田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

妻のひとり言をきく厳冬の朝。 麻屋与志夫

2018-12-25 08:53:22 | ブログ
12月25日 Tue.

●本格的に寒くなった。
室温3度。
そとは氷が厚く張っていた。

●北関東の北端、前日光高原にある街に、これから長い冬が訪れる。
●若いとき、東京に住むことになり、わたしの故郷の寒さははんぱではない。
厳しい寒さのなかで育ったのだと実感したものだった。

●日光は元小来川村を源流とする黒川の河川敷を妻と散策する。
渇水期に入ったので流れは薄くなった。
川床が透けて見える。
川の底にあるべき石が現れている。
その点在する石の頭の配置具合が自然のなすがままなので面白い。
禅寺の枯山水のような趣がある。

●ゴミ出しからもどってきた妻が「すごい寒さ」と、門のあたりでいっているのがきこえてくる。
彼女は最近よく独り語とをいうようになった。

●妻の独語をきく厳冬の庭。
庭の草も木々も、葉を落とし寒々としている。

●キッチンでは妻がなにか煮ものを作りだした。


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