lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Craig Armstrong / "Audi R8 Advert"

2007-06-30 07:54:13 | music5
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>> http://www.audi.com/
>> http://www.craigarmstrongonline.com/


Craig ArmstrongとScott Fraserが、アウディの最新モデル、R8のCM曲を手掛けました。物々しいストリングスに、沈み込むようなドープなビートパーカッションが絡むダークな楽曲。これは一般向けに公開されているショートヴァージョンで、プレゼンテーション用のフルレングスバージョンは10分弱の尺があるそうです。うーん。。Audiの知的で重厚、それでいてストイックなフォルムは中々好きなんだけど、嫌いなボンボン上司が乗り回してたのでちょっと複雑。。。





□ Craig Armstrong - The Best Works.

Hans Zimmerに引き続き、この流れに乗じてCraig Armstrong特集も不定期に紹介していきたいと思います。




Vol2


□ "Romeo + Juliet" vol.2

Balcony Scene
Mercutio's Death
Escape from Mantua

由緒あるロイヤルアカデミーの卒業生で、多くの授賞歴、Scholarshipを勝ち取っていたCraig Armstrong。(※数年前に栄誉博士号授与の記事を目にした記憶がありましたが、ソースが確認できません。。)彼もHans Zimmerと同じようにロック/ポップシーンで下積みを経て、当時のポップ-クラブシーンで 辣腕を発揮していたDJ兼プロデューサー、Nellee Hooper(Wild Bunch)に見出されたことにより、次第にMadonnaやMassive Attackなどのアレンジャーとして、知る人ぞ知るというようなカリスマ的な支持を集めていきます。

Buz Luhrmann監督がNellee Hooperを通じてCraigを起用したこの"Romeo + Juliet"以降、監督のビザーレな作品と、それに正気と良心を与える(笑)クレイグの哀愁溢れる作風の切っても切り離せない関係が、"Moulin Rouge"に至るまでしばらく続くことになります。

"Romeo + Juliet"では、主に英国、ブリストルを中心に活躍するポップシンガーや、いわゆる売れ線のアーティストのトラックを要所要所にフィーチャーしていますが、その楽曲をCraigがスコア・アレンジして、劇中に溶け込ませるという、現在でも珍しい手法を用いています。そして、本作はこれまた敏腕プロデューサーとして名高いMarius De Vriesがco-ProducerとしてCraigの助力となっています。


さて、この楽曲の特徴はといえば、下世話で派手な流行音楽やヒップホップビートのデフォルメされた天然色に、教会音楽の悲劇的なエッセンスを振り撒いた、ある意味とてつもなく過激なもの。ラストではワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』をそのまま使う辺りにも、隙のない心憎い演出意図を感じられます。

Craigはこの頃既に、最先端のものとされていたエレクトロ・ビートをMassive Attackで学んでおり、作品中で聴かれる教会風混声合唱のシークエンスにも被せるという革新的な仕事を成しました。この衝撃的な組み合わせが、以降の映画界のスコアメイキングに多大な影響を及ぼしたのは確実で、とりわけハリウッド映画のトレーラーにおいて繰り返し流用されることになります。現在における『混声合唱+ビート』スコアが流行するトリガーを引いた作品に間違いないでしょう。

また、この映画には相応しくない程静謐で美しい"Balcony Scene"は、今でも数々のコンピレーションに取り上げられたり、トランスDJがマスターピース的作品として挙げるなど、時代とジャンルを超えた人気を誇っています。




Pm


□ "Plunkett & Macleane"

Business: Part1/2/3
Hanging
Escape

こちらは映画の知名度が低いせいで、楽曲自体の評価もあまり為されなかった不運な作品。ともあれこれも、クレイグ特有の切り込んでくるようなストリングス、不安と哀愁を煽るヴィブレーションに、当時流行っていたブレイクビーツの要素が絡むという、"Craig Armstrong"の新しさと面白さが余す所なく凝縮された良作です。

"Escape"では張り上げるような大迫力の混声合唱に激しくメタリックなビートを乗せると言う、好きな人には堪らない造りで、これも他の映画の予告編で多く使われました。そして、e.s.Posthumusが混声合唱とオーケストラ、パーカッションという編成を大々的に打ち出したトレーラーミュージックを発表するのも丁度このすぐ後からで、時期が一致するのは決して偶然ではないのでしょう。。





As_if_to_nothing


□ "As if to Nothing"

Ruthless Gravity
Hymn 2
Snow

元々ポップス、クラブミュージックのアレンジャーとして才気を発揮して来ただけに、一個のアーティストとしてのカリスマ性、独創性も群を抜いたものがあります。スコア・コンポーザーとしてのノウハウを活かした非劇音楽であるソロアルバムでは、彼の築き上げてきた孤高の芸術性の集成に触れることが出来ます。

こちらは2nd Album。各方面から選り抜きのヴォーカリストを招いたトラック群も素晴らしいですが、彼自身の当時の興味が、音響系エレクトロニカに傾いていたことを如実に物語る作風。本作でフィーチャーしているAntye Gerie-Fuchsとは後に、彼女のパートナーでもあるVladislav Delayと三人で"The Dolls"という実験音楽ユニットを結成しています。

