鶏の唐揚げ

 筍と豚ミンチのグリーン・カレー   ←食べきれず、明日のランチ行き。

 

 ハウメ・セラ ブリュット ロゼ   (スペイン)

   

たくさん買い込んだはずが、ロゼは最後の1本。 飲んだら無くなる、当たり前か…

このカヴァはビール感覚で頂けるものなので、お食事には合わせやすい。

気になったチーズとの相性はどれも〇。 ハード系はロゼの泡が無難だと再認識。

食事の途中で無くなってしまったので、軽いがぶ飲みワインの赤をもう1本開ける。

 グラディウム テンプラニーリョ ホーヴェン   (スペイン/ラマンチャ)

    

がぶ飲み用に買ったセットに入っていた1本で、雑誌で旨安大賞を受賞したとの紹介があった。

確かにお値段からは(¥500以下)考えられない質だと思う。 一言で表すなら葡萄ジュースのワイン版。

甘くフルーティーで、連れは「桃とパイナップルのミックスジュース」と言っていた。

チーズとは意外といけた。 食後のデザート感覚で頂けた。 〇△。

 

 チョコ・プレッツェル

  

こぱんちゃんがおばあちゃんに買って帰ってくれたアメリカのお土産のお裾分けを頂く。

コメント

アマゴとシャブリ

2012-05-03 23:07:40 | Today's Menu

2012.5.3. Thu.

今日は釣りたての「アマゴ」をたくさん頂く。

 アマゴ、あまご【天魚】

サケ科サケ属の川魚で、静岡県以南の本州の太平洋・瀬戸内海側、四国、大分県、宮崎県の河川の上流域、いわゆる渓流にすむ。 赤い斑点が特徴。

塩焼きや佃煮風にお料理。

これにまた、頂き物の三つ葉や蕨、竹の子と、感謝感謝の晩御飯です。 田舎ってすごいでしょ。

 チーズ2種

   【ロドルフ・M熟成】 トム・ド・フォントネイ (シェーブル)
ローズマリー、タイム、トウガラシなどのハーブやスパイスで包み、じっくりと熟成されて仕上げたロドルフ氏自慢のスペシャリテ。

   ピーチ・メルバ

 蕨のお浸し

 三つ葉のお浸し

 竹の子とモルタデーラ(ソーセージ)のソテー

 アマゴの塩焼き

 ごはんとしば漬「おらがむら」

 

ワインは常備のお値打ちシャブリ。

 Chablis 2010 Thomas de Clairvillet 2010   (仏・ACシャブリ) 

    

スタートが若干高めの温度だったせいか、酸味が以前より弱く感じた。 冷やしながら飲んでだんだん美味しくなっていく感じ。

グリーンノートと柑橘類のアロマだが、少し弱いし心弾むようなものではないのだが、お値段からするとキレも良くミネラル感もそこそこあるし酸味が心地良く、とてもコスパが高い。

「トム・ド・フォントネイ」は結構ハーブの癖が強いのだが、すっきりシャブリには良く合った。 〇◎

デザート・チーズもこのシャブリなら邪魔にはならない。 〇。

販売店さんのお勧めはアリゴテだったが、試す間もなくシェーブルは無くなってしまった…

コメント

ゴーヤ

2012-05-03 18:36:32 | 更新記録/ささやき

2012.5.3.

 

連れがベランダにゴーヤカーテンを作るのだ、と企む。

叔父に教えてもらいながら、今日苗を植えてくれた。

ついでに胡瓜やトマトも1本ずつ植えたのだとか。 ←毎日1つづつでもおかずが増えると今から取らぬ狸の皮算用をする連れ。

上手く育つといいな。

 

コメント

竹の子をたくさん頂いて

2012-05-02 23:54:09 | Today's Menu

2012.5.2. Tue.

イベリコ豚のスライスの解凍したのが残っていたので、主役は竹の子のすき焼きに。

ワインはシラー・グルナッシュ系を合わせたくて、たくさん買い込んだ↓を。

 Corbières [2010] Château Scalis   (ラングドック=ルシヨン)

       

    シラー50%、グルナッシュ50%

前回同様、抜栓して10分もすれば飲み頃に。

 

コメント

シャトー・ラ・モット・ド・ガイヤルデ 2007 

2012-05-01 23:57:18 | Today's Menu

2012.5.1. Tue.

あっという間に5月 世の中はGWだけど、この辺りは静かなもんです。

今日は連れのお稽古の日なので、遅くからの夕食。

 熟成チーズ2種 【ロドルフ・M熟成】 サン・ポワン(ウォッシュ)、 【P・アレオス熟成】 アフィデリス(ウォッシュ)

 もろ胡瓜 蕗など山の幸のお味噌と

 筍と鶏肉の甘辛煮

 モルタデーラのハムエッグ

 クロワッサン & バゲット with エシレ・バター

 

 シャトー・ラ・モット・ド・ガイヤルデ 2007   (AOCボルドー)

     

   品種 メルロー…50%、カベルネ・ソーヴィニヨン…25%、カベルネ・フラン…25%

   安いワインでがぶ飲み感覚で抜栓したが、甘い熟した果実のアロマが心地良く、薄いけれど果実味、酸味もバランス良く結構楽しめるものだった。

   宣伝文句の通り。 裏ラベルに次回のワインのCMが貼ってあって笑ってしまった。 これは画期的。

ライト・メディアムなワインなので、どれとも無難に〇。 

ウォッシュ・チーズとも良く合ったが、引き立て合う程ではなかった。 アレオス氏のアフィデリスは今まさにベストな食べ頃。 

 

 草餅

コメント