のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

タチナガハ、春りん蔵にキラリボシ

2013年06月23日 | 農のあれこれ
「タチナガハ」は大豆、「春りん蔵」はヒマワリ
「キラリボシ」は菜の花の品種名
有機稲作の技術開発に実績のある民間稲作研究所
福島原発事故以降に取り組んでいる植物による除染事業
『グリーンオイルプロジェクト』で採用している品種です

NPO手賀沼トラストの栃木有機農業視察先の2件目は民間稲作研究所でした
昨年、ヒマワリから食用油を抽出するプロジェクトに失敗しているものですから
雷雨等があり十分な時間がなかったのですが
ヒマワリ種子の収穫・調整作業の様子をうかがってきました

ヒマワリの種子の収穫は汎用コンバインで行うとのこと
その後、風選や揺動型の選別機でゴミを排除
さらに循環式の乾燥機で8パーセントまで乾燥させます
(この点が、昨年のわれわれの失敗時と大きく違うところです)
乾燥度を上げた方が搾油がうまくいくそうです

グリーンオイルプロジェクトの品種は『春りん蔵』で
われわれの取組んだのはそれよりも花が大きくて硬い『ハイオレイック』
種子を融通してくれたNPOバイオライフの助言によれば
機械によりも手作業の方がよい油がとれるとのこと
汎用コンバインでも収穫できるとはいっていましたが

種子の大きさがもっと小さい菜の花は収穫・調整はもっとたいへんそう
据え置き型の風を送る乾燥機と特殊な袋でやはり乾燥していました
大豆用の乾燥機でしょうか

ヒマワリにしろ菜の花にしろ
栽培面積を増やそうとすれば作業の機械化は必然
まだまだ経験が必要です

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