Photekと共作した"Hymn 2"は、冷たくオブスキュアなドラムンベースにボーイソプラノの物悲しい旋律が印象的な、響きと静寂、光と闇の対比が芸術的な楽曲。"Snow"は、クレイグのトレードマークとも言えるストリングスのうねりが何とも言えず悲壮的で、かつ美しい。U2のBonoとリテイクした"Stay"もハイライトトラックの一つとして挙げられるでしょう。アルバムのイントロとアウトロを飾る教会聖歌風コーラスが、アルバムに虚無的な円環性を与えています。"As if to Nothing...."『何も無かったことと同じ』



詳細は不明ですが、Craig Armstrongは新しく立ち上げたプロジェクト、"Winona"のライブ・パフォーマンスを6月末からヨーロッパ各所で行う模様です。


Hans Zimmer/ "Pirates Of The Caribbean: At World's End"

2007-06-29 11:27:49 | music5
At_worlds_end


□ Hans Zimmer/ "Pirates Of The Caribbean: At World's End"

Calypso
I Don't Think Now Is The Best Time
One Day

Release Date; 22/05/2007
Label; Walt Disney Records
Cat.No.; 000037102
Format: 1xCD

>> tracklisting.

01. HOIST THE COLOURS
02. SINGAPORE
03. AT WIT'S END
04. MULTIPLE JACKS
05. UP IS DOWN
06. I SEE DEAD PEOPLE IN BOATS
07. THE BRETHREN COURT
08. PARLAY
09. CALYPSO
10. WHAT SHALL WE DIE FOR
11. I DON'T THINK NOW IS THE BEST TIME
12. ONE DAY
13. DRINK UP ME HEARTIES


見たことのない刺激的な幻想世界。
映画本編は既に2回観てきました。創造力、想像力の枯渇が叫ばれて久しいアメリカ映画に、未だこれだけの豊穣なファンタジーを作り上げる底力があったことに乾杯。おそらく賛否両論あるであろう内容ですが、三部作の完結編としてはこの上なく上等なものであったと感じます。脚本は裏設定を説明無しに盛り込んでいたりするので、翻弄された方も多いでしょう。。それでなくてもストーリーにおけるキャラのポジションが落ち着かない。

次々と反古にされ、上書きされていく『約束』。状況と事情によって目紛しく展開し、変化していくキャラ同士の相関、敵味方の関係性。前作まではトリックスター的な立ち振る舞いをするのはジャックだけでしたが、今作では主要キャラ皆が策士となってストーリーを掻き回すのが痛快です。しかし最後には、あえて語られなかった『絆』が、感動的な結末を手繰り寄せるーーー。


スコアの方も映画の雰囲気に併せて、ストイックかつ荘厳なスケールで、これまでになくシリアスなカラーを纏っているのが印象的です。メインテーマをはじめ、一作目のKlaus Badeltのフレーズや、Hans Zimmerの書き下ろした各種フレーズを、Remote Control社の精鋭7人のコンポーザー(Geoff Zanelli , Tom Gire , John Sponsler, Henry Jackman, Atli Örvarsson, Blake Neely, Matt Dunkley, Martin Tillman) が総掛かりでスコア・アレンジメントしています。お約束のワーグナーやホルストのフレーズや、どこかで聴いたようなメロディもご愛嬌。昨年の"The Da Vinci Code"に次いで、混声合唱系スコアマニアにも堪らない一品となっています。

エスニックでアジアンな味付けは、正に『World's End:世界の果て』に相応しいモチーフで、ここにもHans Zimmerのこれまでのキャリアとノウハウが存分に活かされています。終盤、クライマックスチューンで様々なテーマが絡み合い、打ち込みのエレクトロビートやシンセベースを従えながら、大きなうねりの中で収束していく様は(このシークエンスはJames Newton Howardの"Waterworld"を彷彿とさせます。)、今までにも手掛けて来た組曲形式の長編曲の集大成と言えるし、胸に響き渡る重厚で力強いラブテーマは、天才的なメロディメーカーとしての資質を圧倒的に見せつけてくれます。Hans Zimmer以外には、この作品のスコアを書き上げることは不可能だったでしょう。彼は男臭くて喧しい音楽だけが特徴的なのではなく、現代作曲家としてこれ以上はありえないほどのマルチプルな才能を有する人物なのです。




□ TUNES OF THE DAY

□ Hans Zimmer - The Best Works.

Hans Zimmerの作品はほぼ網羅していますが、その中から個人的に紹介したいものを選曲したシリーズです。John Williamsと並行して不定期に紹介予定。


Lion_king


□ "Lion King"

Circle of Life
King of Pride Rock

Hans Zimmerのルーツの一つでもあり、最も得意とするエスノ・アンビエント、アフリカン系スコアの集大成。Tim RiceとLebo Mとのコラボレーションが生み出した生命力に溢れる力強いサウンド、重厚かつロマンティックで神秘的なメロディ(一部は"Millenium"からの流用、アレンジは"Power of One"を引き継いでいます。)と打ち込み系のアクション・シークエンス、そしてゴキゲンなミュージカル・トラックといった多彩な表情を併せ持つ、初のオスカー受賞楽曲。同時期のアクションスコアでも顕著なパーカッションと、硬質なキックがフックとして効いています。私が最も好きな作品。



Gladiator


□ "Gladiator"

The Might of Rome
Am I Not Merciful?

