田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

心の化粧なんて死語ですよね。  麻屋与志夫

2015-03-13 13:01:21 | ブログ
3月13日 金曜日

●キッチン・テーブルで華やかな笑い声がする。

孫娘が東京から遊びに来ている。

この春から大学生だ。

●カミサンは孫にお化粧のしかたを喜々として教えている。

まことに楽しそうだ。

これはもう男の立ち入ることの出来ない領域だ。

それにしても、わかさがうらやましい。

GGにも、わかいときがあったのだ――。

●GGとしては文学に興味を持ってもらいたいのたが。

あまり薦められない。

彼女はシャキシャキの理系女。

理系の試験では、すばらしい成績をあげている。

●小説を書くために犠牲にしてきた、

こまごまとした青春の一コマ一コマを思い浮かべる。

その犠牲にした時間、

人との交流を想うと、

やはりこれはもう、

人に勧められる勉強だとは思えない。

●文学をとおして人格を形成する。

なんて考えはもう古過ぎるのだろう。

ビルドゥングス・ロマンなどというと、

「どんな建物を立てるロマンなのですか」

と聞かれうだ。

ロマン・ローランの「ジヤン・クリストフ」

トーマス・マンの「魔の山」

など読むわかものはもはやいないのだろうか。

●心の化粧なんてことばも、死語なんだろうな。



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ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星
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