ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

寒鰤襲名

2009年01月10日 | 魚の話

S 雷鳴轟く日本海。世に言う鰤起こしの翌日。
「ワラサ之介そちも、立派に脂の乗った魚になったな、元服してよろしかろう」
「寒鰤と名乗るがよいぞ」
「父上、ありがたきお言葉、寒鰤の名に恥じぬよう精進いたします」
ハッピーマンデーに自動的に成人式を迎える者どもとは違う。
荒波にもまれ、しっかりと脂が乗り、大きさ重量も基準を超えなくては寒鰤は襲名できないのだ。
めでたく、元服した寒鰤が舞鶴からクアトロにやってきた。
その寒鰤はクアトロで刺身になったり炙りになったり焼き物、煮物になったりと大活躍するであろう。
この立派な寒鰤には、シチリアのシラーやカリフォルニアのジンファンデルがお相手もうそうと待ちかまえている。
さらに、熊本からは寒鰤の好敵手・赤ヤガラもクアトロにやって来た。

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