元Dead Can DanceのLisa Gerrardとの共作であり、Hans Zimmerにとってもある意味ターニング・ポイントとなった作品。"Millenium"や"Power of One"、"Lion King"などで用いていたエスニック・コーラスを、シンセを控えめにして、純正オーケストラのメロディの中にプロット。また、ワーグナーやグレツキなど、クラシック音楽のあからさまな引用、オマージュが目立つようになったのもこの頃から。他には、一部にRandy Edelmanの"Anaconda"(←これも良く聴きました。。)のフレーズが隠されています。



The_rock


□ "The Rock"

Rocket Away
Fort Walton - Kansas

『アクション映画』と『アクションスコア』の作り方の双方において、映画界の定石を一変させてしまったエポック・メイキングな作品。マイケル・ベイ監督の演出とジマーの感情的なスコアのマッチングは、少なくとも以降の10年間に渡って、大作系(Trevor RavinやGraeme Revell、Paul Haslinger)からインディペンデント系に至るまで追随されるようになりました。しかし全く新しい方向の呈示だったかといえばそうでもなくて、Hans Zimmer自身も"Backdraft"、や"Drop Zone"、そしてこの系統のスコアを初めて完成させたと思える"Crimson Tide"において既に同様のスコアを奏でていたし、先に同監督の作品を手掛けていたMark Mancinaなどの影響も感じられます。

"The Rock"はアクションスコア以外にも、"Rain Man"や"Days of Thunder"、"Thelma & Louise"の郷愁のメロディや、Mark Mancinaと共作した"Lion King"と"True Romance"などで見られた、トロピカルなコメディタッチの作風も同時に聴かれるのが特徴。また、彼らのキャリアはもともとポップ畑で培われたこともあって、Robbie Williamsをフィーチャーした"A Man For All Seasons"といった、時折手掛けるヴォーカルトラックのメロディセンスは、80年代の扇情的なSynth-Popを彷彿とさせて聴き応えたっぷりです。

"The King Arthor"では、Trevor HornのプロデュースでMoya Brennanに主題歌を歌わせたり、Harry Gregson Williamsに至っては、自身の担当した"The Chronicles of Narnia"において、enya風のファンタジックなメインタイトルを書いたりと、多岐に渡る引き出しを備えているのも、彼らへのオファーが尽きない魅力の理由の一つなのでしょう。


Hans Zimmerは、Jay Rifkinと共に自身のプロダクション創設以前、ノン・クレジットでハリウッド系映画のメインテーマを書き下ろすこともありましたが(ex."Air Force One")、"The Rock"についても手掛けたのはメインテーマやいくつかのモチーフで、多くの部分はNick Glennie-SmithとHarry Gregson Williams他2名のコンポーザーがアレンジしています。デジタル打ち込み系のロールビートが目立つのはNickの仕事の特色と言えるかもしれませんね。彼はSteve Jablonskyと、スピルバーグ監督の"Transformers"を手掛けているので非常に楽しみです。


いつかまた機会があれば、次回はHans Zimmerのキーボーディストとしての特徴が顕著な初期の作品を紹介したいと思います。


O.S.T. / "God of War II"

2007-06-28 09:07:02 | music5
God_of_war_ii_1


□ O.S.T. / "God of War II"

Junkie XL / "Colossus" Remix
Ron Fish / "Bog Of Lost Souls"
Cris Velasco / "Phoenix Rising"
George "TraGiC" Doman / "God-Like"

Release Date; 10/04/2007
Label; System
Cat.No.; 1128
Format; 1xCD

アメリカを中心に世界的な人気を誇るゲームのオリジナル・サウンドトラック。作曲はGerard K.Marino、Ron Fish、Mike Reagan、そしてCris Velascoの4人が各楽曲を手分けして担当、指揮にはハリウッド系スコアの仕事で活躍しているTimothy Davis、チェコ・フィルム・オーケストラによる演奏。

昨今のハリウッド映画やゲームスコア界でも流行の、トライバルビート+ソフトシンセ+大編成の混声合唱という仰々しい楽曲ですが、凄まじいのは、サントラ収録の30超の曲がほぼ全て混声合唱曲という、いくら好きな人でも食傷気味になってしまうような内容。Lisa Gerrard風のエスノ・シャントや中東系パーカッションは、それ自体フックがあるので聴き応えはあるものの、全体を通して聞くと、ややソフトシンセの大袈裟なSF系サウンドエフェクトに偏重気味だったり、やはりまだまだ一流には成り切れない拙さが漂い、正直これだけならば何ら興味をそそられる作品ではありません。


