日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

5/20 結婚記念日のお祝い

2013-05-21 15:09:32 | Today's Menu

2013.5.20. Mon.

昼: 夜に備えて軽く。

 ソーセージ、セロリ、スナックえんどう、竹の子の炒め物

 豆腐のお味噌汁

 ご飯

1日早いのだけど、定休日だし24回目の結婚記念日を祝してプチ・パーティー。

もう24年も経ったのね。 あっという間のような、長かったような…

夜: 実家の父がスポンサーになってくれて、総勢7名で。 近くの中華料理店にワインを持ち込ませてもらう。

 クラゲの冷菜、檸檬風味

 豚しゃぶサラダ

 フカヒレスープ

 松笠イカの明太子ソース

 大海老のチリマヨソース

 小海老の天ぷら

 焼餃子

 特製春巻

 やわらか豚ヒレ肉の黒酢ソース

 酢豚(トマトの隠し味と言うことで)

 牛肉のオイスターソース炒め

 牛肉と三色ピーマンの細切り炒め

 五目炒飯

 胡麻団子

 杏仁豆腐

 Jean Laurent Champagne Rose  ピノ・ノワール 100%

     

「輝きのあるやや濃いめの色鮮やかなサーモンピンク。
はじめに、フランボワーズのような赤い果実の香り、ピノノワール100%からくるスパイスや土っぽい香りに、キャンディーやイチジクなど次々に甘い香りも出てくる。酸味は程よく、爽やかで飲みやすくアペリティフにも丁度良いロゼシャンパン。
小粒の泡も口の中で弾け、料理にも合わせやすい。」

パーカー氏がNVながら92点を付けたロゼ。 2年程寝かせていた。

オレンジがかったチェリー色でとっても甘いアロマ。 持ち歩いた直後だったが、泡もきれいに落ち着いて、とっても上品。 美味しい こちらのドメーヌ大好き。

クラゲに◎。 中華の前菜全般に合いそうだ。

 Vernaccia di San Gimiganano 2010 Bellini

      

1年半程寝かせていたのだが、少しまったり感が出て良い感じ。

爽やかな朝の草原のようなイメージだね、と兄嫁と盛り上がる。 こういう話は連れとは出ないので楽しかった。

酸味が下支えした飲み口マイルドなものなので、揚げ物にもぴったり。 ◎。

前菜、餃子、鶏、豚にも〇で、何にでも合わせやすい。

 La Chapelle de Calon  2005  (AOCサンテステフ・メドック・グラン・クリュ・クラッセ(格付第3級)(2nd?ラベル))  カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 30%、カベルネ・フラン 10%

     

お馴染みの「カロン・セギュール」のサード的ワイン。 結婚記念日だしやっぱりハートのマークを絡めないと。笑

やっぱり2005年ヴィンテージ! とっても良い出来。 ファーストを彷彿させるお味で、ばっちり飲み頃の my taste。 

アロマも熟した赤い果実、きゃべつ、カカオ、…下草、腐葉土と少し熟成香も出始めていて正統派ボルドー。

2007年も美味しいと思っていたが、これを頂いてから美味しく思えなくなってしまった。 2009年が楽しみであり待ち遠しい。

豚以降のスタートだが、御料理の格にもぴったりで、どれとも◎。 単体でも◎。 コスパも◎。

 Grgich Hills Zinfandel 2007 (half)  95% Zinfandel  5% Petite Sirah   alcohol by volume: 14.9%  こぱんちゃんのアメリカのお土産。

      

「"So enriched by sweet oak that its very deep, berry-like fruit takes a moment to catch up with its initial aromas of sweet cream, cappuccino, root beer and toast, this opulent Zin finds a niche all its own. It is wonderfully supple with a fine spine of tannin that firms without being overly obvious, and its layered flavors reflect all the complexity of its nose. A bit of last- minute heat and a little chalky astringency hold it back from even higher scores, but, given the winery's track record for making long-lived wines, it is fairly safe to assume that this one is still far from reaching its best."   Connoisseurs' Guide :92

Offers dried cherry and spice aromas and appealing flavors of currant, anise and fresh earth. Drink now through 2015.   Wine Spectator 

