ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

違いのわかる男のワイン

2009年01月18日 | ワインの話

Photo フランス・アルザス地方は恵まれた土壌と気候によりかねてから白ワインの名産地として有名である。
クアトロの父もアルザスのゲヴェルツトラミナールはお気に入りである。ライチを思わせる独特の香りとフルーティな味わいが魅力である。
しかし始めは、ゲヴェルツトラミナールと云う長ったらしい名前を覚えられたのが嬉しかった。「アルザスのゲヴェルツトラミナールは良いよね」そんな会話をすると、何かおまじないを唱えて、ワイン通になったような気がした。
そもそも、何かに興味を持つことなんてそんなきっかけかもしれない。今日もお客様に「サッカー選手の明神選手はクアトロの父の出身校の後輩ですよ」と伺ったら、とたんに明神選手に親しみを感じるのである。
それはともかく、アルザスの中でもポール・キュブラーという作り手が世界的に注目されている。ブドウを作るために適した高地を選び、ブドウの品種ごとに土壌を変えた畑を作る。自然農法にこだわり、収穫は手摘みで行なうというこだわりようだ。そこから生まれたピノブラン、シルヴァール、リースリング、ピノグリ、ミュスカという5品種の個性を活かした白ワインがある。“ポール・キュブラー・キンテット”である。香りがしっかりしていて、厚みのある果実味は大人の味わいである。そろそろ、名前や情報だけに左右されずに本質を味わえる男にならなければとこのワインを味わいながら思うのである。
明神選手もレイソルに帰ってくればいいんだけどな。

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コメント
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