のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

秋の陽を混ぜ込む朝餉静かなり

2006年10月18日 | 今年の梨づくり
食堂の奥、炊き上がったご飯の釜にまで陽が差し込むようになってきました。

でも、ここでのご飯はナシあるいは土壌中の菌類たちのごはんです。ナシの元肥用に身近な資材でぼかし肥料をつくりました。市販の肥料の代わりの経費節減のためとぼかし肥料づくりの経験を積むために取り組んでみました。施肥までひと月。十分ぼかすことができるか不安ですが、失敗しても身元の知れた材料ですからそうそう悪さはしないでしょう。

材料は米ぬか、魚粕、オカラ、籾殻、ナシ剪定枝の焼却炭、カニガラを体積比で4:2:1.5:1:0.5:少々の割合で混合し、米袋に詰めて保管します。成分比は検討していません。手元にあった材料を使い、水分量だけを気にした結果としての混合比です。

本来なら積み込み、熱が上がったところで切り返し、徐々に熱の下がるのを待ちますが、通気性のある袋に詰め込むのは簡易法。手抜きのぼかし肥料、はたしてうまくいきますか。