スズメウリ;
ウリ科のつる草。果実は径1cmほどの球形で白く熟して吊り下がります。カラスウリに対して小さいのでこの名になったとか。
ヘクソカズラ;
アカネ科のつる草。全体に悪臭があることから屁(へ)くそ蔓(かずら)と呼ばれているそうです。
ガガイモ;
ガガイモ科のつる草。果実を乾燥したものは蘿摩子(らまし)という生薬で、漢方では強精剤となるようです。この実の中には扁平楕円形の種子が入っていて、種子には長い白い毛がついていて風で運ばれるとか。くわしくはこちら
こちらは名前の分からないつる草。ほこ形の葉と青い実がついています。
このほかにもムカゴのついたヤマノイモ(ジネンジョウ)なども見られました。ナシ畑を囲む防風網にはいろいろなつる草がからんでいて、それぞれ秋の充実の時を迎えていました。それにしても、一言でつる草といっても「科」が皆違うとは…