何と言っても、我らが『ビートの魔術師』、Junkie XLがリミックスを提供しているのが最大の呼び物。コーラスが中心となった曲を、Tomがどう料理しているのかだけが気になって購入してしまいました。重厚なエレクトロビートに地を震わすような混声合唱が絡む様は、期待を裏切らないなかなかの佳曲。George "TraGiC" Domanも負けておらず、ヒップホップビートに合唱を絡めてラップを乗せるシリアスな楽曲を完成させています。ゴシックメタルバンド、Shadows Fallの曲は....趣味じゃないです(笑


映画や映画予告にカルミナ・ブラーナ風の合唱を用いるのは、マイナーとは言え伝統的な手法でしたが、1990年代中盤から、そこにグルーヴィなデジタルビートやパーカッションアレンジを最初に乗せ始めたのは、Hans Zimmerであり、Craig ArmstrongやGraeme Revellといった前衛のスコアコンポーザー達や、James Newton Howard等の、それに刺激を受けた大物作曲家たちでした。特に叙情系のストリングスに荘厳な聖歌風コーラスを噛み合わせるのはHans Zimmerの得意技であり、(その下地には長年キーボーディストとして手掛けて来たニューエイジ作品や、アフリカンコーラスやパーカッションをフィーチャーしたエスニックな『組曲』を生み出して来た経験が活かされている)その技術は彼が自身のプロダクションで束ねる次世代のコンポーザー(Steve Jablonsky、Don Davis、Harry Gregson Williams、etcetc...)たちや、それ以外の数多の新人、フォロワー達にも継承され、世界の劇音楽を先導していると言っていいでしょう。(とりわけ最近の映画音楽界はそちらに偏重してしまっているような。。)(※但し、私はEnigmaの何れの作品も、この流れには含めない。Cretuは寧ろこの書法のオリジネイターである。)

それとは別に、高まり続ける需要から、映画予告用に「それっぽい」混声合唱系音楽を委託されて創る、Immediate Music (>> http://www.immediatemusic.com/)に代表される、数々のサウンドライブラリ・プロダクションが台頭するようになり、中にはe.s.PosthumusやGlobus(リンク先参照)といった、それ自体をアーティスト作品として発表するプロジェクトが、2000年以降に出現するようになりました。二番煎じや三番煎じ、コピーのまたコピー、著名作曲家から末端までレベルの差はピンキリですが、しかし確実にこの手法は、世界的にも歴史的にも新しい音楽書法の一つとして浸透しつつあります。


kettel / "Whisper Me Wishes"

2007-06-27 09:07:24 | art music
Whisper



□ Kettel / "Whisper Me Wishes"

Whisper Me Wishes
And Underquited As Well
Twijfel Doubt Hesitation
Napels Vluchtplan

Release Date; 13/06/2007
Label; Clone Records
Cat.No.; Dub cd 14
Format: 1xCD

>> http://www.clone.nl/item9313.html
>> http://www.myspace.com/captainkettel
>> http://www.myspace.com/violoncellist

>> tracklisting.

01 any waken sly blonda
02 and unrequited as well
03 zutphen
04 now find another moon
05 twijfel doubt hesitation
06 de manke das
07 whisper me wishes
08 prairieplant
09 blind alleycat
10 one foggy ear
11 veerooster
12 marcos cases
13 coddle
14 napels vluchtplan


Reimer EisingのKettel名義による最新フルレングス・アルバム。2003年のEP、"the Cuddle and then Leave"に、新曲9曲を追加したもので、同じオランダのチェリスト、Sietsejan Weijenbergによるフィドルをフィーチャーした、より静謐でクラシカルなトラックに仕上がっています。Clone Recordsのサイトで試聴できます。

手元に届いてからしばらくの間レビューを温めてきましたが、無意味でした。この美しさはとても言葉に代えきれません。。確か私と同い年くらいだったと思いますが、どうして彼はこんなにもキュンキュンくる音楽を創り出すことが出来るのでしょう。。。アール・ヌーヴォーの美術展のバックグラウンドで空気のように控えめに流れていそうな印象。


感触としては、これまでの作品の中では最も"Volleyed Iron"に近く、特に"sorry,But we don't hear you"で聞かれたようなシュールなアートウェイヴ色を放ちながら、クラシックやダブ、そしてジャズテイストにエッジの効いたビートラインを盛り込んで、より楽曲然に整えたもの。Sietsejan Weijenbergはバッハの演奏を得意とすることもあって、同無伴奏組曲へのオマージュと思しき意匠も窺えます。

"Volleyed Iron"が『花弁を伝う冷たい朝露』なら、"Whisper Me Wishes"は『雨雫の陰を落とす窓辺』みたいな印象。6月の冷雨に淫る夢、希い願いを一人呟く。。。




□ Tunes of the Day

Leavesyoupuzzledcover


□ At the Close of Every Day / "Leaves You Puzzled"

Zalig Zijn de armen van geest (kettel remix)
the departure (marshall watson remix)

Release Date; 12/03/2007
Label; Volkoren
Cat.No.; Volkoren20
Format: 1xCD

>> http://www.atthecloseofeveryday.com/
>> http://www.volkoren.com/


ベルギーのシューゲイザー/フォークバンド、"At the Close of Every Day"へのリミックス・トリビュート・アルバム。kettelを初め、IDM、エレクトロニカの名だたるアーティストがリミックスを提供しています。セピア色のノスタルジー溢れる作品。7月11日には、このリミックス盤にオリジナル楽曲をバンドルした2枚組のオランダ盤と日本盤が発売されます。


ray of light.

