lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Reconcile.

2024-03-29 23:19:40 | 日記・エッセイ・コラム

故郷の観光リゾート化に複数の大型資本が乗り出し、実家の目と鼻の先にも高層ホテルが建設される。インバウンド需要も勿論だけど、上京して人脈やノウハウを築き、瀕死の景勝地である地元でインフラ整備やスポット造りなど草の根で頑張ってきた同世代を見ているので感慨深い。決して棚ボタなどではない

実際のところ、沖合での再生可能エネルギー開発の拠点造りという側面が強いのだけど、資源をサービスへ換えるにもそれなりの土台が必要という話

Prototyping.

2024-03-27 20:24:01 | 日記・エッセイ・コラム

今日は試験開発として、ローコードツールに特定のワークフローをプロトタイピングして、吐き出されたコードを叩き台に運用に耐えるアプリケーションへ地道にブラッシュアップする作業を行った。弊社トップエンジニアに鬼コーチングしてもらったせいか、試験どころかそれなりのものが完成してしまった…

Thought.

2024-03-15 21:07:22 | 日記・エッセイ・コラム

経営・マネージャー職に就いていた頃は毎日が苛烈で不条理、混沌としていて、時には己が混沌の一部になってしまったり(結局は過労で救急搬送)、あの頃と比べて今のエンジニア職は、勿論大変なプレッシャーはあるのだけれど、少なくとも背中を預ける仲間に安心感を覚えている。言語が通じるって大事

たまには温泉に入って、湯に浸かりながら思い浮かべるのが上司や顧客の顔じゃなくって、読みたい本だったり、観たい映画のことだったり、大事な人のことだったり、たったそれだけの些細なことが如何に人間らしく幸せなことなのか、そんなことを噛み締めるようになった

X for science community.

2024-01-25 21:20:49 | 日記・エッセイ・コラム


いつの間にか1.2万人フォロワー超えていたけれど、Xは他のSNSと比べて国際的な学術コミュニティツールとしてまだまだ有用なのだなぁと実感する(というか他に選択肢がない)。私のフォロワーの7-8割は国内外の研究者や学生、個人・法人の企業関係者で、リプ欄でも活発に議論が交わされることがある

Linkage.

2023-11-23 23:26:24 | 日記・エッセイ・コラム


Generalization is the extrapolating the vector of argument to the dynamic structure of the issue. It is only useful when considerable probability is involved. The key is to clarify who is talking to whom, what is the relationship between what, and to quantify the sample size.

一般化とは、議論のベクトルを問題の属性や力学構造へ外挿する行為であって、そこに相当の蓋然性・客観性が認められる場合にのみ実効性を有する。重要なのは「誰が誰に向けた話」なのか「何と何の関係性の話」なのかを明確にし、サンプルサイズを定量化することである

Binary thoughts.

2023-11-18 23:11:11 | 日記・エッセイ・コラム

(Created with Midjourney v5.2)


When issues that can’t be distinguished by ‘degree’ or ‘quality’ are addressed with a one-dimensional evaluation scale or through a binary perspective, it invariably leads to non-converging debates. Allowing space for a quantitative interpretation is a flawed approach, leading to endless, unproductive discussions that merely repeat themselves.

『程度』と『質』で切り分けられない問題を一方向の評価軸、或いは二分法的に扱うと、確実に収斂しない議論へと発展する。量的解釈の付け入る隙を与えてしまうのは是非論として瑕疵があり、延々と労力を生産性のない議論の反復に費やすことになる


『正論』を標榜する多くの主張は、判然としていない事実や秘匿されている関係性に基づく個別のケースを、無理に・軽はずみに一般化しようとする詭弁である場合が多いのだけど、大体は発言者自身のルサンチマンへの反動から、対立概念を陳腐化したいという欲求を満たす手段として行為される

Garbage talk.

2023-11-04 20:21:47 | 日記・エッセイ・コラム
教養課程とはいえ音楽構造論や音楽史を齧った身として、任意の楽曲の評価が印象論に寄り過ぎることの危うさを覚えることが度々ある。民族音楽のスケールを採用し歌手も現地人なのに、演奏が自分の印象と異なるというだけで「こんなの民族音楽じゃない」と言い切ったり、そういう断絶が〝界隈〟にあった

どのジャンルのファンダムにもありがちだが、特定の傾向を持つ『音楽ファン』を標榜し権威的な態度を取りたいだけの人たちのコミュニティに疲れてしまった経験がある。彼らは他人の評価軸に対し驚くほど狭量で、例えるなら『第九』の第一楽章だけ聞いて「合唱なんてないじゃないか!」さえ言いかねない

Probable Strategy.

2023-08-12 17:47:38 | 日記・エッセイ・コラム

企画・戦略から開発へ異動して気付いた思考プロセスの違い

SE → 約定・ファクトベース 「今ある状態」からプロセス間のトランザクションを拡張
戦略 → 標的・プロバブルベース 「あるべき状態」へとプロセス間のコネクティビティを探索

どっちがこう!ではなく双方にグラデーションがある感じ


Differences in thought processes noticed upon transferring from planning & strategy to development:

SE → Fact-based: Focuses on expanding transactions between processes from the "current state."
Strategy → Probability-based: Aims to explore connectivity between processes leading to the "desired state."





Torna a Surriento.

2023-08-03 02:01:23 | 日記・エッセイ・コラム

場末のバーで初対面の若手市議会議員さんと意気投合。国の気候変動対策や治水事業などについて語った後、カラオケで「帰れソレントへ(Torna a Surriento)」を流暢なイタリア語で披露して頂いて、その本格的なテノールにびっくり!ドアを開けると、そこはローマなのでは!?と思うくらい空気が一変した

Rubbish talk.

2023-08-03 01:22:56 | 日記・エッセイ・コラム
『仕事できない東大生の特徴』

・勤勉
・当該分野に社内で上位に詳しい
・論理思考ができる
・最新情報を得るための人脈がある
・アイデアを出せる
・行動力がある
・自信がある


↑こんな「上手いこと言ったれ」みたいな、その場しのぎの二元論が安直に支持を集めるのが今のTwitter(X)。書き手に裏の真意があるのかどうか読み取るまでリプからの判断も難しい。敢えて土俵に乗ると、経営者目線では社内政治に腐心する上司より新しいことを始められる優秀な部下に価値を感じていますよ

経営者視点での企業体における人員の価値において、わずかでもブレイクスルーを起こせる価値を持つ人材。これに勝るものは絶対的にありません

確実に「組織運営を維持してお給金をもらう」ことに主眼が歪んでしまってるからおかしくなるんだろうか

ちなみに私が以前部署に異動となった時、取締役からは内密に「今の上司のやり方を壊してほしい」と命じられていたよ