lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Les Chants de la Terre - traditional / art music.

2010-07-31 22:33:22 | art music
Istanpitta



□ Henri Agnel / "ISTANPITTA - Danses florentines du Trecento"

♪ <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>Saltarello (a 6 temps)
Chanconetta Tadescha

Release; 2005
Label; alpha (les chants de la terre)
Cat.No.; alpha510
Format: 1xCD

>> http://www.ciehenriagnel.com/
>> http://www.outhere-music.com/


Henri Agnel, cistre, ceterina, oud, arrangements & direction
Mickael Nick, quinton
Henri Tournier, flûte traversière (bansouri)
Djamchid Chemirani, zarb
Idriss Agnel, oud
Robin Davis, photo




14世紀の地中海を踏み鳴らした、吟遊詩人と舞踏の為の『イスタンピッタ』。フィレンツェで発見された写本を元に、モロッコ出身のフランス人作曲家、Henri Agnelの考察に拠り、現在或は伝統の器楽様式を織り交ぜて再現したアルバム。


新進ながら、その独自のコンセプトとトップランクのクオリティで、一躍フランスを代表する古楽レーベルとなった"Alpha Records"。その1ブランドとして打ち出した"Les Chants de la Terre (song of the earth)"は、俗に『アルファの白ラベル』と呼ばれ、民族伝統音楽における「口承と記譜の境界」のダイナミズムに光を当てるもの。そして、このテーマはまさに、かつて中東~欧州全土に渡って伝播されてきた中世舞曲を扱う作品の内容と符合している。



14世紀フィレンツェにおける楽器や演奏はこれほど洗練されてはいないだろうが、モロッコの伝統音楽をプロデュースしながら、北欧からインドに至るまでの様々な音楽様式を、東西の音楽家と交わりながら現地感覚で身に付けてきた彼だからこその加算減算が活きているし、何よりそれが中世舞曲そのものの自己相似性に通じている。


当時の先進国であったイスラム諸国をはじめ、東西南北の音楽のフラグメントを吸収・離散しつつ、それぞれのご当地ならではの手法で演奏されていたに違いないというエスタンピ。そのイディオムはJAZZにこそ通じる物だとアニェルは語る。


実際、今回の録音にはカントン(五弦ヴァイオリン)やシタール、ウドゥ(ブラジルの壷状の打楽器)、アタム(ペルシャの太鼓)をはじめ、各大陸から持ち寄られた多彩な楽器が用いられており、各地域の音楽様式と楽器構成が不可分であるかのような一部の固定観念が、「音楽」という姿勢とは無縁であることを強調する。

アニェルの言葉を要約すると、時空さえ隔てて尚「その時代を反映した」様式で奏でられてこそ、イスタンピッタが古代から現代に至るまで、その生命力溢れるリズムと旋律を轟かせ続けている由縁となるのではないか。




□ my twitter log storage - :: music ::


Istanbul



□ Jordi Savall / "Istanbul"

Taksim (Kanun, Vièle, Oud, Kemence et Tanbur)
Lamento: Ene Sarére (2 Duduk)
Der makām-ı Hüseynī Sakīl-i Ağa Rıżā (Mss. D. Cantemir 89)

スペインのカタルーニャ人音楽家、ヴィオール奏者としても最高の賞賛を得ながら、中世~ルネッサンスの埋没した伝統音楽や、古楽アンサンブルの研鑽に邁進するJordi Savall。Hesperion XXIによる演奏。

今作は、18世紀のモルダヴィア王子Dimitrie Cantemirの出版した「The Book of Science of Music」に基づいた東欧器楽演奏。アルメニアやセファルディ(スペイン系ユダヤ人) 由来のレパートリーを厳選し、当時のイスタンブールで親しまれていた音楽への憧憬を奏でています。




V_sacred_works



□ Valentin Silvestrov / "Sacred Works"

Diptych: I. The Lord's Prayer

ウクライナの現代音楽家、 Valentin Silvestrovの宗教曲集"Sacred Works"。合唱はKiev Chamber Choir。うだるような猛暑に持って来いの幽玄な静謐さを湛えた一枚。古典転向後のシルヴェストロフの特色である『ロシア正教会の典礼音楽風』の色彩を帯びながら、どこまでも透明に格子を組み立てて行く、計算し尽くされた『反響の間』の美学。




Jeffmanum

□ Jeff Magnum / "Orange Twin - Filed Works Vol.1"

>> http://bit.ly/aRHkdh

ブルガリア民族音楽を世界に知らしめたきっかけであり、文芸保護の拠点となっているコプリフシティツァの民俗祭。カルト的ミュージシャンのJeff Magnumが取材した音源が再販。




□ ルーマニアの教会合唱音楽家といえば、ネグレアやゲオルゲ・ククのほかに誰がいただろう。。?あの独特なリズム融解は、ドイナ演奏の土壌があったからだろうか。




Rara_coverlowres

□ RARA IN HAITI / "STREET MUSIC OF HAITI"

>> http://bit.ly/bEBnrh

ハイチのカーニバル音楽『ララ』を収録した音源。サイケデリックで狂騒的な色合いが強いけど、それはアフリカの奴隷時代に直接的な起源を持つからだそうです。




□ ラトビア音楽と言えば、Rigaを拠点とした近代風コラールや民謡に代表される合唱曲を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、個人的にオススメしたいのは、バルト海の潮風と哀愁を漂わすフォークミュージック。有名どころではUgis Praulinsとか。

バルト沿岸の音楽は、ここ数年で相当数聴いて来たけれど、作曲家にしろ演奏家にしろ、やはりラトヴィアのものが最も琴線に触れる印象。近代史実の陰を背負った悲哀が堪らない。