2007-06-26 13:27:59 | 写真
Forest_light_2_2
(IXY DIGITAL L2; Exp.±0; ISO Auto; Evaluative; iPhoto.)



並べ立てられた事実が真実を物語るとは限らない。
認識される事象と事象の間隙には
無限の岐路と無限の可能性、
そして無限のパラドックスが絡み合い、
噛み合いながら働いている。


Fauxliage Press Release and Delerium Live Tour 2007

2007-06-24 10:34:51 | delerium
Fauxliagea_1



>> http://www.nettwerk.com/productions/artistpage.jsp?artist_id=1411&mode=bio

>> http://www.nettwerk.com/productions/cd.jsp?cd=4706


□ Fauxliage

レビュー
http://blog.goo.ne.jp/razoralign/d/20070728

Release Date; August 14. 2007


Disk 1
01. All The World
02. Someday The Wind
03. Draw My Life
04. Let It Go
05. Magic
06. Without You
07. Rafe
08. Vibing
09. All Alone
10. Rafe (Gabin Remix)
11. Rafe (Pacha Remix)


http://www.nettwerk.com/productions/artistpage.jsp?artist_id=1411&mode=bio(原文)


※・・・上記Nettwerk公式にてBioが公開されましたので、日本語訳してみました。


Fauxliage

Fauxliageは、Sixpence None the RicherのLeigh Nashと、カナダのアンビエントポップグループ、Deleriumのビル・リーブ、リース・フルバーとの、最初のフルレングス・コラボレーションである。

Deleriumのファンはすぐに思い起こすだろうが、ナッシュの声は、Poemに収録されたhitシングル、"Innocence(Falling in Love)"の歌声であり、引き続き"Chimera"の"Run For It"、"Orbit of Me"の2曲にもコントリビュートされている。


"Safety"は、Nashの住むナッシュヴィルとヴァンクーバー間において、アイデアとヴォーカルをやり取りしながらレコーディングされた。他にもマルチ・インストゥルメンタリストのRoy Salmondと、ベーシストのLeah Randi、そしてSarah McLachlanのバンドドラマー、Ash Soodもフィーチャーされている。

『このプロジェクトは、女性シンガーを使う為に立ち上げていたんだ』と、ビル・リーブ。『そして、レイは常に俺のお気に入りだった。』

ロレッタ・リンやパッツィー・クラインといった、クラシックなカントリーミュージックの歌姫を彷彿とさせるナッシュの融合的なヴォーカルスタイルは、リーブとフルバーがオーガニックに作り上げたエレクトロニクなサウンドスケープとは異質だが、どういうわけか完全にフィットしている。


『最初にデレリアムに曲(Innocence)を書いたとき、私はとてもナーバスになると同時に、親近感を覚えたの』ナッシュは語る。『こんな音楽は今までやったこと無かったし、凄くチャレンジしがいがあると思ったわ』

オープニングから"All the World"と"Someday the Wind"の先端的なポップで畳み掛け、"Draw My Life"の天上のハーモニーから、激情の迸る"All Alone"に至るまで、ナッシュはアルバムに深遠なエモーションを添えている。

ナッシュの歌詞は愛と喪失という普遍的なテーマについて書かれているが、その多くは個人的な経験に基づいたもの。特筆すべきは、ファーストシングルとなる"Rafe"についてである。

『Rafeは私の従兄弟について書いたの。彼は当時とても病んでいて、慰めが必要だった。』彼女は説明を続ける。『彼はかつてバレエダンサーとして大成功を収めていたが為に、誰もが彼がライトを浴びて踊る姿について言及するようになってしまった。これは、そんな彼の今その時の心境を考えて綴ったもので、彼に捧げて、心に刻んでもらう為の歌なの。おかげさまで彼は今とても上手くやっているわ。』


リーブとフルバーもまた、華やかな魔法で飾り立てた。大部分がバロック風の器楽演奏の"Magic"と、ラウンジの影響下にある瑞々しい"Vibing"。これらに用いられたローズ・ピアノは、ウィリアム・オービットのようなクラシック様式のアンビエンスを喚起させる。たとえFauxliageの臆面のないポップスタイルが受け入れられなくとも、そこにはメランコリックに誘う魅惑的な空気が漂い続ける。

『音楽は常にアーティストの心理状態を反映したものでなければ本物じゃない。』ビル・リーブは言う。『人生の中の今この瞬間に抱いている内省的な感情とこのアルバムは、同じペルソナの一部分となっている。そしてそれこそが、このアルバムがムーディなアンビエンスを備えている理由なんだ。歌詞はこれらの意向に添えて「ありふれた誰かの人生を省みよう」というものなんだ。』

デレリアムの暗い作風から取り除かれた、儚いドリープポップの欠片。その名が暗に指し示すがごとく、Fauxliageは秘されし宝石であり、見出されることを待ち望んでいるのだ。





□ Delerium Tour 2007

4年ぶりとなるDeleriumのライブツアーが差し迫っているとのことです!まだ詳細は不明ですが、すぐに公開されるとのこと。stay tuned!!


