田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

家に猫のいない寂しい冬がやってきた。 麻屋与志夫

2018-12-15 18:22:53 | ブログ
12月15日 Sat.

●ネコチャンのいない冬がやってきた。
40年近くいつもそばにネコがいた。
とくに冬には、わたし達はあまり外出しない。
ネコチャンもほとんど家にいた。
24時間ネコとともにたのしく過ごしてきた。

●わたしがホリゴタツで小説を書いていると、
ネコチャンは潜り込んできて、
ときどきわたしの足にネコパンチをくりだしたり、
甘噛みしたりして遊んでくれた。

●ときにはパソコンのわきにすわって、
「ほら、もっとはやく、たくさん書いてニャン」、
と励ましてくれたものだ。

●ムクムクの生きた毛皮の、
あの温かみある存在感。
かわいくて、
ギュッとだきしめてしまう。
ネコのほうはあまりきつくだきしめられて、
ニャンと不満をもらすのだが、
その鳴き声がまたうれしい、
ネコ馬鹿の人生だった。

●家族が西早稲田のマンションのほうにいっていたときには、
ミュと眠られぬ夜を過ごしたものだ。
外食ばかりしていたので、
体重が85キロにもなった。

●ネコがいない寂しさに耐えられるだろうか。
老夫婦だけの寒い北国の冬がやってきた。

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