のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

花見日和ですが

2006年04月01日 | 今年の米づくり
近くの公園の桜山は花盛りで、多くのお客さんが集まっているようでした。手賀沼や脇の排水路にもつり客がいっぱい。湖畔の遊歩道も夫婦で歩く人たち、自転車を連ねた家族など、それぞれ春を楽しんでいるようでした。

それを遠くで眺めながら、明日雨が降るというので今日一日、田んぼでトラクターに乗っていました。若い時はこんな時、なぜ自分だけ仕事しなきゃならないんだなんてぶつぶつ言っていたこともあったのですが、今はまったくそんなことはありません。逆に、仕事のないこともつらいものだなあなんて、暖かい日差しの中、トラクターの上でうつらうつらしながら考えていました。

というのも、遊歩道の人たちがときどき立ち止まって、興味津々(と思われる)で田んぼの方を見ているのです。きっとかっこいいなあなんて思っているはずです。こちらもそんな視線を意識して、旋回の時など足を前に投げ出したまま片手でハンドルを切って、何食わぬ顔して作業を続けます。そのうち、うとうとっとして耕起ルートが曲がってしまって、あわてて戻ってやり直したりすることもあるのですが。