Legiac / "Mings Feaner"

2007-06-22 07:05:39 | music5
Mings_feaner_2



□ Legiac / "Mings Feaner"

Actind
Dide Skin
Hallux abb
Pinch Era

Release Date; 13/06/2007
Label; Sending Orbs
Cat.No.; SO 008
Format: 1xCD

>> http://www.myspace.com/legiac


>> tracklisting.

01 Coar Wacks
02 Actind
03 Dide Skin
04 Elvers
05 Faex Decimate
06 Emriz
07 Tretz Dizm
08 Hallux Abb
09 Jed Dalton
10 Pinch Era
11 Mings Feaner
12 Ibaxid
13 Vega Orbid
14 Upher
15 Span Feaner
16 Opaque


ようやくエクスペリメンタルで前衛的なシーンの混沌から落ち着いて、最先端のエッジ・ミュージックの1ジャンルとしての地位を確立しつつあるIDM。常に先鋭的なサウンドを模索する世界各国のクリエイター、レーベルにおいて、頭一つリードして大きい支持と良質なアーティストを保有しているのがオランダのSending Orbs。そして同レーベルや他の先進レーベルにおいても、IDMシーンを牽引してきた真のパイオニアたるアーティストが、Don FunckenとRoel Funcken兄弟によるFunckarma。(KettelのReimer EisingとはScone名義で楽曲を発表しています。)

Legiacは、Funckarmaに加え、オランダやベルギーなどのインディペンデント系フィルムでスコア等を手掛けている映像音楽作家、Cor Bolten(a.k.a. Mecano, Flue, Dif:Use)を迎え、そのカッティング・エッジなサウンドストラクチャに、壮大な叙情性とストーリー的なヴィジョンを与えています。また、余談ですが、Cor Boltenはオランダのアクション映画、"The Delivery"において、Rhys FulberとJunkie XL(Conjure One)と共に劇中音楽を書いています(独立系の為、サントラは未発売)


ヒップホップやダブを素地にしたFuncken兄弟のサイバーかつドープで鋭角的なビートと、宇宙的なスケールを感じさせるアシッド・シンセのシャワーが、Cor Boltenによるアブストラクトでタイムレスなパラメータによって量子化していくプロセス。

その昔、音楽は建築に次いで重要な芸術・哲学命題であり、数学や天文学と同系の科学として追求されていました。私がこのジャンルに求めてるのは、『音楽』における未知の刺激や、普遍性のある未来的な響きであって、聴覚を通じて常に新しい感覚を呼び起こされるような体験なのですが、まさしく音楽によって世界を描き出すというLegiacのコンセプトは、太古から嗜まれて来た音楽の恒常的な原体験を、現在において最も前衛的とされるセンスとスタイルでトレースした、普遍的な「今」の音楽に他ならないのです。


カヴァーアートはお馴染みの、Sending Orbs専属デザイナー、Jeroen Advocaatによるもの。骨格生物様の有機体がサイバネティックなシステムに組み込まれていて、その分解図を示したスリーブ・アートがシュールです。


Nanotechnology Space Sensor Test in Orbit.

2007-06-20 05:01:37 | music5
Solar_1



□ NASA Nanotechnology Space Sensor Test Successful in Orbit.

>> http://www.nasa.gov/home/hqnews/2007/jun/HQ_07140_Nanotech_Sensor_Test.html


MOFFETT FIELD, Calif. -- NASA recently tested the first nanotechnology-based electronic device to fly in space. The test showed that the "nanosensor" could monitor trace gases inside a spaceship. This technology could lead to smaller, more capable environmental monitors and smoke detectors in future crew habitats.

NASA's Nano ChemSensor Unit hitched a ride to Earth orbit on March 9, 2007, as a secondary payload experiment on the U.S. Naval Academy's MidSTAR-1 satellite. The sensor test was powered on May 24.



