ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

金の言葉

2012年11月17日 | Weblog
小さな生徒を教えていると、本当にたくさんの、こちらが思いつかないようなことを言ったり、やったりしたりしてくれます。その意外性がかわいらしくて、とても楽しい。もう、たまらなくかわいくなる時があります。

先日やってきた小学1年生の男の子。今週は、いつもとは打ってかわって練習してるな! と感じる弾きぶり。「今日はいいね。この曲、とってもよくなったよ。たくさん練習したんだね」と私。そうすると、「うん、いつもより、だいぶ練習した」と胸を張る。「そうなの~、先生嬉しいなぁ。すごいね。えらかったね。」と褒めると、

「あのねー、先生・・・」何か言いたそう。「なになに?」と聞くと「友達に、お前、将来ピアニストになったらいいやんって、言われたー!」と、少し照れながら教えてくれました。何人かの友達の前でピアノを弾いたことがあるらしくて、そのときみんなびっくり、「すげぇー!」って驚いてほめてくれたらしいのです。

友達からの褒め言葉は「金の言葉」。これは、いくつになっても一番うれしいことですよね。そのお友達の言葉でやる気百倍、素直に反応してこんなに練習してきてくれたというわけです。これだから、かわいい。レッスンしていてほっこりする場面でした。

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