(Image Credit:Zhao Chuang and Xing Lida/IVPP)
□ Gigantoraptor Dinosaur in Mongolia. (6/13)
(Xing Xu at the Chinese Academy of Sciences)
>> http://ml.natureasia.com/c/abaiageFoN6ijyae
>> http://blog.wired.com/wiredscience/2007/06/scientists_disc.html(写真)
>> http://www.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/06/13/dinosaur.remains.reut/
「人はもう、何処かへ行けるわけではないのですよ」
Michael Crichtonの小説"Jurassic Park"の結末は、海岸に集合したヴェロキラプトルの群れが、一斉にある方角を向いて『鳥の渡り』を夢見る???という幻想的な光景の後、上の生物学者のセリフで結ばれます。
中国モンゴル自治区で発見された、およそ7000万年前の白亜紀後期に生息していたと見られるこの鳥類様の化石は、これまで「小型のものほど鳥類に近い」という、恐竜化石の通例を覆したようです。この『ギガントラプトル』、体重は最大で35倍、全長8mにも及ぶそうですが、実は骨の成長速度の分析から、これがまだ若い個体であったことが判明。成鳥になると想像図通り、並の肉食獣を凌ぐ大きさの「鳥」になっていたのかもしれません。
恐竜が進化の過程で徐々に鳥類のような形式にシフトしていった(あるいは鳥類寄りのものが自然選択された)というよりも、一部の恐竜達(始祖鳥:Archaeopteryxの類派?)が鳥類という「形式」を選択しながら、尚も様々な手段で、同時代の生物たちのなかにおけるアドヴァンテージを模索していたというイメージが浮かびます。
こんなのがバッサバッサ歩いて、ゴミ箱漁りにくるような世界になっていたらコワいですよね。。クリスマスにはもっと大きなレンジが必要になるだろうし。。。
□ Tunes of the Day
□ John Williams / "Far And Away"
♪ Inside the Mansion
♪ The Land Race
♪ Joseph and Shannon
♪ Book of Days (enya)
何時だったか、続けるつもりでいて忘れてたJohn Williamsシリーズ。今回は、彼の中~後期の作品中でも特に人気の高い『遙かなる大地へ』を紹介。ジョンがケルト音楽に真っ向から取り組んだ壮大なサウンドトラックで、ラストクレジットを飾るenyaの"Book of Days"(Englishヴァージョン)があまりにも感動的。過去ログにもエピソードを書いていますが、高校生の頃、この音楽に出会った時に私は涙しました(T-T
トム・クルーズとニコール・キッドマンが共演する映画本編は、お世辞にも名作とは言えないものの、個人的には凄く愉快で泣けるスペクタクル(?)で、本当に強い思い入れのある作品。ストーリーは、成り行きで新大陸へ道連れすることになった農民の青年と良家のお嬢様の、紆余曲折の旅路とロマンスを描くもの。ニコール演じるシャノンは、今で言う『ツンデレ』のお手本みたいなキュートなキャラクターなので、特にこの時代に再評価してもらいたい作品(笑)語ると長くなりそうなので、見ていない方は是非一度ご覧になってください。
>> http://www.imdb.com/title/tt0104231/