□ カメルーンの歌手、WESが10年ぶりのアルバム。初期Deep Forestのノスタルジー http://www.wesmadikomusic.com RT @Music_Detected: Wes - new album "Melowe" Very deep forest like





Restricted_access

□ Simon Whetham / "restricted access"

>> http://bit.ly/bJlg1d

エストニア工業地帯の廃墟が舞台のフィールドレコーディング作品 。アンビエントコラージュ風の楽曲。White Line Editionsレーベルが打ち出した、"GRAYSCALE"なるミニマル・サウンドアート・シリーズの第一弾。あのミニマル・レジェンド、Bernhard Günterが結成した実験レーベル、"trente oiseaux"のコンセプトにインスパイアされたものだとか。後続作にも期待です。




Tworldsend

"THE WORLD ENDS - Afro Rock & Psychedelia in 1970s Nigeria"

>> http://www.soundwayrecords.com/catalogue/the-world-ends.html

1970年代ナイジェリアのafro-rockを特集したコンピ。"the World Ends"シリーズがsoundway recordsよりリリース。激動の内戦と民政化という世情を反映した熱気が滾る一枚。




Infra

□ Max Richter / "Infra"

Infra 1

Max Richterによる舞踏の為の作品"Infra"がようやく着荷。ノイズやドローンを織り込んだオーケストラを駆使した「ポスト・クラシカル」といえば、今は北欧系エレクトロニカ勢のイメージだけど、やはり本場はドイツ。




Enigmascreenbehindthemirror

□ 新調したシアターシステムでEnigma4を聴いた。凄い。世界観にとてつもなく奥行きが広がったよう。合唱の重厚感はともかく、低音域が「聞き取る」のではなく、空間震動を「感じ取る」ものになっている。これはEnigmaが使用しているマテリアルならではの効果。何より楽曲構成に符合している。


低音域は感じるものと言うのは、当たり前かもしれないですが、Enigma4の文脈では次元が違う。ベースやドラムではなく、まさしく超自然的な「震動音」として響いてくるようだ。そして違う楽曲に同じ素材を配合しても、Enigmaと同じようには聞こえないだろう。


"Enigma4"と書いてしまうと、別物の海賊版アルバムばかり引っかかってしまうようなので、一応但し書き。。Enigmaの4thアルバム、"the screen behind the mirror"です。因みに私のiPod Touchに同タイトルが刻印されています。


rubbish talk_6.

2010-07-31 22:31:22 | ニュース
人間の観念に基づく総ての振る舞いは、
非現在・非自己の形象として永遠に連なる時間の連続面に
自らを組み入れることに他ならない。

食事や生殖行動、呪術と科学、
古代の壁画から現代の芸術に至るまで、
あらゆる次元における「人」の痕跡は幾億の層を重ねながら
巨視的な「普遍性」の形成と並進対称な相同を為していく。




Oceansimage

□ 映画『Oceans』視聴

フランスの海洋ドキュメンタリー映画。
BBCシリーズとは対照的に『感傷性』を重視した内容ですが、動きやダイナミズム溢れるカメラワークで捉える環境・生態系映像は圧巻。

ただ、人間の脅かしている生物多様性への負荷を象徴するのは良いが、それは人間社会が共有する倫理的問題、不当性とは別の次元にあるということは自覚しておきたい。




□ 学力と貧困の力場

全国学力調査、「論理的理解、応用力不足」と真に受けるのは簡単だけど、出題の目的と、解答のばらつきから得られるパラメータの評価や相関に、どの程度の正当性が有るのか、更に基準がオープンになっているかなど疑問。小中学生の学力が及ぼすソリューションの文化レベルに初期値以上の意味はない。

逆に、日本社会がその「初期値」の呪縛に浸っているからこそ、子供の学力低下が必要以上に現実として深刻になるのかもしれない。リカバリー性が不当に抑圧されている反映でもある。そしてそれは、富の分布や権力構造の保持とフィードバック関係にある。




□ 本当に誤用?

言葉の誤用について、書き手はしっかりと正しい意味で用いているのに、読み手の方が誤用だと思い込むケースは少なくない。例えば「恣意」のような、正しくても誤用でも見た目の文脈が違和感なく成立してしまうような語は要注意だ。誤用だと勘違いされた上に、主張の解釈も歪曲してしまう。


一例として、「恣意的にサンプルを採る」と同義な文脈において最も起こりやすい。読み手が「誤用に目を光らせている」風潮が、ある領域では逆効果になっている例。

また、「作為的に選択されたサンプルだ」という意味の文脈を合成する時、「恣意的に選択されたサンプルだ」では誤用だけど、「恣意的なサンプルから選択された」は元の意味を保存する。


※ 恣意=「思いついたまま」「自分勝手な考え」「任意に(ランダムに」




□ 無料公演なのに「著作権料を」 JASRACにオケ当惑

>> http://www.asahi.com/showbiz/music/NGY201007210024.html

「団員に給料を払っており、実演家(団員)は報酬を得ていると判断できる。内容は同じとされても、『音楽を利用する主体』という形式的な点で判断せざるを得ない」 (JASRAC)


Jasracがプロ・オーケストラの慈善公演に著作権料を請求した問題。その主張の根幹である「音楽を利用する主体」の解釈が、(良い悪いでは無く)純粋に興味深い。これは団体間の話し合いだけで収束させるべきではなく、徹底的に検定して法的資源として欲しい。


個人的には、jasracの主張は、法解釈的にも論理的にも無理あり過ぎだろとは思います^^; 批判の風潮とは切り離しても、「承服できない」のは当然でしょうね。そして、組織として社会として、そんな事例を積み上げてきたことの何処に問題があるのか。公共の利益の為に検証されてきたとは思えない。


今回の争点を明かすと、Jasracにおいてはプロ・オーケストラ自身の主催による活動に限り、「特定公益法人としての法人格を認めない」という、実にアグレッシブな法解釈の是非が問われるでしょう。


Aerial Algebra.

