のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

アクセス10,000件御礼

2006年04月27日 | わが家の時時
わが家のHPへのアクセス件数が10,000件に到達しました。これだけのアクセスがあったことに御礼申し上げます。ありがとうございました。

開設したのは03年の7月ごろでした。カウンターが一時リセットされていますのでトータルの件数ではありませんが、発信している側とすれば単純に喜んでおります。最近はこのブログに時間をとられ、HPの更新がおろそかになっているのを心苦しく思っています。

過去のブログをみると、05年2月5日に3000件突破しています。この一年で件数が急激に増えているのは、家の光協会の雑誌『地上』(05年4月号?)でブログが紹介されたこともひとつの要因ですが、HPのトップページに水田除草機実演報告の案内を出したことが大きいように思います。除草剤を使わない稲作をしたい農家が水田除草機に関する情報を集めたく、除草機の名称で検索すると我が家のHPもヒットされるという仕組みです。


最近もまた、農家のブログ、新着のみです、すいません。というサイトにもわが家のブログをリンクさせていただきました。このサイトは日々更新される農家のブログをリストアップして情報提供しています。大規模経営農家から新規就農者、カリスマブロガーまで全国あちこちの農家からの発信はたいへん興味深く、自覚をしていないと時間を忘れてネットサーフィン(ちょっと古い言い回し?)してしまいます。

それらの農家のブログの内容をみると、毎日の作業や苦労話、作業しながら感じた思い、身の回りの自然描写、地域社会のイベント紹介など様々です。主に消費者へ向けてのメッセージという形が多いようですが、わが家のような農家がみても、「やっぱり同じような苦労している」と共感したり、「へえ、そういうこともあるんだ」と感心させられたり、明日へのエネルギーの糧になるものが散在しています。

農家のブログはこうあるべきだなんて論じるつもりは毛頭ありませんが、研修にくる若い子たちには作業日誌のつもりでブログを書くよう薦めています。内容は単純なものになったり似たようなものになったりするかもしれませんが、ブログに書くことによって身の回りの細かなことまで観察したり、ブログを通じて不特定多数の方に見られるかもしれないという緊張感から客観的に自分の姿を見つめる視点を身につけることなどが期待できるのではないか。情報提供といっていながら実は自己研鑽の一手法ではないかなんてと考えています。

というわけで、これからも「自己満足+α」というスタンスになってしまいますが、よろしくお付き合いください。