ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ドン・トマーゾ

2008年01月14日 | ワインの話

Photo 今年の新成人は135万人とか、その数だけ色々な個性があるのだが、ひっくるめて今頃の若い者はと語ることは多い。時代の傾向はあるので間違ったことではないのだろう。
ワインに関しても国や地域をひっくるめて特色を語ることは多い。その中でキヤンティとはこういうワインだと語ることも多い。クアトロの父はキヤンティが好きで、色々と飲んだ。10数年ほど前からキヤンティは飛躍的に進化している。そして生産者の個性が多様化していると感じる。価格も多様化しているが、価格の高いキヤンティが美味しいのは当然として、3000円前後のキヤンティだと当たりはずれがあったり個性の多様化が見えたりで面白い。
この中間価格の中で、クアトロの父好みのキヤンティがいくつかある。そのひとつが「キヤンティ・クラシコ・ドン・トマーゾ」である。レ・コルティという生産者のもので、トスカーナの名家コルシーニ家がオーナーである。
クアトロは先日、99年のドン・トマーゾを数本手に入れた。この年のものは、特に評価が高い。何やら名前だけでもインパクトが強いのだが、その味わいも個性的だ。果実の濃縮感があり、力強い味わいながらエレガントな余韻を合わせ持っている。キヤンティはあまり好みではないのでというお客様も多いが、このドン・トマーゾを飲むとキヤンティへの認識が変わると思う。

コメント
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