(Oriental Suite. catalog)
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Mandarin Oriental Tokyo
世界初の6ツ星ホテル、『マンダリンオリエンタル東京』。
他にもTripAdvisorやミシュランガイドなど、数多くの世界的格付けにおいて最高の評価を得ていますが、今から遡ること二ヶ月以上前、ここでは3年ぶりとなる滞在を楽しんできました。
(前回→
Mandarin Oriental Tokyo 宿泊記)
今回宿泊したのは『オリエンタル・スイート』。
通常のスイートよりもワンランク上の景観をコンセプトに、より高層階に位置したコーナールームとなっています。しかしハード面においては、最高レートの『プレジデンシャル・スイート』を覘いて、他の3種類のスイートと殆ど変わりません。
二ヶ月前の日記を書くという野心的な試みに際して(当日のスケジュールは削除済み)、記憶の糸を辿るのはなかなか面白いと思ったのですけど。。写真も少ないせいかホンッットーに思い出せない!
ただ、この日は本当に寒くて、桜も蕾だねーみたいな会話をドアガールとしつつ、ホテル側で用意して頂いたワインを開けてもらって、着替えもそこそこに一杯やってました。
ソファの奥の扉の向こうにベッドルームがあります。
壁掛け。
最近の外資系ホテルのオリエンタル・モダン様式の内装・インテリアは何処も似たり寄ったりな感じですが、マンダリンはウォールファブリックに一家言あるらしく、特に着物の染め型をイメージしたパネルアートが、各部屋それぞれのユニークを演出しています。(部屋にある冊子で全種類を一覧出来ます。)
夕景?朝景?どっちだっけ。。
着いて早々、眠くなって来たのでベッドルームへ。
寝室側は広々としたシティスケープが拓けていて、なんて言うか
めっちゃ寂しいです。いや、それだけ解放感が半端ないということなんですが、都会の風に枕を濡らすような夜は、リビング側に布団敷いて寝たい気持ちに駆られること請け合いでしょう。
(ベッドルーム全景 カタログ写真)
なんだかんだで、この日は仮眠を取らずに外出。
まだ3分咲きそこそこの上野恩賜公園の夜桜を見ながらブラブラと散策しつつ、食事を終えて帰る頃には結構な時間に。
バスルーム。
ここからも日本橋のビル群の壮大な景観を楽しむことができます。どうせ窓は曇ってしまうのだけれど。。シンクは二つ並び。寝室、クローゼット室とそれぞれ隣り合っています。トイレとシャワーブースは向かい合っていて、ペニンシュラのスイートと全く同じ構造。
日本橋の夜景。
今宵も日本の夜は更けて行く。。。
ロビーにて待ち合わせ中に、
ジャズの零れるアトリウムの階段を伝って
BARまで降りてみるものの、ほとんど満員状態でした。
チャイナドレスのお姉さんがウロウロ。
おやすみなさい
ターンダウンサービスの後、
寝室にはアロマオイルが置かれていました。
二日目の朝食。
午後からのハードスケジュール(?)に備えて、
アペタイザーにアラカルトを盛り盛り。
もちろん、高い定評を誇る
アフターヌーン・ティーも堪能。
この日は主にショッピング中心に、
東京を縦横無尽に駆け回りました。
iPhoneの乗り換え案内が大活躍。
Tower RecordsやHMVのClassic フロアで
古楽系のCDを買い漁りました。
中でも地中海古舞曲集(エスタンピ)が掘り出し物。
後日紹介したいと思います。
□ ポンペイ展
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http://www.ntv.co.jp/pompei/index.html
そして三日目は昼まで爆睡。
昨晩のマッサージの揉み返しが。。
チェックアウトしてすぐに
横浜美術館の『ポンペイ展』に直行。
ディスプレイにやや不満アリ。
悲劇的な側面ばかりが取り上げられるイメージですが、
当時の高度な芸術文化や、洗練された生活様式には
圧倒されること間違いないし。
特に生活に密着したクピドの描写や、
ボイラー給排水機能付きのお風呂、
様々な宗教の神々が溶け合った
古代オリエントの彫像の味わい深い陰影などは
ただただ感嘆に値します。
最終日はスケージュル的に分刻みでギリギリの行程でしたが、
ここでもiPhone Mapの経路検索が本領発揮。
iPhoneのおかげで時間効率が格段に向上し、
より価値あるものになった今回の滞在。
秘書的な使い方が充実してるので、
プライベートでも十二分に性能を発揮してくれます。
もう十年前に欲しかったなぁ。。
そんなわけで、二ヶ月前の記憶を辿って綴った宿泊記(?)
かなり欠落部分が著しく、時系列すら怪しいですが、
きっと一年分の癒し効果のあった旅に違いありませんでした。