現在開発が進められている次世代有人宇宙輸送機、CEVに向けての応用が盛んに研究されている宇宙ナノテクノロジー。その電子デバイスの一つである、カーボンナノチューブを用いたナノケミカルデバイスの基幹技術、"Nanosensor"の宇宙空間に置ける挙動が初めて観測され、軌道上の衛星内空間において、大気などに含まれる微量ガスの検出に成功。正常な機能を維持できることが実証出来たということで、非常に大きな進歩と言えます。(現在、CEV計画の進捗も前倒しが進んでいる。)

MidSTAR-1に搭載された32のナノセンサーは、実験用の小空間においてサンプルとして用いられた二酸化窒素ガスを検出。打ち上げ時のショックや、宇宙空間での微小重力環境、熱変動に対しての耐性が確認されました。(地球圏内でのナノセンサーテストは、デルタロケットの航空中に行われていた)

このセンサーは、カーボン・ナノチューブを用いたナノ構造に織り込まれた化学薬品がガスに触れることで発生する、電流の変動を感知するもので、従来の分析機器を用いた観測よりもローコストで汎用性に優れています。例えば、宇宙服に組み込んで生命維持装置の機動性を高めることも出来るなど、より安全で高機能な環境の実現が可能になります。

CEVに向けては、並行してもうひとつのナノデバイス、SiCNT ナノ複合材料や、細胞の自己集積性などを模倣した材料を用いた生物模倣のナノテクノ基盤も研究が進められ、その設計・開発環境の整備も行われています。今回の検出実験でもコンピュータテストの精度向上が鍵となるわけですが、新しい発電用量子素子を基幹としたコンピューティングが10年以内に実現すると言われており、こういったマテリアル面での進化は、宇宙開発に関わるアーキテクチャとモジュールを根本から一新して書き換えてしまうほどのインパクトが期待できます。



□ safari 3.0 Pubric Betaがリリース。

>> http://www.apple.com/safari/

とりあえず使ってみた感想。
当方MacBook環境ですが、もともとsafari使いだったこともあり、機能面での変化についてはあまり言うことが無いとして....最大の売りらしいレンダリング速度の向上はあまり実感できません。若干速くなっているのかな~?という程度。でもまだCaminoの方が速いような気が。(追記・・・む。。結構速いかも。パッと切り替わる感じ。もともとFirefoxより速かったよね?)。ただ、2.0.4で頻発していた「応答無し」が今のところ確認出来ないのが好印象。しかし、ブラウザからファイルをuploadする場合に、アプリケーションで当該ファイル名を変更した直後だと強制終了されてしまうバグはそのままでした。それと、タイピングでの違和感。文字変換の応答速度が一段違うらしく、タイプミスに敏感。馴れるのにちょっと時間がかかりそう(笑)





□ tunes of the day

□ Stefan Anion

Orion's Belt (The Emissary Mix)





□ Yankle vs. Maor Levi

Travelling (Maor Levi Bangin Mix)



>> My Music Rank 06/18 (mixi日記より転載)

1. Benz & MD / "Signals"
2. Stefan Anion / "Orion's Belt (The Emmisary Mix)"
3. alan m / "eleni"
4. Yankle vs. Maor Levi / "Travelling (Maor Levi Bangin Mix)"
5. Snake Sedrick / "Marron"


この辺の音はもう年々刻一刻と
ビートに厚みと深みが増して行って、新曲を聞くのが
常に刺激的で堪りません。

オススメは3のalan m。 ちょっと前のDavid Westを彷彿とさせる、 アクションスコア系のビートロールが凄まじいです。そのままブラッカイマー映画に使えそう。2は宇宙空間に轟くような深い響きの衝撃音とブレイクビーツの噛み合わせがダイナミック。Benz & MDの新曲も久々の深海系で、ドープな響きに溺れそうです。4は、Maor Leviらしい、星が降り注ぐような美麗なトラックです。


Fauxliage tracklist.

2007-06-17 19:06:50 | delerium
Fauxliagea_1


>> http://www.nettwerk.com/productions/cd.jsp?cd=4706


□ Fauxliage

Release Date; August 14. 2007


Disk 1
01. All The World
02. Someday The Wind
03. Draw My Life
04. Let It Go
05. Magic
06. Without You
07. Rafe
08. Vibing
09. All Alone
10. Rafe (Gabin Remix)
11. Rafe (Pacha Remix)

オフィシャルではリリースが昨日の日付(June 15)になっていますが、おそらく間違いだと思われます。

※・・・6/19、修正されました。8月14日リリースです。




□ Enigmaの城が取り壊しへ

http://www.enigmamusic.com/forum/showthread.php?t=11817

"The Ibiza Sun"によると、Michael CretuがSanta Inesに構える大邸宅の取り壊しが決定したようです。数年前から法的なトラブルがあると度々報じられてきましたが、ファンとしては複雑な気持ちですね。。


Gigantoraptor -恐竜より大きな鳥類発見。

2007-06-15 01:30:37 | music5
Gigantoraptor2

(Image Credit:Zhao Chuang and Xing Lida/IVPP)


□ Gigantoraptor Dinosaur in Mongolia. (6/13)
(Xing Xu at the Chinese Academy of Sciences)

>> http://ml.natureasia.com/c/abaiageFoN6ijyae
>> http://blog.wired.com/wiredscience/2007/06/scientists_disc.html(写真)
>> http://www.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/06/13/dinosaur.remains.reut/



「人はもう、何処かへ行けるわけではないのですよ」

Michael Crichtonの小説"Jurassic Park"の結末は、海岸に集合したヴェロキラプトルの群れが、一斉にある方角を向いて『鳥の渡り』を夢見る???という幻想的な光景の後、上の生物学者のセリフで結ばれます。


