のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

甘い話は早い話やばい話

2014年08月14日 | 梨の品種
毎回、糖度計遊びの報告で恐縮です

「幸水」が盛りを迎えていますが
次の品種「秋麗」が色づき始めています
具合の悪い樹から色づきますから
まだ、本物の評価ではありません

しかしながら、それにしてもです。
今回、“20.6”というすごい数値が出てしまいました
複数回、計測しても20前後の数値が出ましたので
大きな間違いはないと思います

ここまで甘いと甘すぎます
一切れ食べるとお茶が飲みたくなります
もう一切れという気にもならないくらいです

甘い甘いという評価をいただくのはありがたく
来年へ向けての意欲もわいてくるのですが
収穫も前進気味で糖度も高いというのは
本当にこれでいいのかという疑念もわいてきます

今年など果実の肥大も悪くないし
病害虫の被害さえなければ収量もそこそこのような気がします
一方、具合の悪くなる樹が増えてきているのも確か
樹づくり、土づくりに問題があるのかもしれません

ここ十年ほど半発酵させた有機質を積極的に地中に投入してきました
その成果がようやく表れてきたともいえますし
地中50cmぐらいの穴を掘って投入したというその方法が
例えば土の病気を拡散させてしまっていないのか
などいろいろと考えてしまいます

こんな懸念が取り越し苦労であればいいのですが
とにかく、今年のナシはこれからの品種も甘そうです

最新の画像もっと見る

コメントを投稿