ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

神の涎、第二の使徒

2009年01月28日 | ワインの話

Photo ある夏の日、草むらで友達と遊んでいた。楽しい子供の時の記憶である。夕暮れに家路へとつくが、道に迷ってしまった。すると、知らないおじさんが私にあめ玉をくれて、慰めてくれる。気付くと、そのおじさんに手を引かれ私の家の前に立っていた。家の中からは家族の団らんの声が聞こえ、温もりを求め私は扉を開ける。
それが、このワインのイメージなのだ。(神の雫、第二の使徒より)
一徹は、自分が為しえなかった夢を息子の飛雄馬に託す。飛雄馬は、父のスパルタに堪え巨人の星となるのだった。いや、なったかに思えた。飛雄馬の大リーグボール1号は、ライバル花形も寄せ付けなかった。しかし、父一徹は中日のコーチとなり、飛雄馬の前に立ちふさがるのだった。飛雄馬が小さな成功で終わるのを許さなかった一徹ではあるが、一徹自信も野球への夢を捨て切れていなかったのだ。一徹の野球哲学は厳しくも崇高なものであった。それが、この日本酒“府中誉ふなしぼり渡舟無添加原酒”のイメージなのだ。(神の涎、第二の使徒より)
山田錦は高級酒米としてもてはやされている。その山田錦の父、渡船という幻の酒米が復活を遂げ、山田錦以上の力強さと、奥深さを表現しているのが、このお酒である。
偏屈で一徹なイタリアン、クアトロで明日から、この新たな神の涎が飲める。

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