2010-07-26 12:52:11 | Science







「記号」と「信号」は光で結ばれている。
記号は信号を熾し、信号は記号を起こす。
この絶えざる螺旋の火の根源は
転写の齟齬に働くダイアグノーシスであり、
幽霊の如き計算の残滓を散りばめながら、
完全なる悲劇の非対称な揺籠を擁している。





□ my twitter log storage.


GenomeWeb_News:

Danaher Revenues Grow 24 Percent in Q2: The acquisitions of AB Sciex and Molecular Devices helped Danaher's Medica... http://bit.ly/9oG4q6



□ Q2決算におけるDanaher社の第二四半期成長が大幅な伸び。質量分析事業のジョイントベンチャー AB SciexやMolecular Devicesの買収の成果が出ている模様。ライフサイエンス市場に更なる流動性の兆し? http://bit.ly/aMSPV1



□ Danaherに次いで顕著な伸びを見せたCephied社は、医療や食品安全、バイオテロ対策に必要とされる遺伝子解析システムの、多分野で汎用性のあるDNAアプリケーションを開発。第二四半期成長で21%の増益を見せています。 http://bit.ly/bAObI0



□ 19%増益となったBeckman Coulterは、昨年業務提携したラボシステム開発会社、Olympus Diagnosticsの寄与により成長。ただしライフサイエンス分野では昨年期決算より3%の下降。http://bit.ly/93s8So




□ Illumina社もQ2決算において31%増益。遺伝子ダイアグノスティクスが鍵。アメリカ当局(FDA)の安全管理方針強化も成長要因 http://but.ly/aeXFqV




□ 分子診断市場の加速 Iris International to Buy AlliedPath CLIA-certified lab will accelerate development of Iris' NADiA platform. http://bit.ly/doTaAE




□ イスラエルにおける日本文化論 RT @OxfordJNLsJapan: 【社会学】「日本」のブランド戦略ーポストモダン時代における、海外でつくられた「Cool Japan」のイメージをつかった文化政策の危うさ (T) http://bit.ly/dyw0nH




□ German academic and information institutions join forces to support science http://bit.ly/bX1jqT




□ 一体何が始まるんです? @r_macdonald:
Semantic Web crossing chasm: Flipboard+Ellerdale, Google+Metaweb, Apple+Siri, HuffPost+Adaptive Semantics, Evri+Twine & Facebook+RDFa




□RT @Hypios: From Crowdsourcing to Open Innovation - Klaus Speidel presentation at BNP / Silicon Sentier http://bit.ly/dxpkwP




□ 科学者による科学の為の映画 @the_Node: "Science on screen" post about films by and about scientists like @scicast and @imaginescience http://bit.ly/da7ZIg




□ RT @NCBI: COBALT stand alone binaries are available via ftp. README files included in each directory. http://bit.ly/95v2Jr #bioinformatics




□ RT @NCBI: Genome Workbench version 2.1.1. is now available. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/projects/gbench/




□ レーザー兵器の本格実用化 The US Navy demonstrates a laser capable of shooting down moving targets. http://bit.ly/dD262j




□ パンダを高額で貸しつける中国は、自国にマーケットのあるライオン密猟にも対処すべき RT @CellPressNews: New in Current Biology: a Quick Guide to Lions http://bit.ly/cnzGqk




□ 気候パターンの収斂が昨年の大雪を引き起こした? RT @EurekAlertAAAS: Converging weather patterns caused last winter's huge snows : http://eurekalert.org/e/3jXw



RT @nclimate_jpn:【Nature Climate Change無料記事第3弾】→『研究者たちはブログでの皮肉や辛辣な批評だけでなく、脅迫電話やその他の嫌がらせに耐えてきた』 

【気候変動】信頼度の低下? http://nature.asia/baO5Ot

世論は「肯定派」「懐疑派」に大きく二分されているわけではなく、意外と冷静に「実証」を求めているのです。その上で圧倒的なリソースを保有する「温暖化」の根拠をどう評価するか。




□ 過去100年の気候変動とバイオマス連動 RT @nclimate_jpn: Phytoplankton biomass is a crucial measure of the health of ocean ecosystems http://nature.asia/cMBOI9



□ 科学は世界中に食糧を供給できるようになるか
 
>> http://forcast.emailalert.jp/c/adnvadbkco65ghab

国連の食糧農業機関は、世界の農業生産量は2050年までに70%増やす必要があると見積もっている。今週号では、この目標達成に向けて植物科学やバイオテクノロジー分野で、どのようなことができるかを考察した特集を掲載している。





□ RT @BioMedCentral: Science Weekly: Will our oceans ever recover? the Global Ocean Legacy Guardian's Climategate debate http://bit.ly/aMBlHA




□ 複雑ネットワーク解析ツール、Cytoscape シンポジウムが開催。プラグインも多様化 RT @32nm: Cytoscape Retreat2010 - http://cytoscape.wodaklab.org/wiki/CytoscapeRetreat2010




□ iPadの科学アプリ、TOPランキング。Star Walkはともかく、意味演算ツール、"WolframAlpha"が如何に化け物地味てるか解る。Currently reading: Best science apps for the iPad http://is.gd/dxDOi

iPhoneにも"WolframAlpha"をインストール。これは本当に怪物級のアプリ。因数分解などの演算用途にはもちろん、意味検索エンジンとしてもGoogleなどとは全く違うアルゴリズムで「使える」形式でデータを抽出してくれる。




□ 『瞑想』をカテゴライズする RT @EurekAlertAAAS: Are all #meditation techniques the same? : http://eurekalert.org/e/3jf7

そういえば剣道やってた頃、稽古として必ず「黙想」が行われていたけど、 私的に精神統一をしたことは無いな。頭からっぽにするだけでメンテされる感じ




□ Bioinformatics - Oxford Journals.

