音楽の大福帳

Yoko Nakamura, 作曲家・中村洋子から、音楽を愛する皆さまへ

■7月19日に、伝通院で音楽会を開きます■

2008-05-18 00:48:37 | ■ お薦めのコンサート ■
■7月19日に、伝通院で音楽会を開きます■

           08.5.18 中村洋子


★伝通院(文京区小石川)と、文京区共催による「朝顔ほおずき市」の

≪納涼コンサート≫を、ことしも企画、出演することになりました。

ことしで4回目です。


★CD製作の為、この夏は、私主催の「個展コンサート」をお休みします。

納涼コンサートは、入場無料(※要 整理券)ですので、

夕涼みかたがた、お気楽にお出かけください。


★日時は、7月19日の午後6時に開演予定。

出演者は、一流の演奏者です。

ソプラノの五十嵐郁子さん、

ヴィオラのダヴィット・シッケタンツさん、それに

私のチェンバロです。


★チェンバロを真近で見る機会は、あまりないかと思います。

昨年のコンサートは、ハープとフルートでしたが、

優雅で、美しい音色が、伝通院の本堂に響き渡り、

とても好評でした。


★チェンバロは、音が小さく、痩せているという

間違ったイメージを、おもちかもしれません。

それは、往々にして、会場と楽器と、それに調律が

うまくかみ合わないための現象です。


★今回は、百瀬ハープシコード様から、素晴らしい楽器を

お借りしますので、いい結果が生まれると思います。


★昨日、我が家で、シッケタンツさんと

私のピアノで、二重奏を楽しみました。

彼はライプチッヒ出身のドイツ人です。

シッケタンツさんの、暖かい音色と音楽性が、

ヴィオラによく合い、彼も私の演奏を気に入ってくださいました。


★ヴィオラは、ヴァイオリンより一回り大きく、オーケストラでは

ヴァイオリンとチェロの間にはさまれ、和音を充填する役割が多いです。

そのため、独奏楽器としては、ヴァイオリンなどのようにそれほど

活躍しませんが、近年、この暖かい音色に魅せられ、

独奏楽器として、脚光を浴びつつあります。

今回、シッケタンツさんと共演でき、とても光栄です。


★詳細は、また、お知らせいたします。



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