のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ここにまで登って遊ぶ子らいればいらかの先の川面見ただろ

2012年05月25日 | 散歩漫歩
3.11被災地を訪ねて その2

児童の大半の犠牲者をだした大カワ小学校跡地
学校の周りには集落があって
校庭からは川の様子は見えなかったといいます
周囲のがれきはきれいに片づけられ
傷跡見える校舎だけがぽつんと残っていました

途中の道の駅直売所で購入した花束を献花台に手向けました
ここでも一同言葉を失いました

             

校舎の裏手には傾斜が45度もありそうな山が迫っています
土砂崩れの危険があったのか
校舎に近いところは木々が切られ崩壊防止の工事が施されていました
斜面の下の方の中腹に踊り場があって
そのすぐ下にここまで水がきたという看板が立てられています

もしこの踊り場まで登って来ていたら…

後でなら誰もが思うことですが
大きな地震直後に崩落危険地区に子らを誘導していいものか
当事者は当然逡巡したことでしょう
普段から子どもたちには近づいてはいけないと指導していたでしょうし

山腹の踊り場からはやませが川面を上ってきているのが見えました
今年は寒い夏かも知れません   

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