□ Learning transcriptional networks from the integration of ChIP?chip and expression data in a non-parametric model.

>> http://bioinformatics.oxfordjournals.org/cgi/content/short/26/15/1879
We have developed LeTICE (Learning Transcriptional networks from the Integration of ChIP?chip and Expression data), an algorithm for learning a transcriptional network from ChIP?chip and expression data.

The network is specified by a binary matrix of transcription factor (TF)?gene interactions partitioning genes into modules and a background of genes that are not involved in the transcriptional regulation. We define a likelihood of a network, and then search for the network optimizing the likelihood.

We applied LeTICE to the location and expression data from yeast cells grown in rich media to learn the transcriptional network specific to the yeast cell cycle.

It found 12 condition-specific TFs and 15 modules each of which is highly represented with functions related to particular phases of cell-cycle regulation.


Availability: Algorithm is available at http://linus.nci.nih.gov/Data/YounA/LeTICE.zip










Rain Moods.

2010-07-17 17:08:37 | music10








<noscript>【ニコニコ動画】【作業用BGM】暗い梅雨の午後に聴く音楽【憂鬱】</noscript>



□ lens, align. Mix. - "Rain Moods"

♪ <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>rain moods (37min. 26MB)


>> tracklisting.

01. "Smile" / Olive 
02. "Weather Storm" / Craig Armstrong
03. "Cry (Brown Bear Mix) / Afterlife
04. "Sugar Coated Fennel Seeds" / F.S. Blumm & Nils Frahm  
05. "Lutherstreet Blues" / Ian Simmonds 
06. "One Foggy Ear" / Kettel  
07. "Lunar Landings" / Kalliope 
08. "Every Hair On Your Head" / Helios


灰色に煙る窓を伝う雨雫。
アンニュイな午後のルーム・リスニングに。





<noscript>【ニコニコ動画】【作業用BGM】遥かなる地球の歌</noscript>



□ lens, align. Mix. - "Far Distant Earth"

♪ <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>Far Distant Earth


>> tracklisting.

01. "In The Beginning" / Mike Oldfield 
02. "Let There Be Light" / Mike Oldfield 
03. "The Inferno" / Emma Shapplin 
04. "We Are Nature" / ENIGMA 
05. "Only Time Will Tell" / Mike Oldfield 
06. "The Holiness" / Mars Lasar 
07. A New Commandment" / Abba Pater 
08. "One World" / Joel Kanning 
09. "Alas del Aguila" / Achillea 
10. "Ascension" / Mike Oldfield


遠い時の果てに響き渡る悠久の生命賛歌。











grains.

2010-07-16 17:42:25 | art music
Grainsand
(iPhone 3GS; Camera; iPhoto.)


私がこの世界に遺したあらゆる文字も、
光も、影も、形も、言葉も、記憶さえも、
もがき、よじれ、のたうち、縋り付いて、
全てがそうして刻まれた、引っ掻き傷のようなもの。




□ my twitter log storage.

□ music.

Abuna

□ Dhafer Youssef / "Abu Nawas Rhapsody"

>> http://bit.ly/cmPqfX

モダンウード奏者によるアラブ詩の音楽。
バロック風のイントロからフュージョンビート、
詩の押韻に載せてポスト古典的なピアノの導入。
Arab poetry inspires oud player Dhafer Youssef.




Eyptstrut

□ Sun Ra Arkestra / "Egypt Strut"

>> http://bit.ly/9oAaDS (samples)

エジプト・JAZZの伝説の音源が再販開始ヽ(;▽;)ノ
Salah Ragab、ここ数年の再評価が半端ないですね。
ジャズの形式を借りてエジプトのルーツ音楽を追求




7fingers

□ Nils Frahm & Anne Müller / "7 Fingers"

>> www.fluid-radio.co.uk (review)
>> http://mysp.ac/9i3l9w (myspace)

素晴らしい名盤の予感。儚く消え入りそうなクラシカルアンサンブルにエレクトロの淡い味付けが、モダンな感傷に浸らせてくれます。




Gypsic

□ Sarah Nemtanu / "Gypsic"

>> http://ml.naxos.jp/album/V5235

Violin Recital: Nemtanu, Sarah
MONTI, V. / RAVEL, M. / ENESCU, G. / DE SARASATE, P. / BOULANGER, G.

フランス国立管弦楽団の主席ヴァイオリニスト、Sarah Nemtanuのソロアルバム"Gypsic"。若手なのに、まるでジプシーの息遣いにすら聞こえてくる円熟の音色。特にルーマニアのエネスク作曲"Violin Sonata No.3"が梅雨時にピッタリ




Somniumapp

□ Robert Rich "Somnium" app for iPhone

>> http://bit.ly/a0TPTJ

this app creates a mood for long-duration listening by randomly crossfading loops




Delerium_remixed RT @Delerium:

>> http://fb.me/vZCE3zoj

here is the 'Sultan and Ned Shepard Remix' music video for "Dust In Gravity"




Fusion_motorbike_logogif RT @global_music: news : Warheads Bombay Calling Part 3

>> http://ow.ly/1884PS




□ Art.