中国モンゴル自治区で発見された、およそ7000万年前の白亜紀後期に生息していたと見られるこの鳥類様の化石は、これまで「小型のものほど鳥類に近い」という、恐竜化石の通例を覆したようです。この『ギガントラプトル』、体重は最大で35倍、全長8mにも及ぶそうですが、実は骨の成長速度の分析から、これがまだ若い個体であったことが判明。成鳥になると想像図通り、並の肉食獣を凌ぐ大きさの「鳥」になっていたのかもしれません。

恐竜が進化の過程で徐々に鳥類のような形式にシフトしていった(あるいは鳥類寄りのものが自然選択された)というよりも、一部の恐竜達(始祖鳥:Archaeopteryxの類派?)が鳥類という「形式」を選択しながら、尚も様々な手段で、同時代の生物たちのなかにおけるアドヴァンテージを模索していたというイメージが浮かびます。

こんなのがバッサバッサ歩いて、ゴミ箱漁りにくるような世界になっていたらコワいですよね。。クリスマスにはもっと大きなレンジが必要になるだろうし。。。




□ Tunes of the Day

□ John Williams / "Far And Away"

Inside the Mansion
The Land Race
Joseph and Shannon
Book of Days (enya)

何時だったか、続けるつもりでいて忘れてたJohn Williamsシリーズ。今回は、彼の中~後期の作品中でも特に人気の高い『遙かなる大地へ』を紹介。ジョンがケルト音楽に真っ向から取り組んだ壮大なサウンドトラックで、ラストクレジットを飾るenyaの"Book of Days"(Englishヴァージョン)があまりにも感動的。過去ログにもエピソードを書いていますが、高校生の頃、この音楽に出会った時に私は涙しました(T-T

トム・クルーズとニコール・キッドマンが共演する映画本編は、お世辞にも名作とは言えないものの、個人的には凄く愉快で泣けるスペクタクル(?)で、本当に強い思い入れのある作品。ストーリーは、成り行きで新大陸へ道連れすることになった農民の青年と良家のお嬢様の、紆余曲折の旅路とロマンスを描くもの。ニコール演じるシャノンは、今で言う『ツンデレ』のお手本みたいなキュートなキャラクターなので、特にこの時代に再評価してもらいたい作品(笑)語ると長くなりそうなので、見ていない方は是非一度ご覧になってください。

>> http://www.imdb.com/title/tt0104231/


kilo.

2007-06-13 01:08:34 | music5
Kilo2
(IXY DIGITAL L2; Exp.±0; ISO Auto; AWB; Evaluative; iPhoto.)



陽射しの熱と、涼やかな風のバランスが心地良いこの頃。


先日紹介した、なつみるくさん用コンピから、
彼女の持ってる音源と被る恐れがあった為、
あぶれた素材をまた適当に詰め合わせてみました。
Saint Etienneはなつみるくさんから頂いて感動したもので、
さりげなく混ぜてみました。

Mixモチーフは『夏の夜の夢』。
幻想に眩しく輝く「夜 (notte)」をイメージしました。




□ lens, align. Mix - "notte"

notte    (66MB)


01. Time / Nacho Sotomayor
02. The Orbiting Suns / Jens Gad
03. Astral Hymn / Solar Twins
04. Dismissal of the Hemisphere / Paul Haslinger
05. Splintered / Solar Twins
06. Clutching At Straws / Andrea Parker
07. The Morning Belongs to the Night / Stina Nordenstam
08. Rare Colours / Maplebee
09. Colour Me / Dot Allison
10. A Good Thing / Saint Etienne
11. Green Light Street / Forest for the Trees
12. World Without Rules / Paul Haslinger
13. The Stamen of the Shamen / Shpongle
14. Life in Mono / Mono
15. Orange Winds / Cultured Pearls


Delerium / "Lost and Found" Cover Art Preview.

2007-06-10 12:14:28 | delerium
Lf_3


>> http://www.nettwerk.com/productions/artistpage.jsp?artist_id=3&mode=discog&mode2=cds

Lost and Found (remixes) (USA)

1. Lost and Found (DJ Dan Club Mix)
2. Lost and Found (Jaded Alliance Club Mix)
3. Lost and Found (Blank & Jones Late Night Remix)
4. Lost and Found (Blank & Jones Electrofied Remix)
5. Lost and Found (DJ Dan Radio Edit)
6. Lost and Found (Blank & Jones Radio Remix)
7. Lost and Found (DJ Dan Dub Mix)


つい先日プロモ盤もリリースされた、"Lost and Found"シングルUSA盤の内容とジャケットアートがアナウンスされました。CDS、mp3ともに正規リリースの日程は不明ですが、近日中にはされるでしょう。ただ、オフィシャルなCD媒体でのSingleリリースは"Silence 2004"以来ないので、"Angelicus"共々可能性は低いと思われます。


(プロモ盤の内容、音源紹介は↓参照)
>> lens,align.:Delerium / "Lost and Found" Promo Maxi Single.