のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

華やかな柔らかきもの秋一つ

2006年10月26日 | 今年の米づくり
これも秋耕前の田んぼです。チョウジタデという田んぼの雑草が花を咲かせていました。ヤナギタデという似たような葉の雑草もありますが、花がまったく異なります。ヤナギタデはタデ科で、チョウジタデはタデという名前でありながらアカバナ科。

切り藁の生成り色と稲株から出たひこばえの緑色に覆われた田んぼで、黄色い花がぽつんと咲いていましたので、トラクターを止め写真に撮っていました。

チョウやムシは見当たりません。つい、交配できるのだろうかと考えたのですが、いやいや、交配されては来年また芽を出されると考え直し、そのまま耕してしまいました。

除草剤を使ってきちんと管理していた以前は、田んぼの雑草をほとんど見ることはなく、名前も知りませんでした。でも除草剤を使わない米作りを一部でもやっていると、必要に迫られて雑草図鑑を引っ張り出すことになります。こういうことも減農薬栽培の成果の一つかもしれません。


プロ野球日本シリーズは日本ハムが優勝し、今年で引退することを表明していた日本ハムの新庄は決まる前から涙が止まらないようでした。中日が勝てなかったのは、こういう華のある選手がいなかったということのように思えてきました。

華やかな柔らかきもの秋一つ