</object>


□ Jan Svankmajer / "Picnic with Weissmann" (1968)

Jan Svankmajerの撮像イディオムにおいて、しばしば『動作の主体』が欠落するのは、観察者の触覚を鋭敏に喚起する以上に、「人間」が埋没している慣性的、社会的文脈のダイナミクスを克明にする書法として用いられている。




□ Science / Technology / Economy

Npgicon_2 RT @naturejapan: 遺伝:ユダヤ人の系譜:

>> http://nature.asia/c5OjUO

世界各地の14のユダヤ人共同体と、69の非ユダヤ人集団から得たゲノムデータを比較した研究で、現在のユダヤ人の大半とレバントの非ユダヤ人集団とが近い関係にあることが明らかになった。この結果は、現在のユダヤ人の大半が、レバントにいた古代ヘブライ人およびイスラエル人の子孫であるとする考え方と一致する。これとは対照的に、エチオピアおよびインドのユダヤ人共同体は、それぞれエチオピアおよびインド西部の隣接する非ユダヤ人集団とクラスターを形成する。これは、これらの地域にユダヤ人共同体が確立されたときに、かなり大規模な遺伝的、宗教的、文化的な交差が起こったことが一因なのかもしれない。





Npgicon_2 RT @naturejapan: もっと凄いモット絶縁体

>> http://nature.asia/9NmspA

「Zero-doping state and electron-hole asymmetry in an ambipolar cuprate」




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral:

Reading: 'Climategate scientists cleared of manipulating data on global warming'




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral: 中国の深海資源事業

>> http://bit.ly/adT0Mg

China outlines deep-sea ambitions - Extra funding promised to help advance ocean research




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral: 科学文献アクセス(author)の経年変化

>> http://bit.ly/aPYrUE

Like:'Science 2.0' OA and open science, a look to the future
Twitter増え過ぎ^q^ Fbなど他は横ばい




Ojtwitter RT @OxfordJNLsJapan: 過去20年間で、1論文あたりの著者の数が50%増加

>> http://bit.ly/aLpst0

上記UICのレビューも併せてどうぞ。
The expanding universe of scientific authorship.




Ismb2010_2 ISMB 2010 (International Conference on Intelligent Systems for Molecular Biology)

>> http://www.iscb.org/ismb2010
>> http://friendfeed.com/ismb2010

ISMB2010(分子生物知能システム学会)ボストンで開催。




□ 例えば「A」というプロダクトを真似た「B」があるとする。このBについて説明が必要な時に、Aとの共通事項を引用すると「AとBは違うはずなのでは?」という論点遡行が起こりがち。Aの性質をトレースしているというプロセスを見落とし、AB間の差異が先立ったものだと誤認すると話がこじれ出す。




□ 無利子の債券なら、もうみんなの財布のなかに入ってます\(^o^)/




600pxearth_from_space RT @SciNewsBlog:

>> http://bit.ly/9P7r8X

Live video of BP's new operation to cap the Gulf oil spill.



□ RT @YahooNews:

メキシコ湾の原油流出食い止めに成功。

BREAKING NEWS: #BP says new cap on well fully closed, no oil going into Gulf. (AP) #oilspill




□ Defying Gravity: The Art of Tangible Bits

>> http://cedec.cesa.or.jp/2010/program/KN/C10_I0007.html

タンジブル・ビットは、一般に普及するような汎用型モジュールを開発できるかどうかが明暗ですね。用途ごとに特化した受注のみだと、代替可能な専門技術はいくらでもありそう。インフラに係る開発の現場の負荷を低減するという意味では、統一規格の登場は望ましい限り。




Eurek_logo RT @EurekAlertAAAS: エルサレムで発見された最古の外交書簡

>> http://eurekalert.org/e/3Wzf

Oldest written document ever found in Jerusalem discovered by @HebrewU




□ RT @AnthTO: There IS a bioinformatics god! It figures the Japanese have a simpler word for 'integration': http://togows.dbcls.jp




□ 口蹄疫の民間種牛殺処分問題は、温暖化対策などの科学主導による政策決定と共通のパラドックスを孕んでいる。「検証可能な」事実が政治的、あるいは市場力学において圧殺されてしまうジレンマ。どちらも予防原則を最優先とする法的なダイナミクスに絡め取られていて、少なからぬ犠牲を巻き込んでいる。




Hy_2 RT @Hypios: Web 3.0 in plain English

>> http://bit.ly/16XhgW

ウェブ第三世代は、セマンティックとモバイルの時代。
これにOpen Accessも加えるべき




Genowebnews RT @GenomeWeb_News:

>> http://bit.ly/bmk6dd

Cyntellect Expands Japanese Distribution Deal.




Genowebnews RT @GenomeWeb_News:

>> http://bit.ly/cd1lxw

In Brief This Week: Life Technologies, Asuragen; Synthetic Genomics, Exxon Mobil; Immucor; Tecan; Millipore:





Hy_2 RT @Hypios: 返すなら盗るなと(ry

"The complexity of the distinct personalities of dolphins": a dolphin took a camera and brought it back the next day.




Hy_2 RT @Hypios:

Math ≠ calculating. Calculating used to be the limiting step, now often it isn't. (Conrad Wolfram)




□ 『ツイッターなど、イタいセルフブランディングから脱却せよ!』

>> http://careerzine.jp/article/detail/1225

ブランディングって行為自体、本来は利他的なものであるはず。自分を資源として共有するセルフ・ブランディングであれば、手段ツール問わずアリでは




Npgicon_2 RT @naturejapan: 環境 : どこを保護区域にするか

>> http://nature.asia/9HQs60

生産性のない環境保護区域を売却して、より保全効果の高い区域に集中投資するという話。合理的ではあるけど、生物多様性の局所依存性とか顕在化していないリスクも伴うかも。




