日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

ラファエロ展

2013-05-27 01:10:59 | Museum

2013.5.26. Sun.

こぱんちゃんと久々の美術鑑賞。

体調の優れない彼女を気遣い空いてきただろう閉館前に飛び込む。

4時半過ぎての入場で1時間弱の鑑賞で少し駆け足だったが、さほど大きな美術館ではないので、充分堪能できた。

目玉の自画像と母子像はかつて一緒にイタリアに行った時にフィレンツェで観たものだったが、また時と場所が変わって見るのも感慨深いものがある。

特に母子像はバックの黒塗りが後世のもので、当時は部屋の中の絵であったX線による最新の解析が一緒に展示されており興味深かった。

『国立西洋美術館』(上野) 「ラファエロ展」  (毎週金曜日:午前9時30分~午後8時)

「ルネサンスを代表する画家ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)。ルネサンス絵画を完成させ、後の画家たちの手本となったラファエロですが、作品の貴重さゆえに展覧会の開催はヨーロッパにおいてもきわめて難しいとされています。本展はヨーロッパ以外では初となる大規模なラファエロ展です。
本展にはペルジーノらの影響が色濃く残る修業時代の作品から、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロに触発されたフィレンツェにおける作品、そして1508年にローマへ上京し、教皇のもとで数々の大規模プロジェクトに携わった晩年の作品まで、20点以上のラファエロ作品が集結します。特に《大公の聖母》はラファエロの描いた数ある聖母子像の中でも、最も有名なもののひとつです。さらにラファエロの周辺で活動した画家たちや、彼の原画による版画、それを図案化した工芸品等に至るまでを合わせ、計約60点が会場に並びます。以後の美術表現に絶大な影響を与えた画家ラファエロの全貌を知る、絶好の機会となるでしょう。」

 ラファエロ・サンツィオ《自画像》 1504-06年 油彩/板 47.3x34.8cm フィレンツェ、ウフィツィ美術館

 ラファエロ・サンツィオ《大公の聖母》 1505-06年 油彩/板 84.4x55.9cm フィレンツェ、パラティーナ美術館

鑑賞後ロダンの談議になり、「地獄の門」というこぱんちゃんに「天国の門」でしょう?と自信満々に突っ込む私…

脳内で地獄を天国に変換してしまう私のHappyさに自身で呆れる。

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