2006年も終わり、
今年もlens,align.で紹介してきた音源から、
Best 3 Tracksを発表したいと思います。
因に、過去のawardsはこちら↓
>> lens,align.awards 2005
>> lens,align.awards 2006 Summer
□ lens,align. awards 2006
</cemter>
□ Hans Zimmer / "The Da Vinci Code"
♪ Poisoned Chalice
>> http://blog.goo.ne.jp/razoralign/d/20060525
Summer Awardsに引き続き、2006年度の大賞はやはりこれ。
ハンス・ジマー作曲『ダ・ヴィンチ・コード』のスコアから。
闇から闇へと流れていく神秘的で捉え所のないフレーズ、
そしてコーラスやオーケストラの陰で気付かれない程度に
鳴動する不気味な装置音、シンセベース。
原作も去ることながら(映画はおいておいて)
他に類を見ない巧緻な楽曲。それ以上にメロディ一つ一つの
効果も計算し尽くしていて、 作曲者が自負しているように、
正に魂を削った一曲ではないかと。
![Vasks Vasks](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/35/7f28b5444d56f66fb704f9946b7d14a5.jpg)
□ Peteris Vasks / "Symphony No.3/Cello Concert"
♪ Cantus ll :Cello Concerto (Marko Ylönen,cello)
ラトヴィア現代音楽の旗手、
ペテリス・ヴァスクスの『チェロ協奏曲』から。
こちらは後日改めてレビュー予定。郷愁と叙情、そして激情を抉る
悲壮なヴァスクスの節回しの中にあって、どこか物悲しい
静謐さを湛える佳曲。浮き沈みする音色はカンチェリの如く、
一瞬ワーグナーにさえ聴き紛う、バルト海独特の暗く透明な旋律。
![Hammock Hammock](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a5/e85f49cb3491a27b69277b473ce02fd4.jpg)
□ Hammock / "Raising your voice...Trying to stop an echo"
♪ I Can Almost See You
♪ God Send Us a Signal
>> http://www.hammockmusic.com/Hammock_Music.html
Marc ByrdとAndrew Thompsonのデュオ、Hammockの2nd。
重層的で冷たいアトモスフィアと、限りなく遠く響きを奏でる
ディストーション・ギター、そしてどこか暖かでメランコリックな
旋律が胸を打ちます。絞りきれなかったので2曲。
□ lens,align. special award. (特別賞)
□ Serge Devant feat.Jan Johnston
♪ Transparent (Benz & MD's Aurium Remix)
こちらは2006年のリリースではないのですが、
私がこの夏に最も心を奪われた曲ということで。。
真夏の蒼空の下、高速道路の高架を、
この曲をかけながら疾走した爽快感は
忘れ得ぬ感覚ですね。
Enigma、Deleriumのニュータイトルは
残念ながら選外でした。。。
"A Posteriori"のDVDがまだ届いていないので、
来年度の評価へと回したいと思います。
2006年は私にとって、
あらゆる意味で『解放』の年となりました。
来る2007年、皆様にとっても良きお年となりますように。。
今年もlens,align.で紹介してきた音源から、
Best 3 Tracksを発表したいと思います。
因に、過去のawardsはこちら↓
>> lens,align.awards 2005
>> lens,align.awards 2006 Summer
□ lens,align. awards 2006
![Davinci_1_1 Davinci_1_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/36/dcbfc6afb675146e617932d363ac49a0.jpg)
□ Hans Zimmer / "The Da Vinci Code"
♪ Poisoned Chalice
>> http://blog.goo.ne.jp/razoralign/d/20060525
Summer Awardsに引き続き、2006年度の大賞はやはりこれ。
ハンス・ジマー作曲『ダ・ヴィンチ・コード』のスコアから。
闇から闇へと流れていく神秘的で捉え所のないフレーズ、
そしてコーラスやオーケストラの陰で気付かれない程度に
鳴動する不気味な装置音、シンセベース。
原作も去ることながら(映画はおいておいて)
他に類を見ない巧緻な楽曲。それ以上にメロディ一つ一つの
効果も計算し尽くしていて、 作曲者が自負しているように、
正に魂を削った一曲ではないかと。
![Vasks Vasks](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/35/7f28b5444d56f66fb704f9946b7d14a5.jpg)
□ Peteris Vasks / "Symphony No.3/Cello Concert"
♪ Cantus ll :Cello Concerto (Marko Ylönen,cello)
ラトヴィア現代音楽の旗手、
ペテリス・ヴァスクスの『チェロ協奏曲』から。
こちらは後日改めてレビュー予定。郷愁と叙情、そして激情を抉る
悲壮なヴァスクスの節回しの中にあって、どこか物悲しい
静謐さを湛える佳曲。浮き沈みする音色はカンチェリの如く、
一瞬ワーグナーにさえ聴き紛う、バルト海独特の暗く透明な旋律。
![Hammock Hammock](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a5/e85f49cb3491a27b69277b473ce02fd4.jpg)
□ Hammock / "Raising your voice...Trying to stop an echo"
♪ I Can Almost See You
♪ God Send Us a Signal
>> http://www.hammockmusic.com/Hammock_Music.html
Marc ByrdとAndrew Thompsonのデュオ、Hammockの2nd。
重層的で冷たいアトモスフィアと、限りなく遠く響きを奏でる
ディストーション・ギター、そしてどこか暖かでメランコリックな
旋律が胸を打ちます。絞りきれなかったので2曲。
□ lens,align. special award. (特別賞)
□ Serge Devant feat.Jan Johnston
♪ Transparent (Benz & MD's Aurium Remix)
こちらは2006年のリリースではないのですが、
私がこの夏に最も心を奪われた曲ということで。。
真夏の蒼空の下、高速道路の高架を、
この曲をかけながら疾走した爽快感は
忘れ得ぬ感覚ですね。
Enigma、Deleriumのニュータイトルは
残念ながら選外でした。。。
"A Posteriori"のDVDがまだ届いていないので、
来年度の評価へと回したいと思います。
2006年は私にとって、
あらゆる意味で『解放』の年となりました。
来る2007年、皆様にとっても良きお年となりますように。。