Nnnicon_2 RT @nclimate_jpn: RT @iidatetsunari: REN21から本日、世界自然エネルギー白書2010が公表。

>> http://bit.ly/aYWTJA 

「金融危機が続く中で、引き続き世界の自然エネルギーは記録的に成長。」


RT @iidatetsunari: GSR2010と同時に、UNEP SEFIから『世界自然エネルギー投資報告2010』も公表

>> http://bit.ly/c9c1pY



RT @niaes: 6月の世界の平均気温は1891年以降で最高に

>> http://bit.ly/cO9mXv

「日本の6月平均気温は1898年以降で5番目に高い。」




□ 気候変動予測シミュレーションとデータ相反についての議論

Nnnicon_2 RT @nclimate_jpn: RT @y_mizuno: 地球温暖化論の議論やIPCCデータに対して、こんな報告。

>> http://d.hatena.ne.jp/nytola/20100708

@y_mizuno: 「私はこの大部分を知ってましたが...。今後、日本のジャーナリズムも、STS研究も、試されることになる可能性あり。日本のSTSは傍観しているような。 」



@razoralign:(私) IPCCだけでなく、ICCCにも言えることは、データの相関に妥当性があるかどうかの評価についての議論が、単なる互いへの「浴びせ水」となって、おろそかになっていないかということ。まずはNOAAからNASAまでが関わったという「不正データ」の事実の告発だけでなく、証拠から示すべきだ。

例えばマウンダー極小期のような寒冷化説にしても、大気中のガスを評価したシミュレーションモデル(ポツダム研究所)によっては、温暖化するという結果も算出されています。どっちが真偽かはともかく、一方の否定的なデータを以て拙速に相手を貶すやり方は双方に利(理)がない。科学に相克はいらない



@razoralign: ICCCは温暖化懐疑派のパネルですが「ICCCが温暖化を否定した」と受け取ると誤謬が

@y_mizuno: 「同感。懐疑論批判には問題なしと受け取るとこれまた誤解では

@razoralign: 人は機関名に弱いんですよね。。

@y_mizuno: 「観察の理論負荷性かも? なぜ誰も仮説検定しない

@razoralign: レポートを数理的に査読、有意性のみ検証する標準化機構も必要?

@y_mizuno: 「シミュレーションには数種類の誤差あり、現状それらが分離されてない印象。初期値依存性、パラメタ誤差依存性、理論仮説依存性など。科学として発展途上でしょう

@razoralign: なるほど。対立するデータ間にそれが行われないのは、市場的力学の関与もあるのかも

@y_mizuno: 「多分、システマティック誤差の扱いの問題。科学の未確立。一般社会は誤差に無理解

@razoralign: 予防原則の性質も(考えられる)

@y_mizuno: 御意。我田引水、牽強付会と同じ意味で使ってはいけない。そもそも予測自体を理解してないというか、IPCC報告書の技術要約ほとんど読まれてないのが現状

@razoralign: そこでしょうね。科学主導の政策決定にしろ市場経済にしろ、土壌が出来ていない


(※ このツイートは現在進行形であり、この余白に続けて追記していくかもしれません)




Nnnicon_2 RT @nclimate_jpn: 「他分野の研究者からしてみると「環境問題は科学的に証明されていない」と言うことになると思います。正しい、正しくないは別として。意外ですよね~ もしかすると気象研究を信用する、しない、ではなく、知らないのかもしれません。」



□ Nature Climate Change 翻訳記事

『IPCCの体質改善』>> http://nature.asia/avCmaf
『気候科学、そして研究者に対する信頼の問題』 >> http://nature.asia/clDPYh


【Nature Climate Changeとは?】

>> http://www.natureasia.com/japan/nclimate/

Nature Climate Changeは地球の気候科学に関する研究を詳しく伝える月刊誌ですが、雑誌の対象者は研究者だけではなく研究コミュニティーや利害関係者(政策立案者、経済学者、国や地方自治体)も含みます。

掲載記事も気候科学の研究(大気科学、生物地球化学、地理学、地形学、生態学、環境経済学、地球工学、モデル作成と予測、海洋学、古気候学、古生態学)を取り上げるだけでなく、気候と社会の相互作用、政治的影響、環境評価と環境管理などの関連テーマについてもカバーします。



Ernst Karel / "Heard Laboratories"

2010-07-07 20:25:26 | art music
Cvr_karel_heard_labs



□ Ernst Karel / "Heard Laboratories"

♪ <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>Three

Release Date; June/2010
Label; and/OAR
Cat.No.; and/35
Format: 1xCD

>> http://www.and-oar.org/pop_and_35.html
>> http://ek.klingt.org/


>> tracklisting.

01. Laboratory for chemistry and materials science. / Organometallic chemistry laboratory, room one: chemistry. / Oragnometallic chemistry laboratory, room two: atomic layer deposition. / In hallway near photonics research laboratory.


02. Laboratory for chemistry and physics of climate and earth system change, part one. / Laboratory for chemistry of physics of climate and earth system change, part two. / Chemistry laboratory: refrigerated room. / Refrigerated room exit.


03. MRI (magnetic resonance imaging) laboratory: experiment with human subject. / Genetics laboratory: sterilizers and centrifuges. / Cognitive evolution laboratory: tamarin (monkey) homeroom cages; mics on a stand and recorder left unattended. / Center for Nanoscale Systems: empty nitrogen tanks being changed out; movement between hallway and storage area. / Cognitive evolution laboratory: tamarin cages being cleaned. / fMRI (functional magnetic resonance imaging) laboratory: experiment with human subject.


04. Chemistry laboratory. / Canter for Nanoscale Systems: scanning electron microscope, with vacuum pumps. / Hallway of the Laboratory for Integrated Science and Engineering while still under construction. / Chemistry laboratory: following a chemist.


05. Astrophysics laboratory, part one. / Photonics laboratory: canister being filled with liquid nitrogen to cool a high power laser. / Astrophysics laboratory, part two.


