田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ニンニク餃子を食べて直立歩行だ。 麻屋与志夫

2015-03-09 10:30:25 | ブログ
3月9日 月曜日

●歩いていたのが、よかったのだ。
わたしの歳になると、元気に歩いている人は少なくなっている。
緊急の場合なら――過日バス停まで走った。

●直立歩行。
ともかく、歩きつけているので、
いまでも三万歩くらいは歩ける。
まいにち、一万歩は歩くことにしている。
若いときから、
東京での生活がながかったので車の必要はなかった。
田舎町での生活には車がないので、
不便を感じるときがあるが――。

●ミンガスの直立猿人(ピテカントロプス・エレクトス)を聞いた時以来だから50年も歩き続けていることになる。

●バスでJR鹿沼駅に着く。
一時間に一本しか通っていないローカル線(日光線)で、
宇都宮まで食事に出かける。
「ホテルニューイタヤ」の和食どころ「桔梗」のランチを食べる。
たまには「宇都宮餃子館」でカミサンはシソ餃子、わたしはニンニク餃子。
ここはむかし文芸首都でお世話になった先輩、
丘永漢さんが顧問をしていたのでよく食べに寄る。
若かりし頃の高等遊民生活をカミサンにきかせながら食べる餃子はおいしいものだ。
丘さんのシヤシンを眺めていると目頭が熱くなる。
文芸首都では先輩が後輩の原稿に朱をいれてくれた。
よく飲み、
よく食べ、
よくあきもせず原稿を、
小説をかいたものだった。
あのころの先輩の恩恵に報いるような作品はまだ書けていない。

●野に遺賢あり。
というが、
「賢」は除くとして、
わたしは文芸首都、散文芸術の最後の売れ残りだと、思っている。
在野のまま残された作家だとおもう。
長生きしているからこうして精進していられる。
Kさんに助けられて電子書籍で作品を世に問うことが出来ている。

●これからも、
さらに精進してしいかなければと毎日PCに向かって小説をかいている日々である。

●歩き続けなければならない。



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