のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

てっ、てっ、じぇじぇじぇっ、晴れ間の隙に病みの神

2014年05月03日 | 春の梨畑
今の朝ドラの中でときどき「てっ」って
俳優さんたちがつぶやいています
驚いたという意味の甲州弁だそうで
一年前の「じぇじぇじぇ」に続けて話題にしたいと
演出を加えたものということですが
今年のナシ畑でもついつぶやいてしまうことがありまして

写真のこれです
黒星病に罹患した幼果です
この時期にこれだけ確認できたのは経験ありません

交配期の前後は越冬菌の可能性もあって
黒星病防除の最重要期という位置づけで
殺菌剤も最も効果のあるといわれてきたものを選択しています
ですからこの20年くらいの間
きちんと殺菌剤を散布していれば
それほど大きな問題にはなりませんでした
それに今年は4月になって乾燥状態が続いていました
研究機関からも発生は少ないという予報もあったような

だから、思わず「てっ!」というわけです

芽基部というよりも幼果そのものが
黒く粉をふいています
幼果ができてから伝染したようです
そういえば、交配期の最後になって
二日ほど天気がぐずつきました
殺菌剤の散布も間隔が開きました
あの時か…

それにしても、です
気になる情報はありました
殺菌剤耐性菌ができているという情報です
聞きたくない情報ですから聴かないようにしてきましたが
もしかして…



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