のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ゴミムシは益虫

2005年06月21日 | 今年の梨づくり
 ナシの木の根元の草の中にはダンゴムシやらヤスデやらミミズやらたくさんの虫が棲んでいます。草を抜くとさっとすばしっこく逃げていく甲中がいます。ゴミムシです。写真に撮ったのは、セアカヒラタゴミムシでしょうか。
 名前や棲息環境から有機物を分解するムシかと思っていたら、肉食性のようです。ネキリムシやヨトウムシを襲う益虫とされるといいます。しかし、外敵への防御のために強い臭気を発散するヘッピリムシと呼ばれる仲間もいるようです。
 形の似たオサムシもゴミムシの仲間。手塚治虫氏が子どもの頃、このムシとよく遊んでいて、そこから「治虫」というペンネームが生まれたということを聞いたことがあります。最近は虫で遊んでいる子どもというのを見たことがありませんが。