本作『Heard Laboratories』は、ハーバード大学の中の化学研究環境を録音した「音の民族誌」という観念のフィールドレコーディング作品。

ORTF方式でステレオ配置したSchoepsのカーディオイドマイクと、Sound Devicesのオーディオレコーダーが用いられている。ここに記録されている機器やデヴァイスや活動のサウンドは、化学研究の元となる物質的なプロセス(我々の非常に高度化されたテクノロジー社会の基盤を作る現在進行中の研究。)への関心を引き起こす。

人類の進歩の名に置き、そのような活動によって膨大な資源が費やされ消費されてきた。しかしそれらの活動や資源の消費の両方が隠され当たり前の事のように思われており、本作では、その隠されている背景を前面に持ってくるという意図がある。

内容的には、様々な研究所でのロケーションレコーディングを編集した、巨大でアブストラクトなサウンドスケープとなっており、ブックレットを読むとそれぞれの研究所がどんな研究に携わっているのかを知る事が出来る。
(from p*dis online shop ブックレット翻訳文より引用)



民族誌学という視点で捉えた、
最先端化学研究の表象としての記録音像。


エルンスト・カレルは、米・ハーバード大学のSensory Ethnography Lab (知覚民族誌学ラボ)及び、Film Study Centerの現マネージャーを務めると同時に、Jazzやインプロ、ロックからフィールド・レコーディングに至るまで、多岐に渡る経歴を持つミュージシャン/トランペッターである。

and/OARレーベルの取り扱う音源は、単に実験的手法を担った音楽ではなく、こういう「表象文化」としての音の側面にスポットをあてた楽曲が多く、常に興味をそそられる。そういった意味では、ちょうど一年前に紹介したIsobel Clouter & Rob Mullenderの『Myths of Origin』も卓越した作品であった。

>> lens,align.: "Myths of Origin - Sonic Ephemera from east Asia" Review.


エルンストは、同大学の研究者としての肩書きをそのまま利用して、各国の大学や映像・音楽イベントを巡り、国際的にライブパフォーマンス活動を展開している。

"Heard Laboratories"では、ハーバード大という世界有数の学府において、現代の文明基盤から近未来テクノロジーまでを日々アップデートさせている、先端科学の研究所『内部』の鳴動を写し取るという実験的試みが為されている。



地球システム化学、有機金属化学、流体光分析、医療実験、認知発達研究所の動物ケージ、窒素冷却缶内の高出力レーザー、天体物理学における対称性解明と光補足 etcetc...

これら最前線の研究項目に付随する実験環境のアルゴリズミックな『音』の関係性によって構築される、音響空間の連結性とロジック。その更に『内側』では、膨大な計算量を尽くした電気信号と、触媒の化学反応のダイナミクスが働いているのである。



また、それぞれの音源は要所要所で時空間的に切り離され、共時的に縫い合わされている。研究機器の駆動音やシステム・ノイズのレイヤーは、時に重なり干渉し合うウェーブの『うねり』となり、まるで一つの生物の体内にあるような重低音の鼓動を響かせたりもする。



文頭引用した紹介文にあるように、楽曲中に採用された音源それぞれについて、それを収録したラボについての研究内容や技術詳細が逐一示されている。

音源の中には、実験を指示する研究者の会話や物資の運搬、施設の建設音といったものまであるが、これらの配置された空間を移動するような録音処理も臨場感を増す効果を発揮している。


サウンドスケープ作品は数あれど、ここまで局所的にテーマライズされたものとして得られる芸術性、あるいは向思考性という観点において、他に類を見ない完成度を見た音響作品であると言わざるをえない。




Ernst Karelの他の活動については、恐らく同じフィールド・レコーディング作品と思われる"Swiss Mountain Transport Systems"が2011年にリリース予定。今年五月には、Annette Krebsとのコラボレーション作品で、2006年にベルリンでライブ・レコーディングされた"Falter 1-5"をCathnor Recordingsより発表している。



"Heard Laboratories"に関連しては、"Chicago Sound Map 2008"の委嘱を受けて2パートに分割されたパフォーマンスを行っている。それは"Heard Laboratories"の音源に対し、電子翻訳を通じて表音文字へと変換。それらをチェロやコントラバスといったクラシカルな楽器構成で再現していくというものだった。

このパフォーマンス音源はマルチトラック処理され、Olivia Blockによる作曲技法を加えてCD化されている。(Not Available for now)



ロードアイランド州プロヴィデンスのアートイベント"AS220"では、この作品の番外編にあたる"Outside Laboratories at Night"が発表され、現在ダウンロード視聴が可能となっている。

>> http://wanderingear.com/wel001.html


これらは文字通り、夜の大学キャンパス内において研究所『外部』の音環境をフィールド・レコーディングしたもの。AS220では、この音源を元にModular Analog Electronicsを用いた楽曲構成を施した演奏を披露している。




Haloes.

2010-07-04 18:51:24 | art music
Hallucination
(iPhone 3GS; Camera; iPhoto.)



学問というものは、食い散らかされた骨の山だ。
ただ墓場の外に出るには、
その山を踏みつけて這い上がらなければならない。





Panice Dteeth


□ 相転移の中の進化

ノコギリ状に連なった肉食獣の牙は、肉を斬り裂く『為に』形状化したのではない。それらは獲物の躯という『境界』に対して接合するようになっている。

蓮葉氷(pancake ice)を湛えた海面が、ランダムネスの中で衝突を繰り返し、そのダイナミクスと結晶化の過程で「向こう岸」と噛み合いながら凍り付くように、生存競争とは、進化の過程にある晶氷の共変性の揺らぎにあって、まさに「噛み合う」如く、時間依存的に境界の平衡を保っているのである。




□ my twitter log storage.


