昨晩、「別府アルゲリッチ音楽祭」に出かけて巨匠たちの演奏を堪能してきました。第一部はアルゲリッチとミシャ・マイスキーによるチェロとピアノの競演。そして第二部はギドン・クレーメル、ミシャ・マイスキー、アルゲリッチという、もうこれから先二度とはありえないんじゃないかというくらいの、巨匠たちによるショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲。しかもアンコール2曲付きという大サービス! 本当に感動しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
一曲目のベートーヴェンの一音からすぐに引き込まれ、そのあとの時間は、別の世界へ連れていかれました。アルゲリッチのみずみずしい音、ピアニッシモの種類の多さ(やわらかい、透き通る、とろける、靄の中のように・・・など)そして鳴り響くフォルテ、乾いた音、濡れた音、いったいどれだけの音がこのピアノから出ているのか・・・。マイスキーとアルゲリッチは、それぞれが自由に演奏しているにも関わらず、ここというところがピタッと合う!自由でありながら同じ音楽を共有して一体化しているのだと感じました。
後半は、ギドン・クレーメルが加わってショスタコーヴィチの三重奏。マイスキーたち三人の心の奥底からの叫びを感じられ、いつの時代も繰り返される人間の愚かな行動や戦の悲しみに私も思いを馳せました。
今回はこの夢のようなプログラム目指して、東京から本多昌子先生と水谷稚佳子先生が飛行機に乗って飛んで来られたので、ご一緒に聴くことができて楽しさ倍増でした。親しい方々と一緒に出掛けるコンサートはやっぱり楽しいですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/67/3685a226912e24e8a9b01e43a98fb8e8.jpg)
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一曲目のベートーヴェンの一音からすぐに引き込まれ、そのあとの時間は、別の世界へ連れていかれました。アルゲリッチのみずみずしい音、ピアニッシモの種類の多さ(やわらかい、透き通る、とろける、靄の中のように・・・など)そして鳴り響くフォルテ、乾いた音、濡れた音、いったいどれだけの音がこのピアノから出ているのか・・・。マイスキーとアルゲリッチは、それぞれが自由に演奏しているにも関わらず、ここというところがピタッと合う!自由でありながら同じ音楽を共有して一体化しているのだと感じました。
後半は、ギドン・クレーメルが加わってショスタコーヴィチの三重奏。マイスキーたち三人の心の奥底からの叫びを感じられ、いつの時代も繰り返される人間の愚かな行動や戦の悲しみに私も思いを馳せました。
今回はこの夢のようなプログラム目指して、東京から本多昌子先生と水谷稚佳子先生が飛行機に乗って飛んで来られたので、ご一緒に聴くことができて楽しさ倍増でした。親しい方々と一緒に出掛けるコンサートはやっぱり楽しいですね!
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