田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

『散歩する侵略者』のロケ地で昼食、周囲のひとが言葉を失っている。 麻屋与志夫

2018-12-03 07:31:37 | ブログ
12月3日 Mon.

●昨日。宇都宮『ベルモール』の大戸屋で昼食。ベルモールは『散歩する侵略者』のロケ地として映画ファンのみなさんにはおなじみの場所。わたしは『鶏と野菜の黒酢あん定食』カミサンは鯛の干モノ。とてもおいしかった。ふたりとも食事をとりながら映画、散歩する――の話しとりなりこれまた楽しかった。

●話しているうちに、キーンと耳鳴りがした。あわてて周囲の客席にそっと気をくばる。満席。ブキミダ。だれも食事する以外のことでは、口を使っていない。咀嚼音だけがきこえてくる。ようするに、話しをていない。会話を交わしているのは、わたしたち老夫婦だけだった。

●では何をしているかというと、スマホ片手に、食事中のひとを除き、ゲームをしている。いや、食事の合間にもゲームをしている。ゲームをしている合間にハシを動かして口に食べものをはこんでいる。

●恋人、夫婦、子ども連れの家族。とうぜん、楽しい会話が弾むはずなのにひとことも口を利かない。なにかSF小説の一場面のなかに迷いこんでしまったようで、不気味だった。

●どうしてオシャベリをしないのだ。

●急速にひとびとから言葉が失われていく。本を読む人が少なくなった。そういう段階はもうとうに、通りこしている。お互いに話していることが、うまく伝わらなくなってきている。これはわたしの住む田舎町だけのことではないと思う。

●このところ急激に足腰が弱って来た。かろうじて、二足歩行、杖をついたりつかなかったりして街歩きにはげんでいる。なんとかこの膝のガクガクシタ痛みから回復できないものだろうか。

●夜は頻尿。どうしょうもないGGになってきた。若いときは日ごとに、なにか新しいことができるようになった。老いてからは日ごとにできないことが不本意ながら、あらわれる。悲しいことだ。行動範囲もせばまってきた。

●周囲のひとから言葉が失われていく。そう認識するのはわたしがGGになっていく過程でおきる頭の誤作動かもしれない。

●このまま進めば、痴呆症。そんなことはありませんよね。そんなこと起きませんよね。

●今日も。早朝からブログを書き、このあとアサハン前に『人間もどき』の校正だ!!!

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