2013.3.21. Thu. My Birthday 「お刺身とボルドー」
連れは朝早くから日中お出かけ。
帰宅して親戚から頂いた好物のお菓子を。
『きみごろも』 松月堂製
昨日お誕生日のお祝いはしたのだが、昨日の食べ切れなかった食材とお土産に頂いたお魚で今日もリッチな晩御飯を楽しむ。 お誕生日当日だしね。
やっぱりボルドーは開けたいし、生の魚×軽いボルドー赤も試してみたい。 チーズが今月は未だ到着しないので、格付けは月末に譲るとして、軽いボルドーで。
本マグロのユッケ 地卵と
一色町の鰻の蒲焼
牡蠣とセロリのナンプラー炒め 黒胡椒と一休寺納豆の風味
愛媛産 鯛のお刺身、etc.
カナダ産 姿ズワイ蟹
野菜スティック(大根、人参、胡瓜、プチ・アスパラ、大葉) 明太チーズ、柚子マヨネーズのディップ
土筆の卵とじ
若竹煮
Seresin Estate "Momo" 2010 Sauvignon Blanc (ニュージーランド/マルボロ)
Seresin Estate
あの『ハリーポッターⅢ』を手がけた映画監督マイケル・セレシン氏が1992年に設立したエステイト。世界で最高峰のソーヴィニヨン・ブランの産地として名高いマールボロ地区に位置します。設立当初、その一帯は家畜農家が点在するだけで、ブドウ栽培とは無縁の放牧地帯でした。しかし、この地はニュージーランドでも最も日照量が多く、長く並列する山脈によって守られ、大自然の恩恵をいかんなく受けることのできる、ワイン造りにとって最高の環境だったのです。 ワイナリーでは、創立当初から一貫して「ハンドクラフト=手作り」にこだわり、植物を「本来あるべき健康な土壌環境」におくことが非常に重要である、という考えのもと、大地が地球のリズムと地球環境に作用し合い、生物の滞在的な力を引き出すことのできる「ビオディナミ農法」を実践するようになりました(2002年には「Bio-Grow」認証取得)。その結果、『大地の自然な作用である栄養分やミネラルの供給を妨げられることなくブドウの木は生育し、その健康状態の改善だけではなく、ワインのストラクチャーや凝縮したフレーバーなどにも目を見張る成果が現れるようになった』といいます。 世界的に高い評価を受けるようになった現在でも、他人の評価に翻弄されることなく、「テロワールを素直に表現した真っ直ぐなワイン」を目指す彼らの姿勢に変わりはありません。
2011年9月に購入したNZのソーヴィニヨン・ブラン。 ちょっぴり値が張ったのは、円安の時だったから? やはり質がいい? と思いつつ抜栓。
NZのソーヴィニヨン・ブランらしいカリン、グリーン・ノート、酸味のあるトロピカル・フルーツ等のアロマ。
お味もそれらしいもの。 少し寝かせたからか、元来なのか、舌を刺すような酸味ではなく、お安いそれより上品に感じた。
Chateau Haut Philippon 2009 (AOC Bordeaux) メルロ50%、カベルネソーヴィニョン40%、カベルネフラン10% ボルドーコンクール&バッカス・マドリッド・コンクールで金賞受賞
「造り手のヴィニョーブル・ルー家は5世代に渡り素晴らしいテロワールから生まれるワインを提供し続ける家族経営のワイナリー。 Chateau BenageやChateau Les tuileriesも所有。
現在息子のRomain(ロマン)が継承し、人気も品質も規模も上昇中。 完熟した赤いフルーツの香り!口に含むとまろやかな果実味が広がり、心地よいタンニンが感じられます。余韻も長く楽しめます。」
抜栓すぐから、埃、赤や黒の果実のアロマ。 少し早かったかな?と口に含む。
いらぬ心配で、酸味がうまく溶け込みタンニンが少し残っている感じ。 これなら一瞬で開くなと思っていたら、予想通りすぐに開いてまさに飲み頃。
なかなかボルドーらしいお味に2009年の恩恵をたっぷり受けた果実味豊かな濃厚なお味。 ボディはメディアム・ライト。
トリプル受賞も頷ける。 ¥1.000程度でこんなお味が楽しめるなんて幸せ。
試したかったボルドーと魚類は、マグロのユッケが〇◎。 鰻が◎〇。 鰻の泥臭さが良く合う。 流石王道のマリアージュ。 牡蠣の炒め物も〇◎。
土筆も濃い味付けで◎。 軽めのボルドーもお料理に上手く合わせれば重宝なものなのね。
鯛や蟹があったので急きょ追加したNZのソーヴィニヨン・ブランだったが、意外と蟹とは△〇。 二杯酢にしっかり漬ければ〇になりそうだったが、蟹の素朴な味を楽しみたくて、敢えてしなかった。
鯛にも△〇で、醤油は合うが、鯛の繊細さが負けてしまう。 意外と合ったのが鰻で〇◎。 連れの解説によれば、「白い肉の部分が白に合い、他の部分と味が赤に合う。 今日の鰻はとても肉厚なので合うんだろう。」
マグロのユッケ、若竹煮にも〇だったし、2本開けて正解。 昨日は私自身はバタバタして実はあんまり飲めなかったのだ。 特に蟹と格闘し出すと飲むのを忘れてしまうから余計。笑
今日はその分もい~っぱい頂いた。 ほろ酔いになって、こぱんちゃんが無性に恋しくなる。
明け方に「お誕生日おめでとう。」メールがアルザスから届いていたが、完全な単独行動なので実は凄く心配している…
バースデー・ケーキ
昨日の残りでもう一度お祝い。