のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

わが家もバケツ稲

2005年06月13日 | 今年の米づくり
 バケツという小さな田んぼで稲を育てて、その様子を観察しようという「バケツ稲」。小学校の総合学習や食農学習のプログラムの一つとしてすっかり定着してきましたが、農家にとっても学ぶことの多いものです。たとえば、秋に稲株をバケツから引き抜こうとすると、土がバケツの形そっくりそのまま出てきます。それは稲の根がバケツの中にびっしり張って土をつかんでいるから。稲はひと株でもこんなに根を張り出しているのかと教えられます。
 今年、わが家では4つのバケツ稲を用意しました。バケツの大きさや土の量などの条件は同じにして、それぞれに苗を1本、2本、3本、4本と植えてみました。はたして収量にどれだけの差が出てくるか。実際の田んぼとは違うのですが、興味深い結果が出ることを期待しているのですが。