2013.3.3. Sun. 雛祭り
段々飾りのお雛さんを飾らなくなってもう10年は経つなぁ。
こぱんちゃんが小さい時には実家一家と一緒に、総勢12名+αで毎年ホームパーティーをしてたんだけど… 今や懐かしい日々。
食器なんかも随分揃えたので、お雛さんとクリスマス、何かイベント考えなきゃな。
先日連れがごそごそやって一刀彫のお雛さんを飾ってくれた。
昼: 連れ、お出かけなのでブランチで。
バラ寿司
蛤のお吸い物
兄とMHちゃんが手伝いに来てくれて、きものの整理の続き。 やっと何とか目処がつく。
こぱんちゃんは未だ名古屋帯しか自分で結べないので、早く二重太鼓も結べるようになってくれたらなぁ~
一人でも自分できもの着て出かけてくれるだけでも有難いと思わないといけないんだけど。
夜: 赤を飲みたくてすき焼きを。 気になるボルドーと南ローヌの2本を開ける。
MOF熟成チーズ +α 『C.フェルベール』の「クリスティーヌさんのお庭で獲れたカシスとスグリのジャム」を添えて
すき焼き 今日は熊本産和牛のリブ・ロースの結構脂の多いもので
Chateau Lanessan 2003 (オー・メドック/クリュ・ブルジョワ・シュペリュール)
■ ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
■ 平均樹齢 32年 ■ 栽培面積 40ha ■ 単位収穫量 55hl/ha
■ 醗酵 醗酵とマセラシオンは温度管理されたコンクリートタンクで12~18日間
■ 熟成 フレンチオークにて16~18ヶ月熟成 1/3が新樽、1/3が1回使用した樽、1/3が2回使用した樽
「サン・ジュリアン村近くにあるキューサック村のワイン。畑はサンジュリアンに隣接し、ベイシュヴェルと、デュクリュ・ボーカイユの畑に囲まれています。
クリュ・ブルジョワ・クラスの中でも、歴史もあり、格付けシャトーに匹敵する高い評価を受けています。」
非常に評判のいいクリュ・ブルジョワ・シュペリュールでずっと飲みたかったが、長熟でも評判の蔵で手持ちの2005年を未だかな~と寝かせていた。
最近こちらのバックヴィンテージが続いて売り出され、やっと念願叶って開けることが出来た。
クラシカルなボルドータイプだろうと想像している。 2003年だし、開栓と同時に飲み始める。 赤い果実のアロマ。
やはりクラシカルなタイプのしっかりした造りのボルドー。 私の好みのお味で、格付けにかなり近いブルジョワと言うのも頷ける。 少し薄い感はあるが、昔ながらにとても丁寧に造ってらっしゃるのが伺える。
すき焼きをしながらと言うこともあって、結構温度も上がっていたと思うが、中盤からチョコのアロマが強くなり、益々まろやかでタンニン酸味もある飲み頃絶頂な感じとなった。
もちろん、リブ・ロースにも良く合った。 ◎〇。
ソムリエさんのおっしゃる通り意外とパルミジャーノが〇。 バカラが◎。 カルヴァドスも意外と〇。 フルム・ダンベールは状態が若いので〇△。 シェーブルさえ〇△。
とてもチーズにオールマイティーなワインだった。
Chateau Lanessan
ロバート・パーカー氏はシャトー・ラネッサンについて、
「ラネッサンは、オーメドックのアペラシオンの中でも傑出したワインの1つだろう。メドックのワインの格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである。ラネッサンは、サンジュリアンのコミューンのすぐ南、グリュオーラローズの広大なブドウ畑の反対側のキュサックに位置し、深みのある色とたくましくてスケールの大きな枠組みを持つ、噛みごたえのある舌触りの強烈な風味に富んだワインをつくっている。 フィネスに欠けると言って非難されるかもしれないが、この弱点は、豊かでガッツのあるブラックカラントで埋め合わせしてもなお余りあるだろう。…ワインは力強く、独立した存在感があって、スタイルと個性において、どこかポイヤックの五級シャトー、ランシュ・バージュに似ている。」とパーカー氏はベタボメのコメントを残しています。
又、ヒュー・ジョンソン氏も「抜群のクリュ・ブルジョワ・シュペリュール」とし、2つ星★★をつけ高評価しています。
Chateau Pesquie "Cuvee des Terrasses" 2009 (コート・デュ・ローヌ/A.O.C.コトー・デユ・ヴァントゥ)
グルナッシュ70%、シラー30%
~Wine Advocate 190~ PP90 2010-2013
Another of my favorite estates in the up-and-coming Cotes du Ventoux appellation, Pesquie’s inexpensive 2009 Terrasses is a custom cuvee put together by American importer Eric Solomon.
Composed of 70% Grenache (from 60-year-old vines) and 30% Syrah (from 30-year-old vines), aged in neutral oak, and bottled unfined and unfiltered, this 10,000-case cuvee hits every sweet spot on the palate.
Tasting more like a Chateauneuf du Pape than an inexpensive Cotes du Ventoux, this dense ruby/purple-colored wine offers up scents of licorice, black cherries, raspberries, pepper, and meat juices. Medium to full-bodied with a structured, well-delineated mouthfeel, good freshness, a heady finish, and firm, but well-balanced tannins, it should drink nicely for 2-3 years.
こちらもお気に入りの銘柄で、2009と2010でダース+α買いした1本。 もう何本目かな? 去年は少し固かったが、今まさに飲み頃の状態。
ローヌらしい華やかなアロマとムスク香もあり、私はこれをすき焼きに合わせるのが大好き。 当然◎。
今日はお肉の1回を砂糖の代わりにメープル・シロップにして焼いてみたが、これが特にワインにマッチした。(ボルドーも同様。)
意外だったのは合わせにくいカルヴァドスのカマンベールが〇◎だったこと。 ピノよりこっちの方が私は好きだな。
バラカもフルム・ダンベールも〇~〇◎。 フルム・ダンベールは少し状態が若く、もう少し熟成が進んだ方が合いそう。
シェーブル、パルミジャーノは△~△〇。
クリームチーズ ピーチメルバ (デンマーク) デザート用
うなぎパイとワッフル
こぱんちゃんから連れへのヴァレンタイン・プレゼント&MMちゃんからの頂き物。 連れデレデレ。