Vintage: We were blessed with a long, dry growing season in 2007. The warm spring brought early budding and bloom, followed by a relatively cool summer that allowed even ripening on the vine and then a heat spike at the end of August that jump-started harvest. Because we received only 60 percent of our normal precipitation, the grapes were smaller, reducing yield but giving us concentrated flavors.
Vineyard: We grow our Zinfandel at our vineyard in Calistoga, which is certified organic and Biodynamic®. Nestled in the northern tip of Napa Valley, the vineyard’s ravelly loam provides excellent drainage and the cloudless days and cool nighttime temperatures are perfect for sun-loving Zinfandel. The vines are head pruned to protect the grapes from sunburn. All of these factors combine to produce concentrated, complex flavors in the wine.
The Wine: We co-fermented the Zinfandel with a touch of Petite Sirah to add complexity and structure and then aged the wine in large oak casks so the flavors are well integrated but not overwhelmed by oak. Classic Zinfandel flavors of strawberries, raspberries and plums make this wine the perfect match for grilled meats, thin crust pizza and pastas with tomato sauce.

▼ガーギッチ・ヒルズ(Grgich Hills)
マイク・ガーギッチ氏はクロアチア出身。大学で醸造学を学んだのちカリフォルニアに渡り、『ボーリュー』の技術者や『ロバート・モンダヴィ』の主席醸造責任者を務め、そして『シャトー・モンテリーナ』のワインメーカー兼ヴィンヤードマネージャーを務めていたという凄い職歴を持つ人物です。そしてモンテリーナで彼が造ったシャルドネが、パリ・テイスティングにて当時世界最高の白ワインとして選ばれたのです。

そのため赤で選ばれた
『スタッグス・リープ』のウォーレン・ウィニアスキー氏と並んで、マイク・ガーギッチ氏はカリフォルニアワインの台頭期に世界中にその実力を示した偉大な2大ワインメーカーとして、現在もアメリカ中の生産者から敬愛されています。マイク氏は翌年の1977年にガーギッチ・ヒルズを設立。彼の造るシャルドネは、場所を移しても優れて豊かな味わいの複雑なシャルドネを変わらず造り続け、数々の賞を受賞してアメリカと世界中のワイン愛好家たちを喜ばせ続けました。一方でカベルネにおいてもモンテリーナ同様見事なエレガンスを備える壮大な傑作を造り上げ、レーガン元大統領やクリントン元大統領、クイーン・エリザベス2世、フランソワ・ミッテラン大統領などの世界的なリーダーが公式晩餐会で彼のワインを使用し、彼の偉大な功績に賛辞を送っています。」

80代となった現在も、マイク氏は青いベレー帽をトレードマークに、ワイナリーの日々の業務を監督し、将来のプランを練っているんだそうです。ナパにある多くのワイナリーは拡大策を取っているのに対し、マイクはワイナリーを小規模なままにしていくことを望んでいます。彼らの目標は規模を大きくすることではなく、品質を向上させること。それゆえ多くのワイナリーは他から葡萄を買い付ける必要がありますが、ガーギッチ・ヒルズでは全てのヴィンヤードをワイナリーが所有し、その多くが有機栽培で育てられています。

これは美味しい ジンファンデルを見直すものだった。 少し早いかなと思いながらの抜栓だったが、そこはアメリカ。(?) 1時間ほど前に抜栓しただけで、美味しく頂けた。

アタックは滑らかでそれほど酸味を感じないのだが、アフターに独特のプラムのような酸味が心地良く残る。 とても人智を感じさせる奥の深さのあるワインで、良い意味で大きく期待を裏切ってくれた。

連れに、「こぱんちゃんがパパのために一生懸命運んでくれたのよ。」と言うと何とも言えない嬉しそうな顔の後、「もっとおおきいのがいい~」だって。

こぱんちゃん、有難う。です。

こちらも最後の仕上げ的にお肉料理と頂いたが、◎。 是非また手に入れたい。

父、姑、兄夫婦、甥っ子と我々の3世代揃っての会食で楽しいから余計にワインも美味しく感じたんだろうけど、とても美味しいワインを頂けた一時に感謝です。

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