日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

5/29 鶏すき

2014-05-29 23:21:54 | Today's Menu

2014.5.29. Thu.

朝:

 『クロア』のバゲット

午前中の仕事を置いてから、資料集めに図書館を梯子。 

途中で『蕎麦人』さんでお蕎麦を。 お昼の定食と鴨せいろ。 玄蕎麦、美味しかった~

    

 『亀廣永』製 「したたり」

   

夜:

 【フランソワ・B熟成】 ビュット・ミニ 白カビ  (フランス中部/イル・ド・フランス地域圏)

 鶏すき  丹波鶏モモ肉、糸蒟蒻、竹の子、玉葱、椎茸、麩

 ENIRA 2007 (ブルガリア/ベッサ・ヴァレー)

       

「The grapes are hand-picked, then carefully selected on sorting tables. Cold maceration of whole berries is performed from 5 to 8 days at 16?C. Alcohol fermentation (50% spontaneous, 50%with addition of selected yeast strains) is controlled at 26-28C0 during 8-10 days, in order to reach3-4 g/l residual sugar, followed by maceration from 5 to 8 days in concrete tanks 10 m?-thermoregulated. Malolactic fermentation continues in oak barrels for about 10-12.

Grape varieties: Merlot 75%, Syrah 10%, Cabernet Sauvignon 15%

Barrels: 50% One year old oak, 50% Two years old

Taste: The nose if first full of vanilla, red fruits and crispy aromas. The mouth is having a first lovely and velvet attack. It gives the feeling you are biting a red-fruit pie! The tannins in the middle of the pallet are slice woody and are followed by a good-bodied structure. The end is again fruity and ending with thin and long after-mouth taste. This wine will be perfect for white and red meats.

フランスより1700年も前からワイン造りを行っていたブルガリアの可能性に目をつけたナイペルグ伯爵が土壌や気候等の環境をはじめ綿密な調査を行い素晴らしいワインが造れる可能性を確信。 2001年より畑仕事から醸造のすべてにおいてナイペルグ伯爵がボルドーにおけるワイン造りと同様の哲学をもって手がけたワインがエニーラです。

ベッサ・ヴァレーはブルガリアの首都ソフィアから南東に約135km離れたパザルジク州で265haの畑が購入され2001年に設立されました。ボルドー愛好家なら上の画像のエチケットを見てもうお気づきでしょう。このワイナリーに投資を行なったのはサンテミリオンのラ・モンドットやシャトー・カノン・ラ・ ガフリエールを始めデギュイユ、ペイロー等を所有する欧州一の名門―ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵です。
ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵は85年にサンテミリオンに移り住みラ・モンドットやカノン・ラ・ガフリエールを購入後短期間で世界最高レベルにまで品質を引き上げた事で知られ、また、今や天才醸造家として呼び名の高いステファン・ドゥルノンクールの才能をいち早く見出し1996年に醸造責任者に起用した事でも知られます。

1950年代にブルガリアは外貨獲得のためカベルネを作付けし旧ソ連向けの日常消費用ワインの産業で発展しました。1966年には世界で第6位の輸出国にまで成長を果たします。MWのジャンシス・ロビンソンの解説によれば当時『カベルネ=外貨』となっていた程で、1970年代にはイギリスのボルドー愛好家にも大きな影響を与えました。しかし1980年代当時ソ連のゴルバチョフ書記長が飲酒制限政策(酒類供給量の制限や販売時間の制限等)を展開したことでブルガリアのワイン産業は衰退の一途を辿り葡萄畑は打ち捨てられていました。 しかし現在ブルガリアに新たな波が来はじめています。
ナイペルグ伯爵が『20年も葡萄が栽培されていなかったこの土地には可能性がある そして今ブルガリア・ワインは真のルネッサンスが始まっている。』と語る様に、アメリカ、フランス、ドイツ等様々な国の生産者や投資家が新天地を求めてブルガリアに集まりはじめています。古くからワインが造られてきたという歴史的な裏付けがある葡萄に適したテロワールと共に近年の葡萄栽培に適した気候に変りはじめているようです。」

甘い赤い果実のアロマに飲み頃を感じつつ口に。 タンニンはこなれ、酸味も程々に溶け込み程良い熟成感が有り、かつたっぷりの果実味。

これは丁度良い時に開けたと納得。 シラー10%が良く効いていて、ボルドーとは違った生々しい濃厚な果実感が有る。

加糖は気にならない程度。 すき焼きには丁度良い程度で、とても良く合った。 ◎。

白カビも最高の食べ頃で、今日のワインにぴったり◎。 シラーが功を奏しているように感じた。

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