除草機が歩いた跡の水面には芽を出していた雑草が浮かんでいました。除草効果が目に見えた例ですが、本当に効果があったかどうかは、濁った水が澄んで、1週間後の様子を待たねばなりません。もちろん取り残しもあるでしょう。でもその程度が受容できる範囲ならば合格でしょう。随時観察報告していきます。
田植え後の田んぼの中で除草機を歩かせる時に気になるのは、機械を旋回させる所、枕地での苗の様子。
旋回時に車輪が乗ってしまった苗は当然傷付きますが、3輪走行の特性発揮で、機械操作に慣れれば苗の損傷は最低限にできそうな感じです。ティラガモの先輩ユーザー岡山のK氏によれば、長辺100mの田んぼなら、枕地での損傷による減収は全体からみれば1%以下。これを許容するか、歩行用の除草機を押すか、手で取るか、除草剤を播くかの選択です。
旋回時に車輪が乗ってしまった苗は当然傷付きますが、3輪走行の特性発揮で、機械操作に慣れれば苗の損傷は最低限にできそうな感じです。ティラガモの先輩ユーザー岡山のK氏によれば、長辺100mの田んぼなら、枕地での損傷による減収は全体からみれば1%以下。これを許容するか、歩行用の除草機を押すか、手で取るか、除草剤を播くかの選択です。
乗用水田除草機「ティラガモ」をわが家の父も操作してみました。田植機と同等の速度で処理できます。管理機はレバー等の配置が慣れていないのでちょっとどぎまぎしましたが、除草機部分はただ田んぼ表面を撫でていくだけですから、特別大変なことはなく楽ちんです。
田植機と同等の効率で一回歩くだけなら1日に1haはできそうです(岡山のK氏によれば一時に2回歩くことで、1回目に残った草も完全に処理できて効果が上がるといいます)。メーカーの説明によると、出た雑草を除くのではなく、出る前の雑草を出ないようにするのがポイントとか。そのためには米ぬか等の抑草処理をしない場合、1週間に一度処理すればほぼ抑えられるといいます。除草適期は約ひと月。すると、一台で5、6haは処理できそうです。大規模経営にしろ、共有にしろ、導入規模の一つの目安かもしれません。
田植機と同等の効率で一回歩くだけなら1日に1haはできそうです(岡山のK氏によれば一時に2回歩くことで、1回目に残った草も完全に処理できて効果が上がるといいます)。メーカーの説明によると、出た雑草を除くのではなく、出る前の雑草を出ないようにするのがポイントとか。そのためには米ぬか等の抑草処理をしない場合、1週間に一度処理すればほぼ抑えられるといいます。除草適期は約ひと月。すると、一台で5、6haは処理できそうです。大規模経営にしろ、共有にしろ、導入規模の一つの目安かもしれません。
今日実演したのは「みのる」製の乗用管理機に「ティラガモ」という除草機を装置したもの(販売メーカーは共立)。みのる式管理機は3輪走行のため苗の損傷も少なく、小回りがきく特徴があるようです。除草機を前輪と後輪の間に装置していることも最後部にある座席から作業状態を確認できる利点になるといいます。
前についたレーキで条間の雑草をなで、羽輪が苗株を挟みながら土表面をかき混ぜて株間の雑草を浮かせ、後ろについたローターで条間の雑草を埋め込むという構造のようです。
前についたレーキで条間の雑草をなで、羽輪が苗株を挟みながら土表面をかき混ぜて株間の雑草を浮かせ、後ろについたローターで条間の雑草を埋め込むという構造のようです。
台風4号がやってくるという不安定な天候の中、乗用水田除草機の実演会を開きました。茨城県や佐倉市といった遠方からの方も含めて、20人もの見学者が集まって下さいました。農家だけでなく消費者、行政職員、市議と多彩な顔ぶれは有機稲作への関心の大きさを示しているといえます。明日もまた別のところで実演をするとかで、メーカーの方々も大勢お出でいただきました。