□ 研究投資事業への提案。

企業ごとではなく、個別の研究ごとに対して付随するリスクマネーを供給する投資事業があってはどうだろうか。コンサルや事業化サポートのサービスは既にあるみたいだけれども、グリーンイノベーションの国際展開に向けた特許ビジネスも視野に入れた動きも本格化して行きそうだ。

権利や報酬配分といった障壁は多いだろうけど、理念としては、有益な企業研究を企業的力場ではなく社会内力場に置くことの意義を考える。(2010年7月2日 19:28:10JST Twitterrificから)




□ 米原油流出食い止めに「核爆発利用を」、米ロ専門家が主張 (ロイター)

>> http://bit.ly/dmirSZ

一義的な用法としての「核弾薬」が「有効利用される」ことは、核廃絶国のリーダーとして体面が立たない。しかも今後、海底油田を保有するコミュニティに核保有の口実すら与えてしまう。でも実効性に押し切られてしまいそうなのもアメリカ性か




□ 「年金型」生命保険金、所得税は二重課税 最高裁、逆転の「違法」判決

>> http://bit.ly/dhGw3F

溜飲を下げる、とはこのこと。国税庁に限らず、実は担保などなかった「仮初めの現行法」を振りかざす人々がどれだけ多いのか。これは日本人性だと思う。争われたのは幸運だった。




Innovate2010_2

□ Innovate!2010 - The World's Most Promising Tech Startups

>> http://www.innovate100.com/
>> http://bit.ly/9rZ8PZ (Earth Times)

Guidewire Groupの主宰する次世代イノベーションの国際コンペティション"Innovate!2010"において、トップ100企業をリストする"innovate100"がサンフランシスコで開催。セマンティックテクノロジーの新興企業として1位にHypios、次点にGnowsisなどが選出されています。
The June 24th event, which was co-hosted by Semantic Universe, featured seven semi-finalists that were evaluated by a panel of expert judges: Hypios (winner), Gnowsis (runner-up) Smartlogic (runner-up), playence, Semantifi, Tip Top Technologies and zAgile. Hypios, a startup that helps companies solve research and development problems by leveraging an online marketplace of subject matter experts




Nrg RT @NatureRevGenet:

>> http://bit.ly/cdQmUk

AOP Review: Towards an integrated view of plant?pathogen interactions, by Peter Dodds & John Rathjen:
植物の病原体優位性と共同進化をバイオテクノロジーに応用するという視点。




Npgicon_2 RT @nclimate_jpn: 【長期の気象制御のための炭素貯蔵 - Nature Geoscience】

>> http://nature.asia/brRUxT

Carbon Storageで大規模削減。。実現可能でしょうか。。




Smaicon2large_bigger RT @smaspace:

>> http://bit.ly/b8lc4F

#ipscells Japan Researchers Mass Culture iPS Cells Automatically JIJI PRESS




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral:

>> http://bit.ly/cWl1pj

Latest research in Epigenetics&Chromatin looks at the positioning of nucleosomes in vivo.




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral:

>> http://bit.ly/9eRFEe

New Proceedings published in Nonlinear Biomedical Physics - Consciousness and its Measures




□ STOCKHAUSEN:HELIKOPTER-SQ (Arditti String Quartet)

Cl100415004

シュトックハウゼン先生、何してはるんですかw
4機のヘリコプターに弦楽四重奏のメンバーを一人ずつ乗せて上空で合奏! まさに前代未聞、奇想天外の怪作。こんな暴挙?が許されるのは、「誇大妄想の大家」シュトックハウゼン大先生だけ?いきなり「ブルンブルン」というローターの回転音にのけぞる!後は聴いてのお楽しみ!





□ Stephen Baxter / 『プランク・ゼロ』

Pzro

自律的SFファンとして『プランク・ゼロ』を読んで感じるのは、ハードSFの限界ではなく、リミットサイクル的な閉塞感。『高存在』、『コミュニティの対立』、『第三因子』。叙述の大局化によるシンプリゼーション。わざわざ壁のある方に向かいたがるのは、SFの性なのだろう。




Bmc_logo_only_spaced RT @BioMedCentral:

>> http://bit.ly/9wdj8y

'Research in an "app"' - popularity of scholarly information products for smartphones.




□ RT @32nm: RT @gaou_ak:
9月3日(金)18:00-22:00、渋谷のバーAurraでライフサイエンスバー vol.2 (オープンバイオ研究会×生命情報若手の会)開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。詳細は乞うご期待!


トピックス「既存のツールを組み合わせて計算環境を構築する」

>> http://www.open-bio.jp/?meeting15




□ メキシコ湾の原油流出、BPは阻止計画にハリケーンの影響を考慮に入れていないとの指摘。

>> http://bit.ly/aD38nr

既に単要因、単位時間あたりの影響としては史上最大規模の環境破壊となった今件。生態系も壊滅的なダメージを負っていて、日本経済に波及するのも時間の問題です。




Cplogo @CellPressNews:

>> http://bit.ly/AMlki

New Cell Stem Cell study reports US scientists find a gene that regulates human brain development:




Genowebnews @GenomeWeb_News:

>> http://bit.ly/bdiBPR

In Brief This Week: Cofactor Genomics, Knome; Rosetta Genomics; Eagle Genomics; BioServe, UMass:




Hy_2 RT @Hypios: : IEEE plays with massively multi-player forecasting

>> http://bit.ly/c5Frmc

IEEEが水とエネルギーの相互不足関係解決の為のe=H2Oプロジェクトに、大規模クラウドソーシングの人材を公募




600pxearth_from_space RT @SciNewsBlog: プラスチックで人工島計画?

>> http://bit.ly/dlX7A9
A Netherlands-based architecture company, WHIM, plans to contstruct the island from 97 million pounds of plastic floating in the Pacific Ocean, turning it into a fully sustainable island with enough space for half a million inhabitants.





Chemistry_central__logo RT @Chem_Central: July issue of SPARC Open Access - UC vs Nature and more

>> http://bit.ly/9Sjq8i

学術文献及び学術情報資源共同 (SPARC)を巡る、カリフォルニア大学とNature Publishing グループ (NPG)との対立。