のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

土ひらく芽鱗も立ちて陽の映える

2011年03月09日 | 春の梨畑
季節は啓蟄に入り
虫たちも芽鱗(がりん)も動き出しました

ナシの枝の剪定作業は終盤を迎えながら
雨雪の日も多くあと十日か二週間か
すでに終えている仲間もいるのですからお天気のせいばかりはできません


今夜のTV番組「クローズアップ現代」で農業経営の海外進出
つまり日本の農業技術を海外の農地に持ち込み
海外で農産物を供給するという試みを紹介していました

技術面で劣ることはなく
広大な農地などの生産環境が整えることができるなら
事業として十分成り立つであろうと

見渡す限りの土地でたくさんの人の生きる糧を生み出し
正当に評価される
そんな夢を見ないこともありません

国内の土地で国内の流通だけを考えて農業をする時代は終わり
というメッセージが伝わってきます
それは当然のことでありそうあらねばならないとも思います

が しかし
わが家の進む道かと問われれば
少なくとも今の当主夫婦は別の生き方を選択しています
次の世代はどうするか
これからの営農環境が変われば方向転換もしなければなりません

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