今日はアウトリーチ

今日は大分市の大東中学の文化祭にお招きいただきピアノの演奏に出かけます。昨日リハーサルのために初めてこの学校へ伺ったのですが、三学年合わせて生徒数が約1000人という、大分でも有数のマンモス校なんだそうです。今どきは生徒数がどんどん少なくなっているところが増えているのに、ここはすごいなあと驚きました。

一番気になっていたのはピアノの状態です。当日は調律の時間は取れないとのことだったで一日前の調律になりました。私が学校に着いた時、ちょうど調律師さんが調律を終わりかけているところでした。どんなだったかなと様子を尋ねる前に、調律師さんの姿を見ておおよその察しがつきました。昨日は季節外れと言ってもいいくらい寒い日で、しかも、寒々とした広い体育館の隅っこに置かれたピアノの前で、調律師さんが上着を脱いでシャツの腕まくりをして、汗びっしょりだったのです。

早速弾いてみると、キーがちょっと暴れてる。でも、思ったよりずっといい音。そのことを話すと「ここまで、汗だくでたどり着きました」とにっこり。ありがたいことです。

さて、今日はこれから出発して本番です。天気はいいけど寒さが心配。でも体育館いっぱいの大勢の生徒さんの熱気があるからきっと大丈夫。1000人の皆さんに負けないパワーを出して弾いてきます


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